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ブレードランナーだけの本かと当然ながら思ったらカルト本だった。取り上げている作品が同列に並べられるのかは疑問だが映画のサイドストーリーは楽しめた。(図)
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。「ブレードランナー」での”何が2つで充分”なのか、や「未来世紀ブラジル」には違うエンディングがあったらしい、とか ’80年代の名作(&迷作?)達の謎か解明される、必見作、これであなたも明日から、映画の薀蓄を垂れ流して、尊敬の眼差しで見られるか、引きまくられるか、どっちかだ!
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町山智浩氏の映画著作。前作「映画の見方が分る本」の続編にあたり、今作では80年代の作品にスポットが当てられています。
デヴィッド・クローネンバーグのビデオドローム。
ジョー・ダンテのグレムリン。
デヴッド・リンチのブルーベルベット。
ジェイムス・キャメロンのターミネーター。
ポール・バーホーベンのロボコップ。
とりを飾るのがリドリー・スコットのブレードランナーといった具合です。
映画作成の背景などが分る非常に興味深く面白い本です。
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本体帯より、
「ブレードランナー」の何が「二つで充分」なのか?
「イレイザーヘッド」の赤ん坊の正体はウサギ?
「ビデオドローム」の変態テレビ局は実在した?
「未来世紀ブラジル」は何故ブラジルなのか?
買いでしょう。
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映画を見ただけでは分からない部分を
監督の言葉、あらゆる資料から解説
その映画を10回観てから読む本!!
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タイトルで購入しました。映画と監督に纏わるエピソードを集録した一冊。リドリー・スコット以外にもオリヴァー・ストーンやポール・パーホーヴェン、デヴィッド・クローネンバーグ、デヴィッド・リンチらの映画と監督本人について面白おかしく書いてあります。この本を読んでから、映画を見ると二倍楽しめると思います。
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2007/10 これは買った。そうか、次もあるのか。楽しい。映画は知らない間に世相を映していたりもするのだな、ということは当たり前のことだけど、監督が超個人的な我を通すこととあいまって、のちの世に残っちゃったりするのが面白い。古典をえらんできた先人を信じるのと、古典を批判なく安心して受け入れて何も考えないのとは違うだろうな
バーホーヴェン監督はまったくあきれてすごい
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80年代の洋画は、現在では計り知れない自由さ、創造力に満ちていた。幼稚なストーリー展開もあるものの、未だ「未来世紀ブラジル」のレトローフューチャーなデザイン、「ブレードランナー」のポストモダン的な猥雑な建築群、「ブルーヴェルベット」のスモールタウンに潜む恐怖(アメリカン・ゴシック)などインスピレーションは計り知れない。
中でもクローネンバーグの「ビデオドローム」はマクルーハンの思考を受けた異型のSF映画。このぶっとびっぷりは、大衆に受けようとする現在の映画業界ではけっして生まれてこないと思う。
他にもダンテの「グレムリン」、バーホーヴェンの「ロボコップ」などの読み解きがある。
80年代のカオスを映画の中から表出した素晴らしい文化解説本
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【目次】
はじめに
第1章 デビッド・クローネンバーグ『ビデオドローム』 メディア・セックス革命
カフカと昆虫とエンジン/スナッフ・ビデオの罠/マクルーハンの亡霊/ヴァーチャル・ウォーズ
第2章 ジョー・ダンテ『グレムリン』 テレビの国から来たアナーキスト
『ルーニー・チューンズ』の息子/魔“怪”マグワイ転生/映画史上最もムチャクチャな続編
第3章 ジェームズ・キャメロン『ターミネーター』 猛き聖母に捧ぐ
ナイアガラから来た少年/タイタニックに向かって
第4章 テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』 1984年のドン・キホーテ
第5章 オリヴァー・ストーン『プラトーン』 Lovely Fuckin' War!
さまよえる帰還兵/フレッシュ・ミート/地獄の神話
第6章 デビッド・リンチ『ブルーベルベット』 スモール・タウンの乱歩
胎児の悪夢『イレイザーヘッド』/美しさ身の毛もよだつ『ブルーベルベット』
第7章 ポール・ヴァーホーヴェン『ロボコップ』 パッション・オブ・アンチ・クライスト
鋼鉄のキリスト
第8章 リドリー・スコット『ブレードランナー』 ポストモダンの荒野の決闘者
『電気羊』から『ブレードランナー』へ/無秩序都市/レプリカント狩り/失楽園
おわりに
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ビデオドロームがあまりに訳が分からなくて買った。スッキリしたけど腑に落ちない。マクルーハンの死亡原因なんて知るわけないだろ!
過剰表現過多な町山の評論は、実際に映画を見るより楽しい。
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カルト映画と称される作品の解説書です。
クローネンバーグ、リンチ、ヴァーホーベン等、本物の作家は(常識人から見て)どこかが狂っているようです。
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ターミネーター、グレムリンもカルトムービーだった? たびたび書くけど、やはりこの人の映画評が好き。普段映画を借りるときの道しるべにしてます。なんとなく観てきた映画も、この解説を読んだあとでもう一度見直さねば。
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最初は買う気が無かったのに、中を少しのぞいただけでレジに並んでました(笑)
無条件に好きな監督ばかりが目次にならんでいたものですから。
これらの映画を見たのが浪人生の頃。
恥ずかしい学生の頃の記憶と共に思い出されちゃう作品群なのでした…
本当に数年の差だけど「〈映画の見方〉がわかる本」の前作で扱ってたキューブリックだとすこし外れちゃうのよね。
予備校の食堂の片隅でエイリアンやビデオドローム、ブレードランナーの話で盛り上がってたです。(何故か講習会のチラシの横にミニシアターのチラシが積んであった)
久しぶりにアンドロ羊が読みたくなってきちゃった。
なんで映画の本読んで、映画を見たくならんかな(笑)
2006/01/07
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たまたま『エレンディラ』を鞄の中に忘れて就寝した時に、ふと手を取ったら、読む手が止まらなくなってしまいました。
おかげで毎日寝不足気味。。(読めるのが就寝前なので)2010.08.04.
+ + +
あーあ。読み終わっちゃったよ…。。
この形態で、90年代アメリカ映画の映画の見方がわかる本が、出るかなぁ。出てくれるといいなぁ。
…そしてその時にどんな映画がピックアップされるのか。
すごくすごーく楽しみ!
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高校の音楽の先生の授業を彷彿とさせる一冊。
復習によいですね。
あとこういった映画についての他人の見解を読むのって面白いなぁって思いました