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人が人を見下してるようでなんだかなぁと。ところどころ台詞の言い回しやエピソードに面白いと思いつつも読後感も後味いいものではなく、奥田作品の個人的なランクでは下位に位置されます。
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この本に出てくる人たち、みんな嫌いだ。世の中の底辺で蠢く人々が連作で描き出されているんだけれど、どれもこれもありそうで怖い。みんな人を見下して生きているのかなぁ。親子でAV出演なんてあり得ない!と、思っていたらテレビでそんなことをしてる親子が出ていてたまげました。世の中にはいろんな人が生きているのですね。
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下ネタというか、エッチに関する登場人物が、短編ながらも最終的には繋がった形で話しが進む。笑える面白さというより、人間の弱いところが書かれてて面白かった。
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カバーを付けてない状態でおいてあったぞ。某大学図書館。とっても借りにくかった・・・
なんだか縁遠い世界だけど、ありそうで怖いな。今は縁遠いだけかもなんて・・・人間どおなるかなんてわからんもんかもしれん。まぁエロくて軽くて続きが気になって一気に読んでしまった。
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えーっと・・最近ブームな著者の本を制覇しようと手を出してはみたものの、こんな奇想天外な内容とは。けれど、その中にもこの人の凄さが垣間見える。普通の人と人同士が本当にこうして連鎖して人間は存在している気がする。鋭利な刃物で社会を横切りしたような本でした。
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こ、こ、これは!官能小説!!
びっくりしたぁ〜!
奥田英朗だったはずだよね??と何度も作者を確認してしまった・・。短編の中身が全部つながってるという話。
欠陥っぽいアパートに住む若い独身男性が、上階に住むホスト風のあんちゃんが夜な夜な連れ込む女性との情事を盗み聞きしては興奮する・・そして次は、そのホスト風アンちゃんの話。
そして次は、そのアンちゃんのところへ通ってる女の子の話やら、裏ビデオの世界にはまっていく主婦の話。バイト先のカラオケがしだいに裏の世界のスポットへ・・人はひょんな所からすべて繋がってる・・という。
色んな人が、たっくさんいるよね!!それを遠く遠くから見てみると、こんな事が起きていたのか!と。
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「ララピポ? ナンダソレ。聞イタ事ネェナァ。」
と考えながら紀伊国屋bookwebで検索→表紙の画像を見て即買い。
表紙から、エロ系のライトコメディを想像していましたが、内容はあまりにも現実味を帯びて、昼メロ真っ青のドロドロ感を漂わせています。
オムニバス形式の全6章。ただ、前編と後編の話はリンクしており、Aさんが主人公の話にBさんが登場し、その次の章はBさんのお話。しかも時系列が全章に渡ってほぼ同一。
しかも、最後のFさんの話がAさんとリンクしているのだから、著者のセンスの良さに感嘆してしまいました。
『人間万事塞翁が馬』とは良くぞ言ったもので、勝ち組人生を突き進んでも、いつ負け組みに転じるか分からない。
また、これだけ価値観が多様化した現代。ある人には勝ち組に見えても、別の人には負け組みに見えるかもしれない。
善と悪の両方の心を持つ『人間』なのだから、この世は不公平で当然なのだ。
ただ、今成功している人だって、相応の『努力』をして(相応の『努力』を引き換えに)築き上げてきたのだから、人間一人一人に与えられたエネルギーは、もしかしたら『公平』なのかもしれません。
かなーりディープなメッセージを投げかけてきますが、紳士淑女の方は読まないでください。
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ものすごくうまい。まず、コレに尽きる。主人公を一人づつ変えてって登場人物を少しずつ絡めてある。すべての話がほとんど同じくらいの時系列で短編集ぽくしてある。
すごく面白いのにすごくダーク。奥田英朗らしい感じです。
書き方のタッチは笑えるんだけど、リアルにどろどろな感じが笑えない。笑えないのにそこが面白い。みんながみんな少しずつおかしい人たち。一番マトモなの、スカウトマンのナンじゃないかと思えてきた。まったくマトモじゃないけど。
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つまり、短編集のようなんだけど、リンクがはられてて、あっちの登場人物がこっちにでてたり…っていう設定に私は弱いようだ。性欲についてはともかく、ふてぶてしさ、物悲しさ、焦り、変身願望などなど、誰も仁ありそうな感情をつつくのが上手い。
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帯には「最新爆笑、小説誕生!いや〜ん、お下劣。」とあります。少しずつつながった6つの物語。確かに下劣。でも笑えません。1話目の途中までは爆笑しながら読んでたけど、ラストでエッ!?と感じ、2話目からは全く笑えなくなりました。っていうより怖い。「最悪」や「邪魔」に通じるものがあるかも。
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あっはっはー。痛快だわ。
なるほどね〔a lot of people〕だからララピポ。
確かに、世の中色んな人がいるわね。
そんな「色んな」人を描いた気軽に読める一冊じゃないかな。
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全体的にエロな表現だが、人間身のあるエロでした。短編集だが短編集ぢゃ無いという読みやすさ。ちょっとォィォィ的なバカらしさすべて最高です。
私の奥田ワールド加入作はこれでした。
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エロいのでびっくりした、電車で読むのだけど覗かれたらとハラハラしちゃいました。(でも最後まで読みましたよ。)
短編だけど絡まりあってました。
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対人恐怖症のフリーライター、杉山博(32歳)。NO!と言えないカラオケ
BOX店員、青柳光一(26歳)。AV・風俗専門のスカウトマン、栗野健治
(23歳)。文芸コンプレックスの官能小説家、西郷寺敬次郎(52歳)。
専業主婦にして一応AV女優、佐藤良枝(43歳)。デブ専裏DVD女優の
テープリライター、玉木小百合(28歳)。選りすぐりの負け犬たち、
ここに集合。最新爆笑小説
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まじ下品。でもなんだか妙にリアルでシュールだった。こうゆうの書くの上手なのよね奥田さん。それぞれのストーリーのリンクのさせ方はほんとによくできてます。