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うーん…なんか展開がはやいというか、場面がころころかわり過ぎてのるにのれない感じだった。
最後の最後におお!と思う展開だったけど、それまでが場面がころころかわる割に単調というか、状況も変わっていってるんだけど、あまり躍動感とかなかったなー。
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文章の書き方というか、段落の付け方というか、その辺があまり上手ではないので、読んでる途中でいきなり主体者が変わってることがあり、読みづらい印象。
話の方は、「実際、誘拐事件ってこんな感じかもね。」と思える。実態がはっきりしない間は、「これ、ホントに誘拐されてんの?」という。
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抹茶の練りこまれた緑茶ソフトクリーム。
(以下抜粋)
○死刑囚は死そのものよりも死の予感に怯えるのだろう(P.271)
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比喩表現が多くて少ししつこく感じた。
視点が突然変わるから誰が話してるのか分からなかったり、対策会議でいきなり知らない名前が出てきたのでこれから活躍するのかと思えば忘れた頃にちょろっと名前が出るだけだったりするのが気になる。
でも真犯人ならぬ真被害者というのは新鮮。
でもラストはあまり好きじゃないなあ。いきなり事が大きすぎるというか…
あと猫好きにとってはちょっと不快だった。
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初めての連城三紀彦。恋愛やミステリの名手ということしか知らなかったけれど、井坂幸太郎もいくつかの作品に影響を受けたと聞いて、以前から気になっていた作家だった。
この作品については、もしかしたら最初の一冊としては選択が謝っていたかも……
埼玉で起こった幼女誘拐事件だったが、物語が展開するにつれ、本当の被害者が別にいることを匂わせ、さらにどんでん返しが待っている。このどんでん返しの構築がちょっと弱いかった。
被害者・犯罪者・捜査陣それぞれの主観から描いたある種の群像劇とも言えそうだ。人物の造形はなかなか納得できるものではあったが、それでも各人に自分の思いを重ねることは難しかったなあ。
というわけで最後のオチを読んでも感動とまではいかなかった。
別の作品に期待!
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タイトルからものすごくグロ怖い話を想像してびくびくしながら読みだしたのだけれど、そういうのではなかった。真面目な警察ものだった。二転三転する展開といい、格好良すぎないけれどさりげなくいい味を出している主人公(刑事)といい、面白かった。脇役含め、キャラクターの描写にはそれぞれに味わいがあったのだが、展開の進め方にやや理屈っぽく説明的な感があったかも。ラストが好き。
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会話の途中大事なとこで何かが起こって中断させられる、という場面が15回くらいあったんじゃないかな。
アイデアはすごく面白いのに、全編通して見るとあざとい。
でも後半、特に最後はゾクッとさせられたので星3つ。
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先に「造花の蜜」を読んでいて、この話を読み始めて
あれ?また誘拐ものか…なんかところどころ設定も似てる…と思い、嫌な予感がしていたが、この話の最大の罠までも全く同じだった…。こんな使いまわし許されるの??期待して読んだのに、がっかり。
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書店の超オススメコーナーにあったので購入。
スピード感あるサスペンスで、今までにない誘拐劇にのめり込んでしまいました。
とにかく伏線が多くて、終盤回収するのが大変だろうと思いつつ読み進んでいましたが特に混乱することなく読了。新しい発想の面白い作品でした。
読みやすい文章でテンポが良かったので、政治的な絡みが入ってくる作品があまり好きじゃないのですが楽しく読むことが出来ました。
ドラマ化したら面白いだろうなと思っていたらwowowで既にされていましたね。概ねぴったりのキャスティングでしたが、温水洋一さんだけが思っていたのと全く違っていたので残念です。いや残念ということはないか。
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自分の読解力がないのも原因なんだけど、読みにくかった。
誰が喋ってるのか、誰の独白なのか、誰の心境なのか。
でもまあ、それなりにおもしろかった。
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本篇のポイントとなる「復讐」の描き方が「動物、檻」に引っ張られすぎて、動機が入ってこない感じがした。
連城作品を初めて読んだのですが、「恋文」からにしておけば良かったかと少し後悔。
ラストは良かったかな。
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帯の内容によって、期待してしまい、期待ハズレへ…。かなり中盤まではダラける感じでした。徐々に読ませてくれるんですが、ラストがなんだかな~。ユキをもっとキャラ立ちしてたら楽しめたのに。残念!
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先日人騒がせな『誘拐事件』の連絡をした女から
また再び誘拐事件だという電話が。
またどうせ…と思って行ってみたら、何と誘拐は誘拐でも
被害者は隣に住んでいる人、だった。
狂言なのか本当の誘拐なのか、犯人は一体誰なのか。
誰もかれもが怪しくて、4歳の娘までもが
怪しい感じで流れて行きます。
犯人の狙いも妙に分からなくなってきた、と思ったら
どうやら固まってきた犯人の目星。
けれどまた、わけの分からない状態へ。
しかもまさかの落ちがあるわ、1億円の驚きの使い道。
ドラマでしか見た事ないですよ…そんな使い道。
ある意味豪勢?w
しかしこれ、母親の立場に立ったら恐ろしい状態です。
恐怖どころではなく、発狂しなかったのがすごい。
確かに信じたく思うのは犯人です。
警察、四六時中張り付いてくれてるわけはないですし。
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もう次が読みたくてしょうがなかった。
誘拐、盗聴、汚職、動物、流血と興味深く、人間の内面の描写も緊迫感があり面白かった。
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このミス ベスト10、2003年版7位。久々にミステリーっぽいやつ。アイデアは独自性があって面白いけど、ちょっとひねりすぎ。ストーリーも表現もちと難しいし、動機とかの説得力に乏しくぼやけた感じになってしまって惜しい。