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ブラウザ選択の時代を読み解く みんなのレビュー
- Scott Granneman (著), 江村 秀之 (訳), 甲府方 重信 (訳), 小沢 英裕 (訳), 山口 悟 (訳)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:オライリー・ジャパン
- 発行年月:2005.9
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紙の本
青いeマークのアイコンをクリックしてはいけない
2008/09/22 16:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:元帥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
原題は「don't click on the blue e!」だが、この「ブルー e」とはすなわちMicrosoftのInternet Explorerを指す。
自分が何という名のブラウザを使ってインターネットを利用しているのか、案外知らない者が多いのではないか。
もしそうなら是非、読んでほしい。
現時点では90%の人間がそのIEを利用している。
IEとは、Windowsに最初から付属しているブラウザだ。
本書を読み終えて尚、IEをメインとして使うだろうか。
IEを利用する事の危険性を説き、乗り換えのブラウザとして
Firefoxを紹介する事が本書のコンセプトである。
三章立て構成となっており、
第一章ではどうしてIEがここまで高いシェアを握ったのか、ブラウザの歴史を振り返る。
第二章ではFirefox、
第三章では様々なブラウザを紹介している。
著者はFirefoxシンパというよりはアンチIEであるらしく、
苦々しくながらもOperaの優秀性を認めている事には笑ってしまう。
私はOpera6.01日本語版の登場以来、Operaを愛用し続けているが、FirefoxやNetscapeも、果てはLynxやw3mも利用する。
Webサイトの管理人は本書に一度は目を通して損はないだろう。
仕様書があるとは言え、その通りに動くとは限らず、ある程度、色々なブラウザで動作確認する事が望ましいからだ。
シェアこそ高くないのかもしれないが、こんなブラウザもあったのかと、感嘆の息をつかずにはいられない。
ブラウザに関するニュースが怒涛の如く飛び込んできた激動の
時代に、本書の翻訳作業は進められた。
所々に、いついつにはVer xx が公開と注として書かれているから、訳者達の苦労が伺える。
原文のみに目をやるなら、およそ客観的とは言い難いIEへの批判文だが、彼ら訳者達に敬意を表し、評価は最高点を与えた。
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