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アウトドア雑誌「B−PAL」
にて連載中のおんなひとりの鉄道旅を書籍化、これ読むと電車好きになりそうな予感。
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今最も注目される「女性」「鉄道」フォトライター矢野直美さんが全国の鉄道を巡る紀行文。ライターだけあって文章がかなりうまい。カラー写真も満載。彼女は日経新聞やJTB時刻表にもコラムを連載している。姉妹本あり。
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BE-PALでの連載のとき、何度か読んでいました。
男性のひとり旅の師匠が関口氏なら、女性は矢野さん。
写真も素敵だし、旅先でのほっこりエピソードも旅情をそそられる〜。
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扱っている素材(鉄道)は★5つだが、文章に癖があって好みが分かれると思う。擬音語、擬態語が多い文章。
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女性である筆者が、一人旅で主にローカル線(3セク線含む)に乗車し、そこで触れ合った人々との話がつづられている。一人旅のテクニックも記載されているが、内容が個人の日記かブログのレベルなので、女性が一人旅をしようとした場合、情報収集本としての価値は低いと思う。ただ、掲載されている写真やカラーページの構成は良いので、本の中でも旅情を味わえるのが魅力か。
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アウトドア雑誌、ビーパル誌で連載されている、鉄子(鉄ちゃんの(鉄道おたく)♀版)の独り旅をまとめた本。女性ならではの視点論点で日本各地のあらゆる鉄道に乗り、その地、車内の人々との触れ合いを写真と文章で綴った作品。
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元はBE-PALといふアウトドア雑誌で連載されてゐたものです。イラストは『鉄子の旅』の菊池直恵さん。帯にも「いってらっしゃい、鉄子の旅へ!」と書いてあります。それにしても、この漫画家はいつも女性を寸胴に描くのでせうか。
全国40路線の旅が収録されてゐます。鉄子といつても鉄分はあまり多くないので、普通の人がローカル線ガイドとして読むのも結構。
地元の人たちとの交流が良いですね。矢野さんはテレビで拝見したことがありますが、相手に警戒感を抱かせずにアプローチするのが上手さうです。私が同じことをすれば、必ず相手は恐れおののいて逃げて行くでせう。
そして写真がとても綺麗ですね。フォトライターだから当然かも知れませんが、これらの写真を見てゐると時間を忘れるくらいです。
コラムでは、一人旅女性に対するアドバイスなどもあつて親切。通読するよりも、常に机の周辺に何となく置いて、くりかへし気に入つた箇所を眺める、といふ感じです。
ところでこの作品は、小学館からすでに文庫化されてゐます。文庫版は加筆されて、上下2分冊となりました。さらに菊池直恵氏の『鉄子の旅 ラピタ出張版』(旅の案内人・矢野直美)が収録されてゐて嬉しい(しかし縮小されて読みにくい!)。これから購入する人は文庫版が良いでせう。
ではまた会ひませう...
http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-28.html
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カラー写真あり、地図あり、おすすめ全国40路線。
日本ならではなのだから、ちょっと時間作って、鉄道っ子になりたくなる本。
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鉄道の旅に憧れる。
お金はそんなにかからないかもしれないが、鉄道旅には時間がかかる。
二日以上の休みを取れない自分にとって青春18切符なんて贅沢の極みなのだ。
そして日本は狭いながらも地形は変化に富むので様々な鉄道がある。
その中には観光目的に特化したものもあれば地元民の足として生活に根付いたものもある。
絶景を愛でるもよし、地域の人との交流を楽しむもよし。
そこには飛行機旅では感じられない旅情というものがある。
そんな風情ある40の鉄道旅をリポートしたのが本書である。
北は宗谷本線から南はゆいレールまで、新幹線からSL、寝台列車、路面電車までバリエーション豊かな鉄道旅が網羅されている。
以前から行きたいと思っていた路線やこの本で知って行きたくなった路線があるかと思えば「なんであの路線が無いの?」と思うこともしばしば。
「行った気になる」とまでは言わないが、「どこから撮ったんだろう?」と感心する写真も満載でパラパラ眺めているだけでも楽しい本だ。
しかし発行が2005年ということもあって現在は消えてしまった路線がいくつかあり、中にはちほく高原鉄道やくりはら田園鉄道のように本書内で廃止が示唆されているものもある。
新しくできるよりも廃止される方が多いのが鉄道だ。
もう見れない、行けない路線や列車に思いを馳せて寂寥感を覚える。
それもたまにはよいかもしれない。