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大正モダンな雰囲気を出している文章と、全く現実感の無い表現。
さらに、「不思議の国のアリス」のように脈絡なく続く展開…。
登場する人物たちには、固有名詞が一つとして無く、顔の無いマーク・コスタビのポップアートのような世界を想像させる物語だった。
言葉の端々に微妙に、作者が崇拝してやまない作家たちの特徴となっている文字が散りばめられており、そんな些細な事に気づいてみたりしながら読み終わった。
これまでの作品とは全く異なる点は、人物名が無いことだろう。
戯言シリーズやりすかシリーズでの人物名の付け方は特徴的で、そこに姿勢を感じたのだが、今作はその特徴を完全に消して書かれていたのが興味深い。
元々、文学系に近いといわれていた西尾維新の作風がここへ来て、まさにそのものを書こうとしたという感じなのかな?と。
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私にはよさも意味もわかりませんでした・・・。これで厚かったら途中で挫折していた気がします。レトロな雰囲気はいいんですが、なんか読みにくかったです。
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ならば触れぬが吉である。
食わず嫌いこそが最良と知れ。
いらぬ情は持たぬに限る。
(P.29)
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なんだかわからないものが好きな生き物は、それをなんだかわからないけど楽しいと誇示でもして、自分を所謂ミステリアスに近づけようとでもいう愚考を犯すものなのか。
俺なら真摯にこう答えよう。面白くないわけではない。と。
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匣・パラフィン紙のカバーで古書を演出!
……うんまあ、内容は難しすぎて理解出来なかったって正直に言います。カッコワルー。一年経ったらもう一回読む。
本棚の演出に素敵な一冊。
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麻薬やりながら書いたのかってくらいラリった文章。円を描いた物語も美しいし、何より本のデザインが美しい。西尾維新ファンを二つに分ける1冊。
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「――映画を見なければならぬ。十七番目の妹のために。」 乗りに
乗る西尾維新、最新作は不可思議きわまる“小説” 講談社ノベルス
史上初の箱入り仕様!
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凄く不思議な世界です。だからといって、途中で投げ出してしまう様な中途半端なものでもなく完全に引き込まれます。私の感想的には、これも小説なんだ、といった今までの固定観念が覆された感じです。描写が少しだけグロテスクな点もこの世界観にきちんとマッチしているので拒否反応が出ずに読めました。凄い。本当に凄い。異端めいたものを過剰評価するのは好きではないのですが、この本はそんな事を思わずとも素直に素晴らしいと言えます。大正モダン的な雰囲気も、装丁も好き。そして五番目の妹が可愛かった(笑)
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1話目はメフィスト(小説雑誌)で読んだのですが、何がなにやら。
途中までは概要を掴もうと必死だったのですが、そんな努力はスルスルとかわされた感じ。
何も考えない状態で読むのが一番良いと思います。
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西尾維新の異色さ全開!
妹が死んでも又家にいるし、ガソリン飲んだり……
気味が悪い?
変?
その"違和感"を感じることが楽しいんですw
常識なんて無駄です。そのまま世界に入り込めた者勝ち!
個人的には★5つですが、身内には「意味が分からない!」と人気最悪でした。
人を選ぶということで★3つ。
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……まぁ、文学作品として言葉遊びの傑作としてなら読んでよかったのですが、これを購入してしまったことを後悔しました。
なんとなく何を書きたかったのかもわかるのですが、どうにもずれてるというか、なんというか。
作品感が私の好みとずれました。……結局の言い分が私には読み取れず…(涙
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とにかく解りにくい本
理解は出来ないけど読み終わったあとの胸のうちはやっぱり西尾さんの小説だなぁと思います。
時々ふと読みたくなる
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大ッ好き!入り込むまで大変です。持ってる常識とか全部捨てて一心不乱に読んでください。西尾世界を取り囲む壁にとけこんで、気づいたらもう外に出られません。
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西尾維新流純文学!独特の雰囲気があって他の純文学とはやっぱりちょっと赴きが違う感じですね 難点はちょっと高いところです。
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西尾維新好きなんだけど〜ぅぅ〜ん。
ちょっと濃ゆいわぁ。。。でもすっごくメルヘンなイメージが湧きました。グロイけど。