紙の本
ガバガバ儲けるブランド経営
2005/10/26 17:24
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブランディングができていない会社の社員だった - この投稿者のレビュー一覧を見る
新規ビジネスの立ち上げを何度か経験したことがある。
そのたびに、ブランドの本も何冊も読んだが、
それらのほとんどは役に立たなかった。
最新やかっこいいスーパーブランドの事例を
おしつけるばかりで、いつも身の丈にあわなかった。
でも、今日この本を読んで、
「そうか、この手があったのか!」と何度思ったことか。
この本の事例は、どれも現場の視点で語られているため
自分の仕事の現場に、どう生かせばいいのかが非常に現実的に
紹介されている。
今、仕事で悩んでいる立ち上げ担当者には、今日から役に立つと思う。割と一気に読める本だ。
紙の本
誰もが取り組める経営の哲学書かも。
2005/11/13 18:32
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ココアに会いたい - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに騙されてはいけません。これは実用書である以上に、経営の本質を平易に語る哲学書です。大手広告会社が書きたくても書きにくかった視点が提示されたブランディングについての多くの示唆に富むスグレもの。代理店マーケッターはこの哲学への対案を提示しないと生き残れないかも。。。
紙の本
今日からでも実践できる素晴らしいノウハウ本ですね。
2005/11/21 09:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぼんぞう@神戸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マーケティング本は数あれど、今日から実践できる本はマレだ。
と言うかここまで儲けにこだわった本は更にマレだ。
更に更に、それをブランドで語りきる本はこの一冊だけだろう。
1500円の成功の手引き。怪しいか。
1500円のヒミツの指南書。更に怪しい。
目指せアマゾン第一位。
紙の本
タイトルは扇情的だが、内容は論理的で実務的
2005/10/25 08:56
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紅やん - この投稿者のレビュー一覧を見る
派手なタイトル、敬遠する人も多いに違いない。
しかし、内容についてはアーカー等とも比較しうる論理性を持っている。その上で、実際に自分でブランドを創るためのワークシートなどもあり、実務性も高い。
少なくともブランドを「簡易な日本語で説明している」本というのは、かなり珍しいのではないか。
実際、ブランドの問題は「コンセプトづくり」のレベルではなく、「現場力をあげる」レベルに移っている。そこでは、現場で理解できる・分かる・見える事が重要であり、これくらい易しいものでないと通用しないのが現実である。遠藤功先生の『見える力』のブランド版とも言える。
ただ、惜しむらくは「中小企業向け」という割りに中小企業の事例がもう少し多い方が、と思う。
今までのブランドの本は、マーケッター、広告・広報関係向けが多かったが、経営者や「営業」の人が読むと良いのではないか。
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所有者・O・T
ガバガバ儲ける ブランド経営
http://www.brand-ing.jp/
PART1
クラブツーリズム
他社と比較できないカスタマイズできる旅により価格競争から逃れる
http://www.club-t.com/
・非競争な状態を作る ・主観的な満足に狙いを絞る
ブランドの主人になれる。
作業の標準化
クリエイティブ ブリーフ
クリエイティブブリーフとは、
誰に対して
どのような手法で
どんなメッセージを伝達し
結果どのようなことを達成したいのか
例
http://www.kyosei.jp/rinen4.htm
http://www.yytown.net/~koukokukaigi/blog-study/archives/000564.html
●クリエイティブ・ブリーフ本書の例のダウンロードURL
http://www.brand-ing.jp/books/cb.html
マニュアルは自分で考える問題集
PART2
ソリューションをブランド化するために あなたの友達10人に、インタビューしなさい
はてなを利用してやってみました。 とても参考になります。
◎感想
EC協議会か何かで薦められていたので読んでみた。
名前からは創造がつかない程の良書、経営の基礎を教えてくれる。 1年に1度くらいは読み返していく必要があるとおもう
この本で言っているのはブランドとは名前とか商品ではなくて、あくまで主観的な満足を意味しており、商品の優秀さなどは一部分でしかない、本当にお客さんが何を望んでいるのかを中心にしてこそ、作られる。
例えば今、ディズニーランドのCMが流れているが、それで伝えているのはミッキーに会えることではなく、子供の笑顔を見ることができるということ、これがディズニーランドにお客さんが求めていること、
故に精神や心を満たすことこそが求められている。
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書評はありません。
◆本から得た気づき◆
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同じような仕事をするライバルに対して2~3割高い顧客単価を目指す
ブランド=お客にビジネス(お金を払う価値)を見せること=ビジネスの幅
ブランディング=従業員にビジネスへの参加(=価値創造)を促すこと=品質管理と生産性アップ
日本型TQCからブランド型TQCへ
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◆目次◆
1 「儲けの論理」をつかめ―ブランドが見せる21世紀の儲け
20世紀と21世紀の間に儲け断層がある
高価格への挑戦
高品質・高生産性への挑戦
ブランドの定義
2 「ブランド」を設定しよう―客単価アップの実践
「何」に名前を付けるのか?
名付けの「単位」は?
「ソリューション」に名前を付ける
「メソッド」に名前を付ける
「お客さま」に名前を付ける
「場」に名前を付ける
3 「ブランディング」を整備しよう―品質アップ・生産性アップの実践
「誰」にやらせるのか?
「バカ者」
「キレ者」
「ヨソ者」
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/fe1fdde1e5fde1b5.png
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現在、新潟・長岡でみんな大学を主催している小出正三氏の本。
題名の下品さに反して、内容はシンプルで無駄がなく、非常にわかりやすい。客側の主観であり、曖昧なブランドの概念を、具体的に、かつ会社側の行動にまで落とし込んでいるところは素晴らしいの一語。
★いい製品をより安くより多くの人に売る薄利多売→顧客を特定してビジネスの幅を広げて製品の商品価値を高め、顧客の満足感を高めることで単価を高くする。
競争して同業の値段競争に入ってはいけない。自分の土俵で戦い、他と競争しないことが価格設定にとって最も重要。そのためには、自分の土俵自体の幅も必要。
★ブランディングするものは、客にとってのソリューションであり、企業のメソッド(品質へのこだわり)であり、意見やスタイルが統一された特定の客のグループであったり、さらには会社がそれら特定の客のグループと深いつながりを持つ場(現実の、あるいは仮想空間の)であったりする。
その意思が会社内で統一、徹底されたときに、外部から見て一つのブランドとして認識される。
★社内でブランディングを進めるためには、バカ者、キレ者、ヨソ者が必要で、オリジナルの価値観を仕事の中に見出せる人間、それを評価し全体に普及、アジテート、普遍化できる人間、客の立場で客観的に評価し、フィードバックできる人間が必要である。