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面白かった!
事件の解決自体より、人間模様が楽しい。
安積さんは村雨さんについていくつかの話で見直したり反省したりしているにもかかわらず、次の話が始まると相変わらず苦手にしてるのが可笑しい。
そして、須田さんと黒木さんが部屋に戻ってくるシーンは何回でてきても微笑ましくて好きっ。
今回はSTの青山さんが登場!でお得感満載です。
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短編
やっぱり面白い!
速水と須田は、いい仕事するなぁ。
「陽炎」が印象的でした。
10代の頃の不安と葛藤を思い出した作品でした。
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安積班の面々の短編集。それぞれの個性がうかがえて楽しく読んだ。相変わらず速水さんはカッコイイし、ST の青山さんが気になる。
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陽炎 短編集 東京港臨海署安積班
偽装
ベイブリッジに車遺書
偽装だと須田が見抜く
女はヤクザの情婦 数日後、死体があがる
ヤクザから一緒に逃げた男が犯人
待機寮
30代の先輩のパワハラに耐える黒木
安積が頼むがかわらない
二日酔いでも犯人と戦う黒木、先輩肩を撃たれる
先輩に、「お前は命の恩人だ」
安積に協力してくれと、黒木は頼んだ
アプローチ
レイプを告訴する女
須田は和姦と判断
女が暴走族をつれて男を襲う
速水がいたので暴走族は逮捕
その中にレイプを訴えていた女がいた
レイプは取り下げられた
予知夢
オヤジガリ
被害者は医者
捜査の結果、医者がドラッグをさばいていた
やったのは、売人嫌いの若者
科学捜査
若い女(モデル)の全裸死体
STの青山が捜査に参加
犯人は男、幼児体験に問題あり
人気ミュージシャンが犯人
アリバイは嘘
心理学の青山は安積の推理を賞賛
トウキョウ・コネクション
東京港でコカインの売買
安積達は張り込みを頼まれるが
ホテルをチェックアウトしていない男が船から
降りてきたことから、取引がフェイクと判断
ホテルに戻り、ヤクの交換現場へ
マシンガンを放って逃げる香港ヤクザとコロンビアマフィアは車で逃走
速水が追いつき、車をあおり、停車させる
陽炎
四国から上京してきた浪人生
お台場で、ノゾキをしたと思われ逃げる
後方で交通事故(自分のせい?)
店舗でカートにつまづき商品をこわす
老人とぶつかりころばせる
若い女とたてこもる
安積が話しをしにくる
全て勘違いだとわかり
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短編集でした。ドラマで観たものもあり、STの青山さんゲストで出てきたり、速水さんは相変わらず暴走してるし、村雨さんへの苦手感すごいし、須田さん良い人過ぎで、相良さんとも仲が悪い…(笑)醍醐味を味わえる一冊でした。表題にもなってる陽炎が良かった♪転がり転がり最後はハッピーエンド。受検も恋も実りますように。
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短編集でした。
偽装→レインボーブリッジで心中さわぎ?しかし、遺体はない…
そして 須田さんに女性の影!速水さんが大喜び?…
待機寮→疲れて寮に帰っても 上下関係の厳しい警察 大変ですね。夜中にビール買いに走る黒田さん かわいそうです。
アプローチ→村雨さんが以外と須田さんを買っていたんですね。レイプ事件の話
予知夢→村雨さんの夢の話 何事もきちんとこなしたい村雨さんは けっこうデリケートな人なんですね。
科学捜査→なんと!STの青山君が登場ですよ!そして彼は安積班の皆さんのプロファイルまで したようです。(((^^;) 相楽さんには嫌われてしまいましたが…須田さんは青山君に興味津々でした。
張り込み→走ってない速水さん 走る安積さん でも、最後はすざましい速さで走る速水さんのお手柄です。
トウキョウ・コネクション→麻薬の売人の話 須田さんの機転がきいて 似顔絵が役に立つ!
陽炎→青春!
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基本的には安積の部下達を主人公にした短編集だがなぜかST班の青山をメインにした編もあり驚いた。何故に桜井より青山⁉️
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被疑者も被害者も、様々な事情をもったキャラクターが出てくる。人間味があって現実的だなあと思う。自分が普段累計的にパターンに当てはめて物事を見ていたことに気づかされた。STの人が、安積警部は人の心がどうなっているかをいつも考えているから、部下たちに信頼されていると言ったのがインパクトがあった。安積さんの安定したあたたかさが、事件が起こらなくても主人公に会いたいと思う気持ちにさせてくれる。
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臨海署新シリーズ2冊目は短編集で、安積班のメンバーにスポットをあてた構成。神南署シリーズでも同様の試みがありましたね。
今回も事件そのものよりも、日頃描かれている安積目線からだけではわからない個々のメンバーの魅力を描いた一冊になっているといえるでしょう。黒木視点、村雨視点の物語もあり、特に黒木からみた須田の姿の描写は非常に新鮮です。
もちろん、各人の刑事としての実力も堪能できる一冊です。
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自己評価の低い(by速水)安積警部補がまとめる東京湾臨海署強行犯係には二人の部長刑事がいる。こっけいなしぐさをとる須田となぜか態度が癪に障る(笑)村雨。安積はどちらの実力も認めてるけれど、差別(?)してしまう個人的感情が人間らしくていい。そしてそれが二人の仲を険悪にしてるのではと悩む姿も。。。そんな心配をよそに、二人はお互いを敬い、信頼しているのがその仕事ぶりでうまく描かれている。「予知夢」が特にいい(^^)
表題作は一転少年目線で話が進むのだが、安積が、良い大人で良い刑事だと改めて感じられる。
2003年ごろのお台場ってこんなだったんだね~。。
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やってもた!
安積班シリーズで最初に手に取ったのが周辺の人物にスポットを当てた短編集て!w
メンバーになんの思い入れもないよ…
でもまあ面白かったです
つくづく今野敏さんは短編の名手だなあと
大好きなSTシリーズの青山も登場したりして楽しく読めました
考えようによっては先に二人の巡査部長のことを深く知ってからシリーズを読むのも物語に奥行きを与えることになるはず!そう思おう
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東京湾臨海署シリーズの第2弾。
東京湾臨海署安積班との副題の通り、安積警部補ばかりでなく、時には須田や村雨などの班員の視点で話が進行し、彼らの人柄を知るには格好の短編8話。
ちょっとしたときにふと洩らす安積のモノローグに、彼の人間味が見られる。
安積警部補の本領が発揮されるのが、表題作の『陽炎』。
主役の一人、少女が言う。
「このオジサン見てると、死ぬ気なくなっちゃてさ」
その後に綴られる「たしかに、この刑事には妙な説得力があった。その声や語り口のせいだろうか。高ぶった気持ちを静めてくれるような気がする」
安積の特質を表している。
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ベイエリア分署安積班シリーズ。
短編集。サスペンスでもハードボイルドでもないが、捜査にあたる刑事達の人間らしいドラマが妙にカッコ良い。
標題の陽炎については、刑事事件ではない東京に来たばかりの予備校生と今どきのタンクトップでいる女の子との話。ここには都会の片隅における傷ついた人達のあたたかい人生が垣間見える。
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安積班の面々の特色と、内面での葛藤が見事に表現されている。見掛けだけでは人はわからないもの。でも、安積警部補と各メンバー間の信頼の強さに間違いはきっとないことでしょう。