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JTの中吊り広告大人たばこ養成講座でおなじみのイラストレーター・寄藤文平が「死ってなんだろう」という疑問を絵で考えていく本。
哲学書から白書まで、死に関する膨大な資料を引用しながら、様々な「死」が独特の柔らかなタッチで描かれています。国や文化による死の受け止め方の違いを描いた「死のカタチ」、人はどこで死ぬものなのか「死の場所」、古今東西の人物が死ぬまでのストーリーを書いた「死のものがたり」など。細かな絵柄でポップに描かれたイラスト達が死を語るアンバランスさが、”死を考える”という重くとりがちなテーマを軽くしてくれる役割をしてくれます。
一人称でも二人称でもなく、死の実際を床に広げて、「こうなってるみたいだ。自分はどうなるのかな。」と結論を出さずに俯瞰する、きっかけ作りの中身になってます。真剣に対峙する、というより、ちょっとサンダル履いて覗いてくる、という気軽さがいい
絶対いつかくる自分の死がどんなカタチになるのか、死と向き合うための入門書になるんではないでしょうか。普通にイラストだけ見ても楽しいです。質量は軽いが中身は重い、大人の絵本ですな。
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「死」というと、人はほとんど目を背けたがります。
実際、自分の死は未経験だから、とても怖い。
人の死も、見たくはない。
そう思うから、「死」と聞くとどうしても顔をしかめたくなる。
そんな想いから、少しでも楽にさせてくれるだろうと思わせてくれるのがこの本。
世界中にあるさまざまな「死」のイメージをかわいいイラストつきで解説してくれています。
どんな生き物でも必ず経験するけれど、どんな生き物も今現在、生きているのなら絶対に経験したことの無い「死」。
とっても身近なのに何にも知らなくって、知らないけど知りたいとも思わなくって、でも、知らないからちょっと気になる。。。
我々にとって、とっても不思議な存在である「死」について、怖いもの見た差でもいいから、少し除いてみることをおすすめします!
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寄藤文平さんのイラスト(デザイン)力満載だよなー。まさにカタログ。
読んだからといって死について、まじめに考えるようになるわけでなないけれど、さらりと面白く、国・宗教・個人、いろんな死の形をカタログとして眺めたら面白いんじゃないかと。
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各国・各民族の「死んだらどうなるか」「埋葬の方法」が気になって買った1冊。でも資料とか関係なく興味深く楽しめます。
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別にこの本「死に方」が書いてあるわけじゃないですよ.
いろいろな時代,文化,民族の「死のカタチ」が載ってます.
死について考えるのも大事ですよー
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昔、死んだときのことを考えて夜中に泣き出したことをちょっと思い出してしまいました(幼稚園児のころ!)死に方もいろいろあり、いろいろあってもいいんじゃないかと思いました。
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理想の死に方ってなんだろう。理想の死に時っていつだろう。って書くとなんだかすごくシリアスですが、歴史上の人物や映画などのキャラクターの一生をグラフ化したイラストレーションでわかりやすく解説されてます。まさにカタログ。最近自殺が問題になってますが、死を意識した時に実行に移す前にぜひ手にとってみて欲しい1冊です。そして思い直して欲しい。
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死の概念を図にする変換が上手いなあ。
死に対するテンションがムダ暗くなくていい。
結局こうだぜ!みたいな方向性はないけど
まあそれも死を考える本らしい。
死者を最初からいなかったことにする風習は
ちょっと淋しいなー…。
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読んでも暗くならない死にカタログです。
各国に伝わる死後の世界とか、死亡原因の統計とか興味深い。
交通事故よりも家庭内事故の方が多いなんて意外でした。
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さらっと死について。図書館で。前に本屋で気になっていてというか、この人のイラストが好き。
土地土地によって死後の世界や死というものの捉え方がこんなにも違うもんかと。死について宗教観もこだわりも何もなくただ漠然と広がる恐怖だけをもてあます私にはかなり新鮮に客観的に捉えられておもしろかった。
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「死ぬ」ということについてネガティブに捉えるのではなく、むしろ明るくかつがっちりと捉えていて読んでいて変な気持ちになりません。なんとなーく、ぼんやりと、「ああ死ぬって何だろう」と思ってしまった、そんな方におすすめの本。自分の考えが深まりました。
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宗教によって違う、死への考え方が学べる。
ウンココロ同様に文字数が多いので、ナナメ読みをすすめます。
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最初タイトル見たときはびっくりしました・・・けど
読むうちに生き方への不安を取り除かれた感じです。
むしゃくしゃしてるときに見るとアホっぽくて
笑えるし、自分なりに発見があったりもします。
ふざけず、でも深刻すぎず生と死を扱ってる
意外に真面目な本です笑
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死因ではなく死そのものについての本。死のカタチ(死世界はどうなっているのか)死のタイミング、死場所(屋外では交通事故多し、家のなかでは浴室が一番)死の理由等々いろいろな統計を集めて分かりやすいイラストで表示している。うーん、カタログとしてはわかったよ。でもあれこれ知ってもやっぱり「死」は分からない。深刻でなく死って身近と思える素敵な絵本。
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死に関するいろんな情報が絵本のようにコミカルに描かれています。死亡原因や死ぬ場所など。ちょっと死を考えながら笑顔になれる気がします。