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生きる、死ぬ、ことはどういうことか、愛する、憎むことはどういうことか。
この世の中を生き抜くのにひつような言葉たちが、たくさん綴られている。生きるのに迷ったとき、この詩集は胸に響いて、道を示してくれるだろう。
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このタイトルのように過ごしていけたら素晴らしい。私の読みとり能力が低いせいだと思うのですが、同じ雰囲気の詩が多いように思えました。
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うつくしいことばがたちならぶ。
恵文社で買ったんですが、それもあいまってすごい心に染み入る本になりました。
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シンプルで分かり易い文章なのに、
こんなに心を揺さぶる事ができるなんて本当に凄い。
どこまでも澄んでいる素直な言葉たちがとても心地よいです。
「からだはいれもの」、「すこやかに」、
「いのちの輪」、「自分をはぐくむ」がとても好き。
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谷川俊太郎の詩集
この詩集にある詩の中で一番気に入ったのは
『ことばのとおりに』です。
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読むだけでは美しいことばもただの文字
しゃべるだけではりっぱなことばもただの音
ことばのとおりに行うとき
ことばのとおりに生きるとき
あなたはほんとのあなたになれる
私はほんとの私になれる
波紋のようにこころにひろがる
かみなりのようにこころをゆるがす
こころから生まれてこころにとどく
ことばの力はこころの力
多すぎることばはさわがしい
こころの底の静けさがことばのふるさと
谷川 俊太郎 『ことばのとおりに』
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「ダンマパタ」という宗教に関する書物を谷川さんの感覚で日本語訳した詩集だそうです。
小さなこと,大きなこと。
いろいろなことに気づかせてくれます。
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読み終わってから一年以上経っているので、
あまりよく覚えていないのですが…。
ひねくれ者の私は、
谷川さんの純粋できれいで「生」に満ちた詩を
すんなり受け入れることができず…。
自分の幼さや悪質な部分を、
詩を読めば読むほどまじまじと感じたのを覚えています。
‘すこやかにおだやかにしなやかに’
私とはかけ離れた言葉です。
この言葉を素直に受け入れられるような人間になりたいです。
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一番好きなのは「おだやかに」
立ち読みしてたら、突然涙がでそうになっちゃって。
言葉ってすてき。
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谷川俊太郎さんが大好きです。
詩集だからと言って難しいことは考えず、そのまま受けとるといいです。
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こころの色
私がなにを思ってきたか
それがいまの私をつくっている
あなたがなにを考えてきたか
それがいまのあなたそのもの
世界はみんなのこころで決まる
世界はみんなのこころで変わる
あかんぼうのこころは白紙
大きくなると色にそまる
私のこころはどんな色?
きれいな色にこころをそめたい
きれいな色ならきっと幸せ
すきとおっていればもっと幸せ
ことばのおとりに
読むだけではうつくしいことばもただの文字
しゃべるだけではりっぱなことばもただの文字
ことばのとおりに行うとき
ことばのとおりに生きるとき
あなたはほんとのあなたになれる
わたしはほんとの私になれる
波紋のようにこころにひろがる
かみなりのようにこころをゆるがす
こころから生まれてこころにとどく
ことばの力はこころの力
多すぎることばはさわがしい
こころの底の静けさがことばのふるさと
自分をはぐくむ
悪いこころと善いこころ
悪いことと善いこと
ふたつはからみあっている
気に巻きついた蔓のように
自分をはぐくむのは難しい
自分を枯らすのは簡単だ
あなたを導くのは
ほかでもないあなた自身
あなたはあなた自身を超えていく
自分を発見し続けることで
自分を大切に見つめたい
今日も明日もいつまでも
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出会うべきときに自然と出会えた大好きな一冊。
ここにあることばたちのおかげで自分の中でくすぶっていたたくさんのものたちが一気に昇華されていったような気がする。
かたまっていたものがほぐれて、
冷たかったものがあたたかくなって、
見失いそうな大事なことが真ん中にもどってきて、
とにかく胸の中でなにかがはじけたような、
そんなかんじ。
だいじにだいじにずっと持っていたい。
ありがとう。
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しなやかに生きる。たゆまず生きる。
そんなこと思ってもいなかった。やわらかい言葉、延性のある平仮名をつかって語られる「生きる」ということ。どっかり腰をすえるように、広い面積を安定した安心感で覆う。わたしがわたしでいられるように、自分を育もうと思った。ことばのとおりに生きようと思った。
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タイトルを目にして、ぱらりと読んで即購入。
とげとげしがちなわたしは、こうありたいものだ。とおもったから。
心にきゅっとくる、ふーっと肩の力が抜ける。
装丁もなんだか安心する雰囲気です。
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透明で素直でまっすぐな言葉で綴られた詩集です。
あまりにもピュアなので人によっては、
心の状態によっては
受け入れられないこともあるかもしれないなぁ
と思いました。
個人的には谷川さんのは、絵本の方が好きです。
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やっぱりこの人の言葉は好きだなぁと思う。
こんなにもまっすぐになれたら。この言葉の通りに生きられたらステキだな。
最初の「こころの色」が一番好きだったりする。
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枕元においておいて、朝一番に音読したらすごく良さそうな詩集。
優しい語り口で、穏やかな気持ちになれる。