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一般的にロシアに対する知識がある人はなかなかいませんが、これを読むと専門家とある程度しゃべれるようになります。
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ロシアのことがよくわかる。ロシアへ事業展開を考えている企業や、出張の予定のあるビジネスマンを対象に書かれている。人口減少経済であることや、石油・天然ガスなどの資源供給が主な産業だということを考えると、BRICsの一角と注目されているほど期待できない国だと思う。ちなみに、マンガは挿絵感覚で挿入されているだけで、理解を助けるものではない。
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・法律の整備はされていないが、官僚社会なので文書は大分重く扱われる国、それがロシア
・ロシア国内の金利は(この本が出てるときは)16-18%。だけどRUB建てだと3年超の貸付はしてくんない国、それがロシア。
・そういうワケで、投資先がサイクルの早い業種ばっかで、重厚長大の設備投資はされない国、それがロシア。
・基本的にF/Sは脱税目的で味付け。だから逆に追徴金を食らって一気に資金繰りが悪化する可能性のある国、それがロシア。
・ロシアの会社のオーナーはホントよく分からない。何故ならみんないつか会社が国有化・財産没収されるんじゃないかと思い、隠したがる国、それがロシア。
・輸入の180日ルールってのがあって、架空の取引のキャッシュアウトを防ぐために、前金にて輸入するときは、送金後180日以内に商品がロシアにつく必要ある国、それがロシア。
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ロシアに住んでいるからよく分かりますが、本当にこの本の内容どおりです。
先進国とはまだまだ言えない、外国人にはめちゃくちゃ生活しにくい、これからももっともっと発展が必要など、現状のロシアについてよく書かれていると思います。
ただ、隣ページに描かれている漫画が残念です。
吹き出しの字も綺麗ではないので、読みにくいです。
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ロケットも水爆も何でも作っちゃうんだけど
軍事機密が多すぎて民間利用になっていないということ。なかなか部品の技術レベルが伴わないことなど、結構大変
以前ウクライナに行ったときにダーチャに連れて行ってもらったけど、ここは、農作業してのんびり暮らすというか特別のものなんだという側面もあるという知識が深まった。
もともとは、ルーシの国(今のウクライナ)が発端。882年だから、西暦9世紀ごろからの国。
モンゴルに占領されて、その後首都がモスクワに移り19世紀のナポレオンの侵略を蹴散らし、ドイツも破った国。
人口は、日本より少なく1億ちょっと。
平均月収も2万円と少ない。(貧富の差が激しいのだ)
官僚主義。優秀な人は優秀。そうでない人はそうでない。
ユーラシア主義と西ヨーロッパ主義で揺らいでいる。そうだよね。これだけ大きく(日本の47倍の面積)広がっていて多数の民族を抱えているし、日本からヨーロッパまで接しているんだものなあ
インフラの料金も低く抑えられているから、改修工事もできず、またその悪循環。
もう一度読みたい本
ロシアって、すごく大きな国だけど人口は1億ちょっとしかいないとか意外だったり、知らないことが多いんだなあと思った。
で、実はいろんな国に攻め入られていて、ヒトラーによる侵略から免れようとしたりとか。
いろんな民族が集まって国家ってなっているから、
ロシア人と一言ではいけないかも。
シベリア鉄道でモスクワまで行ってみたいなあ。
経済の格差は、都会と地方では因泥の差のよう。
モンゴル、ナポレオン、クリミア戦争、アメリカとの戦争なんていう感じで、、
なんだか、守るために頑張ってきたのかもという感じがした。