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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
就職する前の学生でもない宙ぶらりんの時に読みました。
未成年ではなかったので、どこか考えが子供だな…と思いつつも、彼女たちの独白とラストの衝撃に、気持ちがザワザワしました。
実写化されそうに思いましたが未だにされていないのは、やはりラストが衝撃的すぎるのでしょうか。
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高校生男女の一人称語りでストーリーが進む。よくも悪くも周りが見えていない(≒自分中心)&自分が周りからどう見えているかを把握していない現代らしさが上手く書かれている、と思う。文体は好きでも嫌いでもなく、といった感じ。
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高校三年の夏休み、隣家の少年が母親を撲殺して逃走。ホリニンナこと山中十四子は、携帯電話を通して、逃げる少年ミミズとつながる。そしてテラウチ、ユウザン、キラリン、同じ高校にかよう4人の少女たちが、ミミズの逃亡に関わることに。遊び半分ではじまった冒険が、取り返しのつかない結末を迎える。※最初少し読みづらかったけど、最後の方は面白かった。
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あだー。 …って言いたいのはこっちだよ!!と逆ギレしたくもなる内容。桐野夏生は好きだっただけにこういう作品に走ってしまったことが妙に悔しい一作です。
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個人的に最初の方で主人公が警察に報告していたらこんなに大事にならなかったような気がする。といってもそうなったら物語にならないんだけど。。。
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普通に面白いです。ラストは衝撃的で、僕はこの手のラストは大好きです。各個人に視点が変わる章のつくりも面白いです。皆、仮面をかぶって素顔を隠して生きている。けど案外、その素顔って見られるんよね(汗)。あだー。
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全ての理由が「若さゆえ」で片付けられるかもしれない・・・けど、もっと自分を大切にすることも、他人を大切にすることも必要だと思うけどなあ。
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初、桐野夏生。
はっちゃけたぶっ飛び方がかなり新鮮。
実に人物の書き分けがうまく、それぞれの考え方・生き方の違いがとてもリアルっぽく読むことができた。
ラストは、もうちょっとなんとかできないのかなあ?。。。っといった感想。
「自分の死こそが超リアルの中にあるほんとのリアルってもんだろ。しっかり生きろよ。あだー」
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おもしろかった。桐野さんも好きだし、高校生の話も好きだし。
トシ、テラウチ、ユウザン、キラリン、ミミズ。全てを共感はできるキャラクターはいなかったけれど、ちょっと共感できた。
あ、ミミズは別だな。
私も同じ立場だったらどうしていただろう…。
それはそうと、以前までは学生の出てくる話を読む時は学生の気持ちになっていたのだけれど、最近は親や大人の気持ちになって読んでいる自分に気がついて大ショック。
この本は高校生の気持ちになって読めたと思う。
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初めて桐野さんの小説を読みましたが、もっと読んでみたい。
自分は女子高生たちにピッタリ当てはまる人はいなかったけど、一言で友達と言っても所詮は知らないことだらけなんだなと実感させられた一冊。
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ここには5人の高校生が出てくるけど、この5人はやはり創作だなと思った。創作でなきゃ困る(笑) 最初を乗り切って、章ごとに語り手が変わることに気付いてからはもう面白くて一気に読んでいた、途中ミミズの軍隊調にはまいったけれど。みんなの気持ちは伝わってくるんだけど、テラウチが最初に言う「取り返しの付かないこと」というのが、わたしにはよくわからなかった。そういう時は不思議なもので、文章を読んでいても何も伝わってこなくて、ただ文だけが先へと進んでいくんだ。テラウチのところはもう一度読んでみようと思った。
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ひとりの少年と4人の少女たちの危険な冒険。高校生の心の闇を抉る問題作。。。とありましたが、さっぱりわかりません。アナザーワールドでした。
2006/7/3
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事件をめぐる女子高校生たち。女子高校生怖い!って思った(笑)みんな内心何考えてるんでしょう。よくわからないけど、あっという間に読めました。
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桐野作品独特の現実感が味わえます。女子高生4人組の微妙な友情とでも言うのでしょうか?
リアリティがあって、入りこめます。
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高3の夏休みの出来事。母親を殺害して逃走少年と、遊び半分で関わった女子高生4人。リアル?なのかね・・・
'06.10.24読書完了