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・もったいないとモノの増殖が同時に存在する…かつてモノは貴重だった。大量生産大量消費の現代生活が始まるまで、ほんのつい最近までモノは使い切るまで大切にされ、そのモノの用途が終わっても別の形で再利用したりしてそれから処分された。だから「もったいない」が美徳だった。しかし今は違う。モノが貴重な時代からモノが溢れる時代までの変化があまりに急すぎた。我々は「もったいない」という美徳の名残りと、モノの増殖という新しい事態の間で、困り果てている状態なのだ。そのジレンマから逃れなければならない。自分に合った楽しく豊かな暮らしを考えるために、まずは「捨てる」ことを肯定する。「もったいない」で済ませていないで捨てる作業によってモノの価値を検討する。物は使ってこそ生かされる。「もったいない」という言葉で封印しては結局物の生殺しだ。使う物はとっておく、使わない物は捨てる。封印を解いて手を動かすことで、あなたにとっての物の価値が見えてくる。
●捨てるための考え方
・「とりあえずとっておく」は禁句
・「仮に」はだめ、「今」決める
・「いつか」なんてこない(3年使わないものはいらないもの)
・「聖域」を作らない
・「これは捨てられるのでは」と考えてみる(捨ててしまって本当に困るものはほとんどない)
・捨てる基準を決める(”いつか”捨てよう、”使い切ったら”捨てよう、”いらなくなったら”捨てよう、といったあいまいな基準を排除する。"3年たったら"捨てよう、"1回使ったら"捨てよう、"新しいのを買ったら"捨てよう、といったようななるべく感情の入る余地のない明確な基準を決める)
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「シンプルな生活」「ものを片付ける方法」などこの手のカテゴリの本は好きであれこれ読んでいるのだが、こういう本が次々と出てきている状況を考えると、きっとそれらを読んでも身の回りはすっきり片付いたりはしてないんだろうな、と思ってしまう。
このところ読んでいるこの手の本の共通項として、整理法・収納法に頼らずに、必要以上の物は処分してしまう、というのがある。
私自身が、整理法には限界を感じていることと、年齢が上がって来た現実から、そんなに使い切ることなんて無理だろう、という思いがあるために、自然にその方向に選択が向かっているのかもしれない。
表題にあるように「捨てる!」ことを奨励している本書だが、そのぐらい思い切って言った方が、とにかく貯め込む性分の読者にはインパクトがあるのだろう。たくさんの「捨てちゃえば?」と思われる具体的事例が出てくるので、それを読んで一つでも「こういうことあるよ」と思えれば、そこだけでも捨てたらいいと思う。
一度に片付けるのは無理。やれるところから。
我が家でも、本書を読みながら、多少貯め込んでいた物が処分できました。そんな重い腰を上げるきっかけにはなる本です。
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断捨離やらときめきの片づけやらの本を読んだ後に読んでいるので、目新しさはなかったけれど、「捨てる」事にフォーカスした本は当時めずらしかったようで、画期的だったのだと思います。
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整理や収納術ではなく「捨てる」という戦略によって、部屋を片付けるという目的を達成するためのメソッドや考え方が詰まった一冊!!
・所有する数を決める。
・「いつか」なんてこない。「いつか」に逃げるのは、自分の判断基準が曖昧だから。
・必要なものには「とりあえず」という気持ちすらいだかない。
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第一刷が2005年。もう13年経っているわけだが、13年の間に「捨てること」は、随分と浸透したように思う。当時は革新的な考え方だったと思うが、敢えて今読む必要性があまり感じられなかった。
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2000年に出版され、130万部の大ベストセラーとなった『「捨てる !」技術』の増補版。作者の辰巳渚はお茶の水女子大から西武百貨店系のパルコに入社し、筑摩書房の編集者を経てフリーとなった【考現学者】である(世相や風俗などの社会現象から現代とは何かを見いだす学問の研究者)。「あなたが死ねば全部ゴミ」という衝撃的なフレーズで、捨てるという行為を感情から切り離した「技術」であるとし、後の断捨離ブームの火付け役となった。近年は掃除や食事の作法などを親子で学ぶ「家事塾」を主宰、日常生活から人と地域の未来を考える場として「生活哲学学会」を設立して活躍中だったのだが、2018年6月に長野県軽井沢で自ら運転する大型バイクの事故で帰らぬ人となった。少し急ぎ過ぎた感もあったが、充実した人生だったと言える。
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考え方がきちんと整理してあって良かったが、自分のミニマリスト志向ができあがりつつあるので、15分で速読。
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捨てるための技術が網羅されている。このうちのいくつかを実践するだけで家が片付く気がする。捨てる決断を後延ばしにしないことが大事なのだと思う。
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辰巳渚(本名:加藤木綿子)氏 (1965.11.27~2018.6.26 享年52 バイク事故死)、2000年刊行の「捨てる!技術」で、物が余ってる時代における新しい生活哲学を提唱。この本は、新装・増補版で2005.12発行です。著者の「捨てる技術」、かなり採用させていただいています。①「とりあえず」は禁句 ②「いつか」なんてこない ③持っているモノはどんどん使う ④その場で捨てる ⑤一定量、一定期間を過ぎたら捨てる。
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まさにモノを捨てるためのコツや心構えを説いた本。
「もったいない」の本来の意味は、「モノそのものが本来の目的を果たせないこと」であったということから、モノを使いもしないのに取っておいたりしまいこんだりしていることこそ、「もったいない」のだ、と著者は訴えている。
人がモノを溜め込んでしまう心理的要因を示しながら、どうやってその考えを転換していけば良いかという「心構え」と、具体的にどうやって捨てていけば良いのかという「技術」の2つのあアプローチから解説してくれる。
個人的には、すでに実行に移している事が殆ど(ある一定期間1回も着なかった洋服は捨てる、購入してはみたものの本来の目的が果たせないとわかったらそれは勉強代と割り切ってさっさと捨てる、など)で、参考になる情報はあまりなかった。とはいえ心構えの再確認程度には役に立った。
しかし、いわゆる「捨てられないオンナ/オトコ」な人には、うってつけの本かもしれない。
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著者本人もあまりうまく捨てられない人、ということだったので、あまり参考にならなかったが一つだけ読んでよかったと思うフレーズがあった。
常に、「これは捨てられるかな?」と考える、ということ。
逆に「これはとっておけば何かに使えるかも」、とは思ってはいけない。
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捨てる時を定期的に作る、モノが邪魔と思った時に捨てられないか?と考える、この2つを実行するだけでモノが溜まることは防げそう。あと聖域を作らないということで、今までは本は捨てる対象としなかったが、読まない本は積極的に捨てることにする。
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整理収納の手法の基盤になった考え方かな。ひと昔前の先駆けという気がして、今読むとちょっと古いかなぁ。