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"小笠原の青い海でイルカのテティスと共に育った心やさしい青年・拓海。東京からやってきた美しい歌声を持つ音大生・流香。ふたりはテティスに導かれ、きらめくドルフィンビーチで劇的な出逢いを果たす。二ヵ月後、「君の笑顔がみたいから」ただそれだけの理由で、拓海は帰京した流香のもとへ。そこで彼女が抱えた心の闇を知り…。互いを想うあまり、哀しい運命に翻弄されるふたりの愛の行方は?やさしい涙とまばゆい愛が心の海にひろがる”純愛”小説。"
純粋すぎる拓海と素直になれない流香を扱ったあまりに純粋な恋愛小説です。誰が悪い訳ではないのに、微妙にすれ違ってうまくふたりの仲が進展しないもどかしさとやりきれなさで、つい読みながらふたりの恋を応援してしまうような、涙無しでは読めない小説です。序盤、ふたりが出逢ってすぐに拓海が発する「君のことが好きだ」という台詞は、あまりに印象的です。
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登場人物一人ひとりに感情移入してしまいそうな読み易い文面。みんななにかを抱えて生きているからこそ人は優しくなれる。そんな当たり前な事を感じた物語。主人公の拓海の純粋な心に涙しっぱなしでした
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ドラマで先に見て、いいなぁと思って古本屋で購入。
しかしまだ読んではいないのですが…。
拓海とテティスの関係性が好き。
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主人公には特殊な力がある、ありがちなパターン。でも海の描写が好きです、目を閉じるとイメージが湧いてきます。小笠原に行きたくなりました。
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小笠原に旅行で知り合う、声楽家の女とイルカと話す青年。彼にしかよって来ないイルカに女の歌でよってきた。コンクールを聞きにいく男。ピアニストは女のフィアンセ。女の母は声楽家。子供を残して行方不明。首吊り自殺。父の反対。男は女の留学資金をかせぐ為、働く。最初は工事現場。次は
ホスト。あっという間に太い客を
とる。女にばれる。コンクールで
女は声がでなかった。留学の許し
がでたが、女は小笠原へ向かう。
青年の両親は海で死んだ。父は事故。母は自殺。祖父に育てられた
女にアクセサリー作る。女はコンテストで優勝して母を捜すはずだった。
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『「ある愛の詩」は、純愛小説です』。これが一番要約された紹介文です。小笠原で育った、イルカのテティスと話せる青年・拓海と、声楽のプロを目指す女性・流香の物語です。
拓海は幼少のころ両親を亡くし(記憶はない)、イルカのテティスは母を亡くし、流香は母が声楽のプロになるためイタリア・ミラノに行き別れ(小学校程度のころ?)ています。つまり、メイン登場人物はツライ過去をもっています。
「新堂冬樹さんの文体が自分にあっているのと、よかったけれど、あと一押しの感じがする」というところから、よかったけれど、名著レベルではない★4つです。
2008.02.20. ランク改訂
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こんなに純粋な恋愛が、この世に存在するのかどうか分からないけど、
普段あたしらが「恋だ、愛だ」ってゆってるのとは
相当かけ離れているように感じました。全然重くないので、軽い気分で読みたいときにオススメ☆
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TBSでドラマ化したその原作です。とにかく純粋な恋です。こんな純粋な恋愛があるのだろうかととにかく切なくて心動かされます。私も図書室で見つけて気に入った余り買いました!
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男でも惚れてしまいそうなピュアな男、拓海。
やきもきさせるヒロインのえーっと…名前忘れた。
実際にこんなやり取り見たらイライラしそうだけど、全て拓海のキャラクターで許せてしまう。
一言で言えば、泣ける。
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「とりあえず読んだらいい。読むタイミングはフラレた直後がベストです。
変わらないことと変わること。両方の素敵をほんのり教わりました。」
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表紙買いしちゃいました(笑)イルカ、海、小笠原、歌声…すごくキレイなお話。きらきらしてて読んでいて心が澄んでくる。拓海がまぶしい!彼に出会えたら誰でも笑顔になれそう。
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自然に囲まれた小笠原の海で育った純粋な青年・拓海と都会で育ちプロの声楽家を目指す流香の物語。
イルカのテティスも加わりちょっと幻想的な話です。
実際にこういう恋愛があったらとてもすごいとおもいます。
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あたしの★ベストオブラブノベル★
1日で読了。(仕事の合間とかにね。)
読み始めたらもう続きが気になって、
そして何よりも
あの青の世界、青年のピュアな心が、どうしようもなくあたしを世界に引き込んで・・・それこそ1日中、あたしの心は違う世界に片足を突っ込んでるような浮遊感を纏っていました。
読み終わって号泣しました。
結末がどうとか、そういうんじゃなく、
とにかく
こんなに深くて、優しい恋愛小説に出会ったのは、初めてかも知れない。
完全なる「純愛小説」なんだけど、「恋愛小説」というジャンルの表現が軽く思えるくらい、青年の純心と、おおらかで強く優しい心と・・・その大きさ、重さを感じました。
余韻が、丸1日続いたよ。
読み終えた後にこんなに優しい気持ちになれる小説って、凄い。そして読み手をここまで余韻に浸らせる新堂先生凄い・・・
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「君の笑顔が見たいから」本当にその気持ちだけで生まれ育った小笠原から東京に出てこれるくらいピュアでまっすぐな拓海。一方自分の夢に向かいたい、拓海の気持ちにこたえたいう気持ちがありながらも過去の傷にとらわれて素直になれない流香。ある愛の詩はこの2人のラブストーリーです。
あまりの純粋さに、こんな人本当にいるの??なんて始めは思っていました。でも読み進めていくと、好きな人に素直に好きって言いたい、好きな人のためになにかしたい、好きな人の笑顔が見たい。。。こんな気持ちってきっと誰もが持っていて、でも流香のように過去の傷、世間体、プライド・・・いろんなものが邪魔をしてその気持ちを素直に表すのが難しくなっているだけなのかも、と思い、そして拓海は私達のまっさらな気持ちを代弁してくれているような気さえするようになりました。
本を閉じた後心から2人の幸せを願い、2人にありがとうと言いたくなるようなとても素敵な愛の詩でした。
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最初文章が好みじゃないと思ったけど本編に入ってからのはわりと大丈夫だった。
感動はしたけどそれは主人公二人の愛にではなかった。
主人公たちの周りの人が好き。