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著者は、茂木氏である。経歴はちょっと不明であるが、どうやらカリスマ講師らしい。
経済学の。そして、経済学が必要な国家試験受験者に指導を行い、相当数の合格者を
排出している。まぁ、わかりやすさって意味ではかなり期待できる。
そして、結果は「相当に分かりやすい」と感じた。
もちろん、あくまで試験対応を謳っているので、漏れはある。しかし、それがあっても
重要な点は逃していないし、従来の経済学の本よりもかなり分かりやすく説明してある。
特に、グラフ等の読み方・説明の仕方は抜群であろう。
実は、クルーグマンの経済学を読む前に、こっちの本を2回程度読んでいた。
その知識がクルーグマンの経済学を読むにあたって理解を促してくれたと思う。
また、その効果は抜群である。
もちろん、クルーグマンの経済学には、クルーグマンの経済学の良さがある。
それは、まどろっこしいと感じつつも大変助かる、多くの実例とリアル社会に当てはめた
説明である。これがないと、経済学を学んでも、”学問”としてしか身に付かない。
そう言った意味で、本書は恐らく”非難”される。
しかし、体系的にさくっと全体像を把握し、自ら社会とのリンクを創設できる人ならば、
本書で十分じゃないのか?ってのが、個人的な意見である。
まぁ、ここらへんは応用力が必要になるので、誰でも出来る分けではない点が悩ましい。
そして、かく言う私自身も、ミクロ経済学が腹に落ちていない部分も多少ある。
(毎日、その考え方を使わないとやはり劣化していくもんだし。。。言い訳?!)
基本的な知識・理論ってのは、一朝一夕では身に付かない。そして、身に付いても、
実際に利用できるのは、時間が掛かる。
やはり、毎日少しでもいいから、経済学的に考える癖を付けていこうかな。
と言いつつも、出来なさそう・・・(笑)
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経済学の知識がなくとも、一応は理解できる。
入門書としては最適かもしれない。
数学も中学校レベルなので全く問題ない。
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これをやっても、経済学がなんなのかは漠然としか分からない。
ただ公務員試験対応している面で評価するなら分かり易さという点では良だね。全部やったたと自信をつけ、次へ向かおうっていう感じ。