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不法占拠された住宅で怪死した青年。現場の様子からカルト宗教がらみの犯罪に巻きこまれたのか、それとも…?いつもながら、腑に落ちないことを粘り強く探っていくリーバス警部。まだ初々しいブライアン刑事が登場。シボーンはまだいない。日本で文庫発売されたのは2006年だけど、ジョン・リーバス警部シリーズの2作目。1作目は「紐と十字架」。これも読みたくなったな〜。リーバスは2作目ではモーツァルトを聴いてる!ビートルズも!!
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読み始めると面白くて一気に読んじゃうけど、後にあまり残らないかも。登場人物のネーミングが良いです。
それにしても強烈なバスルームの描写でした…。げー
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ユネスコの世界遺産に登録されている、美しい街並みのエディンバラ。その裏の顔で起こる陰惨な事件。
浮浪者の若者の毒殺、オカルト的模様、男娼、選ばれし者たちの社交場。それらが繋がった事件の真相は(発刊当初はともかく)新鮮味に欠けるけれど陰湿で残酷なものであるのは間違いない。
不満の残る結末だけれどリーバスの所にジルが再び来てくれたのが救い。
前作がリーバス個人の事情に描写が多く割かれていたのも面白かったけれど、今作は若い刑事を扱いかねている上司としてのリーバスも楽しめました。
でもあまり巧い作品だとは思えないかな。