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ばななさんの結婚前後のエッセイ。「今の私たちには、情報があふれすぎている」というところに納得。たまには、情報をシャットアウトして頭を空っぽにすることも大切なのだ。
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GINZAという雑誌に連載したものだそう。
このエッセイ集からは、光があふれてる!読み終わったあとそうかんじる。
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昔から泳ぎがうまくて海が大好きだった私の父が、彼にとって最愛の伊豆の浜でおぼれて死にかけた時、私は自分と海の関係を再考せざるをえなかった。
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p10「これまで見ていたのが悪くて長い夢で、今の私が私なのだ、と首を水から出して岸を振り向き、その土地の自然の姿を見た時に思う。」
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かなり残りました。
たぶん買うと思います。
何度も読みたいと思います。
よく考えれば『そういうことなんだよね』とか『あーーーその気持ちわかるわかる』って・・・心の中でうれしくなるほど叫んでいました。
ちょっと気分が下がり気味のときとかにでも読みたい。
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海、別れ、兆し、エスプレッソ…
日常の些細なことをテーマに書かれたよしもとばななのエッセイ
なんかほんとに些細なことばかりでもその中でわたしたちが普段考えていて、感じていて、でも言葉にできないことをさらっと言葉にしてくれる。
そうやって彼女が紡ぎ出した言葉たちにいつも救われる。
なにげないことの中、普段感じていることの中に本当に大切なことたちがかくれているのかもしれない。
エスプレッソの作り方、意外だなーとかカフェいきたいとか、スピリチュアルさに驚いたとかそんな感じで適当に読んだのが逆に心に残った本だった
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13別れというものにだけは、慣れることはない。・・・自然のなりゆきでやってきた別れをひきのばすことはできない。この生き方なのにもしも形だけで続けていくよしたら、自分と相手双方の人生を冒涜したことになってしまう。
76ほんの少しの違いで、縁とはすごく強固であったり、さりげなかったり、いつもそこにあるようでいて、急にうしなわれたりするものだ。
104エスプレッソは一日のいろいろな時間に一瞬の句読点をうつためにだけある。
108毎日が新鮮で楽しいのだか、苦しみはそれとは別物だ。
111今まで「与えること」に必死で、愛を受け取ることには謙虚であろうと思いすぎていた実は傲慢な私にとって、それは最大のターニングポイントとなった。
132幸せはどんなところにも無尽蔵に待っている。・・・何かができないということは、他の何かがそこにあるっていうことなんだと思う。
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うんと前のヒロスエバッシングのときのことを、覚えている。
そのときは、今ののりピーの比ではなく、いい大人がよってたかって、といった感じだった。
初めて読んだのは美容院で。
髪結ってもらいながら、読んでて、涙でそうになった。ヒロスエの中学の担任のコメント。
あのときの、なんといっていいのかわからない、大人たちのよってたかっての、くだらない、弱いものいじめの、を蚊帳の外からみていた、私たちのいいたかったことを、ヒロスエの担任が、すぱっといいあてていた。
すごい。愛情。
この文章を、ずっとずっとさがしていて、自分林真理子さんのエッセーかと思って勘違いしていたら、大好きなばななさんだったなんて。
文庫になってて、うれしかったよ。
高知のことなど
私は読むたびに必ず泣く。
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雑誌連載を本にまとめたエッセイ。
特に心に残ったのは、
『そのひとことが』と『日々に学ぶ』。
本人にとっては何気ない一言でも
本気で真摯な気持ちで言ってくれた一言が
大袈裟でなく闇から救い上げてくれる一言になる
ということは実はよくあることで。
同情で言ってくれた訳でなくて
本当にそう思っているというだけで響く。
自分も誰かにとってのそんなひとことを
言えていたらいいなと思う。
犬の散歩をしている人 というのは
ただ歩いている人よりも話しかけやすい、と思う。
歩いている目的がはっきりしているし
多分時間の余裕も心の余裕も多少あるはずで、
犬の散歩のさせ方や犬の顔で
なんとなく飼い主の人間の検討がつくと思う。
散歩をしていてふと立ち話になった
見知らぬ人との会話は、結構ずっと覚えていて
思い出すときゅんとするようなことが多い。
足の不自由なコーギーを飼っていたお姉さん
声帯の無い雑種を飼っていたおばさん
みんな元気かな、と時々思い出す。
幸せはどんなところにも無尽蔵に待っている。
何かができないということは、他の何かがそこにあること。
本当にそうだな、と思ったし
そうだと思って日々を見ていたいなと思った。
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人待ちの時間に読むのに購入。
いろんな思い出がある本。
ふだんはエッセイは苦手でほとんど読まないのだけど、
この時は気分だったんだろう。
ばななさんの書くものはすっとからだに入ってくるのだけど、
エッセイもしかり、ということを学んだ。
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やっぱりばななさん、好きだな~と思った一冊。自分のことを気取らずに書けるって素晴らしいな。『兆しというもの』は読んでいて元気をもらいました。
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この人の書く文章が好きだと再確認出来た本だった。読んでてとても安定感がある。心が疲れていて、他の情報を入れたくないときでも、この人の本なら読める。
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何気ないことを文章にしてのけられる人って実はなかなか難しいことだと思う。現代社会に対するピリっと辛めの言葉が込められていたのが印象的です。よしもとばななさんらしさに満ちたエッセイ集です。
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これ読むのは二回目。
改めていいエッセイだなと確認。
曖昧な感情、気持ち、すごくもやもやしたものをすぱっと言葉で表現してくれるから素敵。
何度も読みたくなる。
自分の中で大事な言葉になっていたのが、改めて読んでいてここからもらった言葉なんだって気づくのがいくつかあった。
エスプッソに興味もったのも、海に興味もったのも、ここからだったなぁ。
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この感じのエッセイすごく好き、ドツボです。1つずつにカラー挿絵があるのもすごい。
図書館で借りたんだけど、もう一度読んでしっかり感想書きたいから買いますw
今更やけど、よしもとばななさんの本、他にもいろいろ読んでいきたいと思います。