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フランスは徹底的な大人社会。
子供にとってはきびしすぎるのでは?という思いもあるけど、大人(特に女性)にとってはとても良いシステムや考え方が当たり前にあるので個人的にはとてもうらやますぃ〜と感じましたよ。
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2007.3/17
「フランス人の子育ては大人中心。日本の子育ては子ども中心」子どもを預けてデートや旅行をするのが当たり前の環境。そういう考え方の人ばかりだったら子育てもしやすい気がする。少しは子どもと離れて息抜きする必要がある。フランス人は年を重ねても女は女。夫から性的魅力をそなえた女として見られることを重視する。無痛分娩にも興味あり。痛くないほうがいいに決まってる。
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仕事だけでなく、結婚さえも『終身』ではなくなる。そん日本もすぐそこなのかもと、離婚したばかりで、落ち込んでいた私が、その時出会った一冊でした。“恋愛大国フランス”に学びたい、そんな気持ちになりました。
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なぜフランスの出生率は1.9人と高いのか。日本との違いは何かを、女性、母、主婦、仕事人(翻訳、通訳)の立場で書いています。日本とフランスの社会のシステム、男女、親子、慣習、社会通念の違いなどが、伝わってきます。安倍総理や政治家に読んで欲しい1冊です。家に帰ったら「愛しているよ(ジュテーム)」と言おう(何故かを知りたい人は本を読んでください)。【さとう 2007,08/31】
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フランスに共感できる部分と、やっぱり日本がいいな、と思う部分がそれぞれありました。でも総じてフランスはやっぱり素敵です。日本も家庭が中心になればいいのに。
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ヨーロッパではアイルランドに次いで出産の多い国フランス。
20年低下し続けた出生率が底を打ち、90年代半ばから上向きに。
30代になってから産む人が増えたというのも大きな理由。
フランス人と結婚して2児を産み育てている筆者の実感溢れるレポート。
労働者の49%は女性。
子どもの45%が婚外子。これは一人で育てているケースは意外に少なく、事実婚が普通になっているということだが。
育児休業が普及し、子ども預けるシステムも充実。
婦人科の診断はきめ細かく、女性の発ガン率なども低い。
公教育はほとんど無料。とは何ともうらやましい!
フランスでは1960年代に自由化されたピルが日本では1999年やっと解禁にいたった偏見など、よくわかります。
子育ては日本式にも良さがありますね。
フランスではカトリックの影響が強く、中絶の自由化は70年代と遅れたという特殊事情も。
女性が産む選択を出来るようになってしばらくは出生率が低下、ほかの法整備が進んでからは産む自由を選ぶようになったようです。
日本では心身に負担の大きい中絶手術が主におこなわれ、ピルによる方法が普及しないのは問題と思われます。
2001年に連載された内容。第54回日本エッセイストクラブ賞受賞。
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5/29
日本とフランス(特にパリ)を比べて、恋愛、結婚、出産、子育ての違いを統計や著者の経験を元に書いてある。
私はまだ社会に出ていないし日本のシステムがどれくらい整っているかとかはわからないのだけど、
女性としての権利はフランスが圧勝。仕事と出産、子育てが両立をサポートしやすい環境が整っている。既婚未婚にとらわれずに。
子育てでは、子供中心の日本と親中心の違いが興味深い。
文化が違うから、日本をまんまフランスみたいにと言うのは無理な話で、たとえそうなっても会わない部分が多々生じそうだけど、女性が産む選択をしやすい社会を支援するシステムは日本でも見習うべき部分がたくさんあると思う。
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フランスの労働人口のうち49%が女性というのは驚きだった。というのは、子供を産んでからもヌヌーという子守りを雇ってバリバリと働き続けるママが多いからだ。そして子供を置いて夫婦でバカンスと・・・子供中心の生活をする日本では考えられないことが多々紹介されてあり、かるいカルチャーショック(笑)とともに、かなり羨ましくもあった!!
