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章ごとの落差が激しいのが難点か。★3.5くらい。個人的に面白かったのは、2、4、5、7、9、10章。
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この本を読んでから、ニュースで何気なくよくでてくる「心のケア」という言葉が気になるようになった。倫理学に興味を持ちはじめるきっかけとなった一書。
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ちゃんと全部読み切れてないからかもしれませんが。
「学」と題するわりには、全章をつなぐ支柱みたいなのは見えないかも。。。
「ケア」をキーワードにはして具体例を寄せ集めてみたところまで。て感じ。
『哲学塾』が、その「ケア」に関する考え方をまとめた本、こちらは具体事例をいろんな人から集めた本。この間をどうつなぐかなー、てのが今一つ読み切れてないです。
読み直すべきかも。
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disciplineではない社会倫理学を、との冒頭の表明に共感。面白い一冊。
第4章、池川清子による「実践知としてのケアの倫理」には脱帽。
「ケア」というワークを巡っての、古代からの(とくに近代での分節に注目した)考え方の変遷を基に、
「技術と倫理の緊張関係」についても語るのである。
「生物機械論」「科学と価値(価値自由論)」「テクネ―」といったキーワードたちでもって綴られる池川の思いは、狭い意味でのケアに限定されることなく、もっといろいろなことにも十分からめて読むことができる。