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これに関する事を集中的に勉強中です。
でもこのタイトルは日本語的には間違っていますよね。
高齢化社会と少子化は確かに同時進行に起こっていますが、同義語ではないのでしょうかね?
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[ 内容 ]
世界史的にも稀な出生率の低下で、日本の豊かな社会は崩壊してしまうのか。
この一五年間、既婚者出生力支援に限定した政府の少子化対策は、保育偏重のため、未曾有の人口減少時代にほとんど成果をあげられなかった。
二一世紀日本社会を停滞から、活力ある「老若男女共生社会」へと再生するには、「少子化する高齢社会」として両者を連結させた「適正人口社会」の発想が基本。
高齢者神話を壊した高齢者を支援し、三位一体の人口変化を正確に受け止め、子育てフリーライダーの生みだす社会的ジレンマの解決を目指し、必要十分条件の観点からの今すぐ取り組むべき具体的な政策を提言する。
あらゆるジェンダーとジェネレーションのため、そして持続可能な日本社会のための道すじを模索する力作。
[ 目次 ]
第1章 適正人口社会とは何か
第2章 人口減少社会の構造
第3章 「高齢者神話」を破る高齢者たち
第4章 家族の個人化と家族重視
第5章 少子化克服をめざす老若男女共生社会の創造
第6章 少子高齢社会の二〇一五年問題
第7章 最悪の世代の烙印を押されぬために
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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現在進行中の少子高齢化を、少子化、高齢化、人口減少の三位一体の現象としてとらえ、それに対する政策課題等を様々な観点より論じている。しかし、トピックが分散しすぎて論旨が希薄化している感があり、結局何を主張したいのかよくわからない。この程度の内容であれば、わざわざ本にしなくても大学院の紀要投稿程度で済むものと思われた。はっきり言って全然お奨めできない。
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挑戦的な文体であるため、ひっかるる部分が多少ある。
しかし、男女のジェンダーという視点だけではなく、老若というジェネレーションの視点を政策にもつことが重要であると繰り返し述べている点は新鮮だったし、納得できる。
何事も行き過ぎはよくない。経済至上つまり市場信奉では見えてこない部分を社会学=コミュニティについての学問は教えてくれる。
経済学者や政治学者だけでなく、社会学者が政治に関与する「面白さ」をかいま見た。