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ロシアに関連する(政治、経済以外の)書籍はなるべく読みたいと思っているのだが、なかなかそうはいかない。しかし、これは丁度新書で読みやすそうだし、あまり良く知らないサンクト・ペテルブルグの話なので、面白そうだと思って読んでみた。知っていることも書かれていたが、知らないことがたくさん書いてあって面白かった。ちょっとしたガイドブックにもなると思うので、ピーテルに興味のある人は読んでみた方がいいかもしれない。この本で新しく知った、見ておきたい建物を、ぜひ次回ピーテルに行った時に見てこようと思う。【2006年7月27日読了】
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元外交官によるサンクトペテルブルグのガイドブック。冬宮(現エルミタージュ博物館)を始め、18世紀に造られた人工都市であり帝政時の首都であったこの街の建築・芸術を中心にした解説は、旅に良し読むも良しである。
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[ 内容 ]
一七〇三年、大帝ピョートルは、西欧世界へ開く窓となる都を構想し、荒涼たる大地に鍬入れをした。
ヨーロッパの美意識を取り入れたロシアの都には、独自の文化が花ひらいたが、社会主義時代には、レニングラードと改称されるなど、歴史を否定することさえ余儀なくされた。
いま、受難の時を乗り越え、ペテルブルグは、往時のあでやかな姿を取り戻しつつある。
訪れる人を幻惑せずにはおかない聖なる都を巡る旅に出かけよう。
[ 目次 ]
序章 ペテルブルグ覚え書き
第1章 ペテルブルグ事始め(伝説の始まり―ペテロ・パウロ要塞 雪解けを集めてはやしネヴァの川―水の都ペテルブルグ ほか)
第2章 町並みとロシア美術(名所旧跡ちょっと分類―建築史がわかる町 女帝の憩い―エルミタージュ博物館 ほか)
第3章 中心名所と生活(この町の迫力―四つの中央広場 ふたつの教会博物館―イサーク寺院と「血の救世主」寺院 ほか)
終章 矛盾と幻想の町の生命力
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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サンクト・ペテルブルグの街並みや、どのようにして、できた街なのか、その街並みの写真もついていて、とてもおもしろいものでした。
熊本学園大学:(iruPu)
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ざっと速読レベルでの読み。こりゃ、実際に街に行ってからじゃないと、文字情報だけで、文章拾うのはキツそう。
旅行の時に持って行こうかと思う。
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サンクトペテルブルクって、新しい人工都市だったんですね。知らなかった。それにバカでかいとか。楽しみ。全く知らない私には入門書としても少しハードル高かった。行った後で読み返してみるのも良いかも。
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現地に住んだことのある著者だから書ける、内容盛りだくさんのガイドブックといった感じの本。
読みやすく、写真も多いのでイメージがふくらんで楽しい。