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「わかるのしくみ」の著者西林克彦氏の本です。わかり方を分析してくれる分かりやすい本。
国語教師のみならず多くの方に
読んでほしいほんです。
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わかったつもりでも仕方がないような気もするし、どこまで詳しく知りたいかは本人次第だと思う。
モノの心理は非常に深い、ということを常に念頭に置いて行動するといいだろう。
「守破離」の「守」は奥が深いということ。
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2006/8/7読了。 「わかったつもり」とは「わからないところが見つからない」状態で安定ー停滞?してしまっているということ。 また、文章の意味は「正しい」解釈が1つあるとは言えない。整合性がとれている限り、複数の解釈があってかまわない。 その通りだと思う。
そうすると、書き手が意図している通りに読み手が読むとは限らないということで。。 「書いてあることがわかる」というのは何をわかったことになるのだろう。
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「わかったつもりになる」ステップから「よりわかる」ステップへどのように移れるか、という議論ではあるけれど、どちらかというと適切な指導者が適切に発問することが…という結論に落ち着かざるを得ないような気もします。大前さんの「質問する力」なんかと組み合わせて読むと少し面白いかも(視点はぜんぜん違うけれど)。
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文章を書く人に読んで欲しい本。「読む」上で人がどのような点で「わかったつもり」になるのかを明快にされており、どのようにすれば本当にわかるのかがわかる。引用の例題も適切で、非常に役に立つ。
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言ってることにはなるほど!と納得いきます。
文章を流して読む癖がついてしまった私には耳が痛いお話。
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「わかったつもり」という状態を説明し、原因を分析してある。特にスキーマとの付き合い方が紹介してある。バカにしているのか?と思うくらい「思い込み」を強調させている。
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本を読む上で、人が陥りやすく、しかもそれを自覚しにくい「わかったつもり」状態というものを、
いくつかの例題を交えながら、「あなたはこういう解釈をしてしまっていませんか?」と問いながら解説している本。
筆者の意図にもろに引っかかってしまい、自分の読解力の無さに気づかされた。
「スキーマ」ってのは役に立つしくみだけど、注意して使わないと思わぬ誤解を招く、ってことが分かった。
普段から注意するってのは訓練が必要だとは思うけど。なんか痛いとこを突かれた感じ。
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自分が普段いかに「わかったつもり」だけで文章を読んでいるかを思い知らされた。こうやって1度しか読んでいない書物のレビューを書いていること自体が、実はわかっていないことだらけであるはず。ものすごく恥ずかしい思いをする。(それでも書くわけだが。)小学生の読解問題集には「文章を最低3回読んで、次の設問に答えなさい。」という指示がある。まったく適切な指示だと思う。しかし、これは私達大人こそされてしかるべき警告だ。1度読んだだけですべての内容を理解したと思い込んでしまうことが1番危険であると著者は指摘する。それは、豊富な知識や経験を持っていると自負できる人間にこそ起こってしまいがちな事態なのだ。予備知識や先入観を払拭して初見の文章を読むことはできない。その必要もない。しかし、大切なのは、その初見の文章にそれらの知識や経験を装飾して解釈してしまわないように留意しながら読むことである。勉強になることが多い1冊だった。
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読解力がつかいないのは、なんとなく分かる状態=「わかったつもり」で満足してしまうことが原因であると述べている新書。(2007.5.20)
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読解力をつけるには「わかったつもり」(=わからないところが見つからない)という状態から「よりわかった」という状態に変えようとする姿勢が必要である。それらのことを認知心理学の知見を下にして「文脈」や「スキーマ」という概念を使い、わかりやすく順を追って説明している。この本では「文脈」の魔力がいかに大きいものなのかを教わった。「文脈」の設定いかんによって文章は変容するし、物事は変容するということを実感した。
(cf. 『畑村式「わかる」技術』)
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簡単な文章を読んだときに、わからないところはないけれど、なぜか違和感を感じることはないだろうか?そんな時はあなたの思い込みで文章を読んでるかもしれない。思い込みが発生する原因はスキーマや文脈の魔力である。わかったつもりと本当のわっかたの違いを意識することによりもう一段上の読解力を身につけよう。
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分かったつもりの中で会話が進んでいくことは多い。少し疑問に思っても、流れを止めることが憚られることもある。少なくとも、つもりに陥るおそれがあることを常に自覚する必要を教えてくれる。
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本なり文章を読む際に、いかに「わかったつもり」になって読み進めているかを解説。
自分にとって必要な情報だけをピックアップして、あとは読み飛ばしていくのが普通の読み方だと思うが、その読み飛ばしたことをもって「わかったつもり」になっているという、重箱の隅をつついたような著者の主張はどうかと思う。
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「わからない」のを「わかる」にしたくて読んだのに、なんか最初から「わかる」を前提に作られていて、正直透かされた。何か全体的に著者のコトバ遊びに付き合わされた感じ・・・
まぁ、結局凡人は凡人なりに本を読んでいくしかないようです。。。。