サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

スコーピオンズ・ゲート みんなのレビュー

新書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本

中東の近未来シュミレーション小説

2006/08/03 19:22

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 国際サスペンス物かと思って読み始めましたが、
本書は近未来シュミレーション小説です。
 国際状況としては、アメリカがイラクを撤退。
イランは、もう核兵器を実用段階で保有し、サウジアラビアではサウド家王室打倒の
イスラム革命が成功していて、イスラミアという国が出来ています。
中国は慢性的エネルギー不足から、中東に強大な影響力を行使しようと狙っています。
 そんな中、バーレーンのホテルで爆破テロが起き、小説はスタートします。
状況としては、早い話が、アメリカにとって、より過酷な状況になっている未来です。
 主人公は、IAC(情報分析センター)という恐らく架空な情報分析センターの
副長官ラッセル・マッキンタイアに一応なっていますが、どちらかというと群像劇で
 複数の登場人物が平等に描かれています。
小説のスタイルは、章前ごとに、場所名が書かれていて、
映画の場面転換のように、ぱ、ぱとエピソードが切り替わっていきます。
 これが、良いテンポ感になる時と、ぶつ切りになって、小説の継続性と
深みが、無くなる時があって功罪ありでした。

 テーマといい、スタイルといい初期のトム・クランシーを思い起こさせます。
初期と書いたのは、最近というか、中期以降トム・クランシーは、
またちょっとスタイル変わってきたので。
T・クランシーよりは、あまり軍事面の描写が多くなく、政治や、状況を描くのが、
好きというか、得意みたいです。
 単純な、白人(キリスト社会)VSイスラム社会という構造でなく、
丁寧にイスラム社会の中の権力構造、派閥抗争なんかも描かれています。
 簡単に比較は出来ませんが、
衝撃的な設定を描いて、問題点を啓発する
堺屋さんとか、幸田さんなんかにスタイルの主旨は、似ています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。