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映画を見に行くことになったのは妹が死んでしまったからだ。私は平素より視覚情報に関しては淡白を貫く主義なので、映画を見るのは実に五年振りのこととなり、妹が死んだのも、矢張り五年振りだった。回数を勘定すれば、共にこれが四回目である。映画を見るのは妹が死んだときだけと決めているのではなく、逆であり、妹が死んだからこそ、映画を見るのだ。そうはいってもしかしこうしょっちゅう死なれては私としても敵わない。日頃大きな口を叩いている友人達に合わせる顔がないというものだ。私には合計で二十三人の妹があるけれど、死ぬのはいつも、十七番目の妹だった。
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西尾維新特有不思議世界。
読む気が失せたらそこで終わりです。私には理解ができません。でも、雰囲気はとっても西尾維新らしいので素敵。
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「戯言」等で有名な西尾さんの作品です。
でも「戯言」とは全然作風が違うような・・。そこもプロだと思うのですが
なんか、超不思議です。読み終わっても馬鹿なあたしには意味が分からなかったorz
妄想で設定をつくって納得させるしかなかった、みたいな笑
不思議感を味わいたい人はおすすめです-
印刷の仕方がちょっと違ったんだけどあれってあたしが読んだやつだけだったんですかねー?;
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凄かった!
タイトルがしりとりだったりカバーが凄い豪華だったり最初びっくり。
文章が難しいんだけど面白い。西尾にしてはさらりと読めるかなと思った。
熊の子がすき。
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維新先生かぁ…。うん、いつもと違う。でもおもしろかった。こういう書き方のわりにはすらすら読めたし。
何となく『家守綺譚』を思い出したのだけど…。
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最初から最後まで意味が分からないので理解しようとしない方がいい。
これで意味不明な文の全てに意味があったりしたら、腹の底から驚きます。
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学校の図書室で借りて、10月末に読了しました。
難解すぎて訳がわかりません... 妹多すぎるし。 でも、熊の少女が「 」という結末は、頭を抱えて読んでいたのがなんかスッキリしたので良かった。
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意味不明なのは、多分最初から意味がないんじゃないと思う。無理に理解しようとせずに、この不思議な世界ではそういうものなんだと思って読めばいい。波長が合えばとても心地良いし、合わなければただの意味不明な文字の羅列。人にはお薦めできないけれど自分は嫌いじゃない。
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意味のない訳がわからない話。これにストーリー性を求めてはいけない。ただよく分からん、と思いながら不思議なことにイメージが湧く。挿絵のように。私は意識しないうちにこの作品が好きになっていたのかもしれない。でも人には勧めない(笑)印刷方法とかにこだわってるみたいですが…昔の新聞のようですね
08'3'6
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○2008/04/10
最近まで存在を忘れてたくらいなのでそろそろ売ろうかな、と最後に一読。…やっぱり分からん。
異世界というか、違う次元での話だということは理解できるんだけど。この文章の端々からにじみ出る不可解な感じが、西尾なんだけど、なんだけど…!という感じ。意外と嫌いじゃないってのが憎い(笑)
この人ほんとにこういう主人公と妹好きだよなー。
ストーリーとして理解するんではなく、見たことのない世界観を読むつもりでいればいいんだろうか。
西尾と言われて唸る反面、ものすごい納得。…でもさようなら。
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京極さんを読んでる感じな西尾ワールド。
奇妙な空間に引きずりこまれるかも?
カバーが特殊で、だから高い。
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まずい、西尾ワールド理解しきれない。
読み終わってそう思いました。私には理解しきれない、しかし癖になる。なんかわからないけどまた読みたくなる。
怪しい魅力抜群。
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考えて読むのではなく、考えずに感じろ!って感じです。つまりはよくわからないということです!ライトな西尾維新が好きな人にはお勧めできません!
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我々の世界ではありえない、不可思議な事象が当たり前の事として
認知されている世界。
星新一、阿部公房、長野まゆみ、三崎亜記、クラフト・エヴィング商會等が
好きな人、藤子F先生のSFが好きな人、
シュルレアリズムが好きな人、「優美なる死体」ゲームが好きな人、
等にはオススメ。
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――十七番目の妹が死んだので映画を見に行った。
装丁がとてもキレイです。西尾維新の書く純文学(?)。いつもの西尾だと思って読むと変な感じがするかもしれません。結局これが一体どういう話なのか、最後までまるでわからないで終わります。それが文学だと言えばいいのでしょうが、投げっぱなしな感じがしてしまいました。言葉遊びも抑え気味で、良い意味でも悪い意味でもいつもの西尾らしくない話だなーと。
五番目の妹が好きです。