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島原の乱はキリスト教による反乱ではなかったという話。壮絶であった。
沖田畷の戦いの話なども面白かった。
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天草島原一揆
キリシタン
踏み絵等
教科書に必ずでてくるものがわかる一冊。
一揆が宗教的なものではないと繰り返し書かれており、ひとえに悪政による飢餓の危機的状況によるものだったらしい。勉強になった。
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日本人は日本軍が中国で行ったといわれる殺戮を、過去の切支丹迫害のときにも同民族どうしてやってる。なぜ、これほど惨たらしいことが平気でできるのが人間は恐ろしい。カンボジアのポルポトやアフリカ、ウガンダのアミン、毛沢東の文革であるとか、挙げれば切がない。
ナチスのユダヤ人大量虐殺を行っていた幹部になぜこのような非道なことを平気で出来たのかと問うたところ、彼の答えは「それが仕事だったから・・・」と言ったとか、確かに仕事熱心な国民性なら上司の命令には従うのだろう。それが仕事なのだから(恐
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言われてみれば至極当たり前なんですが、敗者側の歴史は残っていないとか、反乱の中にはただ巻き込まれて嫌々その場にいる人々がいるとか、絶えずそういった視点で世を見ることができるか否か。そこが才人と凡人の分かれ目の一つ。
それにしても、世の流れに反抗した薩摩の一家族が最近まで吊るし上げられているとか、やはり日本では目立ってはいけないということかいな?
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島原・天草の乱は宗教上の理由が一番の反乱の原因ではない、ということをかつてこの本で知った。どうしようもない島原の領主のおかげで起こったことは記憶していたが、天草の領主はこれとは別で、遠く唐津の城主が天草を領有していたそうだ。徒然に書かれているようで、歴史について学ぶことの多い本だった。