「子供を欲しがるフランスの現在は、女性の自由を尊重し、カップルの生活が充実し、女性の性にまつわる不利を改善し、母親の負担を軽減した結果だ」
フランスの女性たちがここまでの自由を手に入れたのは、長いあいだの女性に対する抑圧に戦って勝ち得たもの。
とはいえ、まだまだ女性の地位が完全に男性と同等とは言えず、課題はありそう。しかし、日本よりもずっと女性の自由が進んでいる分、行政・また日本人女性が見習うべきところはたくさんある。
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結婚、出産、育児などにおける日仏比較の本。
知らなかったことが多くて勉強になりました。
どっちが良いとかないけど、全然違うんだな、と。
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フランス人の夫(バツイチ)とパリに住み、2人の子どもを育てる著者。フランスの出生率は2000年から上がっている!パリの結婚事情、ワーキングウーマン、夫婦関係、子育てに関して、国民性・制度面・トレンド、・・・数字の引用もありますが、基本的には著者の感覚を基に書かれているのがおもしろい。私自身、会社をやめて結婚することを選んだり、前職が人材系で、特に退職前に接したスタッフさんがきっかけでワーキングマザーの在り方について悩んだというタイミングだったので興味深かった。目から鱗のことも多かった。
専業主婦&子どもを養える男性はこれから減る一方だと思うし、でも出生率の低下はかなり解決優先度の高い問題なので、取り入れられるものは取り入れるべき。でも、国民性や文化が相容れないものも多いので、見本にしながら日本式を見いだす柔軟さはもちろん必要ですね。
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噂に聞いた、フランスの子育て支援の充実ぶりを垣間見る。
事実婚でも差別されないのもまた!
産後ケアへのサポートもすごい。
でも文化も違うから日本は単純に真似するのも不可そう。
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フランスの妊娠出産育児事情と日本の比較。
筆者はフランス生活が長い日本人なので、日本の最近の育児は知らないとある。
働く女性は特別なものではなく、また、子どもがいる女性も特別ではないというフランスの考え方は非常にうらやましく思った。
日本はいまだに女→仕事しないで家にいる
という考えた根強い。
フランスはそうではなく大事なのは「個」であり、
子どもや仕事などで自分の大切な時間を犠牲にしたくないという考え方だと感じた。
良いか悪いかは別として、
自分がどう行きたいかを尊重することで
子どもが増え、 国としての安定を確保できるのであればそれに越したことはないのに、
どうして日本は何の手も打たないのか?と非常に情けなくなった。
でも、フランス人みたいに
常に性の対象であり続けるためにおしゃれをしたり、妻に優しい言葉をかけたり、
はたまたほかの男の人を好きになり、その人のところにいく・・・
みたいなのはイヤだなぁ、そこだけは日本人でよかったと思った。
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「パリママの24時間」に引き続き、こちらの本も読んでみました。
仕事、恋愛、結婚、出産、子育て。女性の生き方についての世界観が見事にひっくり返ります。というか、視界が開ける。
日本でも、夫婦共働きが常識になりつつあるのに、いまいち女性の地位が尊重されないのはこういう訳か・・・と。
だからと言って、これを読んでフランスを大絶賛するというところまでは行きません。フランスにはフランスの良さが、そして日本には日本の良さがあるなと感じました。
こうしいなくちゃ!と頭でっかちになるよりは、他の国の文化を見て、他の考え方もあるのだなという風に頭を柔らかくするのも大事だと思います。心が軽くなるんじゃないかな。
世の働く女性、お母さま方、世の中の常識に捕らわれず、自分ルールで生きたっていいんだよ!
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フランスの女性、結婚、出産についてもう1冊。
『ママより女』は日本在住フランス人によるものだったが、今回はその逆。
フランス在住の日本人女性の目線でとらえたフランス女性事情。
大体内容は同じようなものだったか、フランス流万歳、日本流万歳ではなく、日仏比較やそれぞれのメリットデメリットなどもちゃんと織り交ぜられていて面白かった。
離婚についてはやはり子供の存在をどうするのかという点が気になった。
フランスは親権放棄の必要性がないらしく、別居、離婚していても双方が養育に関われるというのは良いかもしれない。
ただ、子供の視点からすると、父親と母親が他人になってしまうのは寂しいことなはず。。
女性の家庭と仕事の両立についてはなかなか興味深い。主婦が少ないフランスでは、子供をベビーシッターや子守に任せる家庭も少なくない。
また、フランスでは男性に2週間の産休制度が認められており、取得率は約6割。日本でも是非みんながとれるようにしてほしい。
社会制度としてフランスの方が日本より働く女性を奨励している気がした。
でも逆に外で仕事するよりちゃんと自分で子育てしたいと思う女性が生きにくくなっているという気もした。
働きたい人は働ける、家庭に専念したければそれでもよし、と選択の自由がほしい。
「女が自由に幸せに生きられるようにしたら、自然に女たちは、自分から子供を産むようになる」
少子化に悩む日本社会が取り組むべき課題である。
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少し長いけど、フランスの出生率の増加の理由がわかった。女性が子供を産みたくなる国の政策にすごくうらやましかった。日本とは全然違うからフランスのいいところを取り入れるのは難しいと思うけど、もう少し日本の助成などや制度など、寄ってほしいなと思った。完全な大人中心はどうかと思うが、パートナーとデートしたり、優しい言葉を言ってくれるのがいいなの思った!