- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
クロサギ 9 戦慄の詐欺サスペンス (ヤングサンデーコミックス) みんなのレビュー
コミック 第53回小学館漫画賞 受賞作品
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
高い評価の役に立ったレビュー
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2006/08/16 22:53
人の良心につけこむのは…
投稿者:GKO - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までの詐欺は自分とは遠いところで起こっているようなものが多かったが、この巻の募金詐欺は誰の身の回りにも起こりうることだと思った。一人一人の被害金額は募金ゆえに訴えを起こすとは思えない額だから余計に悪質だと思った。
それから、このシリーズはいろいろと詐欺の手口を紹介しているけれど、引っかからないようにしようという警告の意味ではよいけれど、真似しようという悪い人が出たらどうするんだろうと思った。
低い評価の役に立ったレビュー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2007/01/14 16:33
二人のプロ意識
投稿者:ダブルディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題作の〈粉飾決算詐欺〉において、
御馴染みの神志名(かしな)警部補登場。
だが、今回は、“クロサギ”黒崎とのやり取りは、
あまりなく、黒崎と詐欺の被害者・神志名と
詐欺の被害者のやり取りが、読ませる。
その詐欺の被害者というのが、大手銀行の
支店長であり、神志名と同じ大学の同じゼミの
先輩。
ということで、今回の詐欺とは直接関係の
無い銀行の暗部が、描かれているのであるが、
その描き方が、さりげなくであるが、
だからこそ生々しい。
その銀行の支店長から、極秘で捜査するように
頼まれていた神志名であるが、正式捜査に
切り替えてしまう。
刑事としては、私情を挟まず、当然のことを
したのであるが、キャリアとしては、
どうかということをさせることによって、
神志名の人一倍詐欺を憎む心情を上手く
描いている。
一方、黒崎は、彼自身が“クロサギ”となる
きっかけとなった父親が被害に遭った詐欺を
通して、銀行の本性というものをよく見ている。
だから、その銀行員からの直接の依頼である
今回の仕事に対して、複雑な心境を抱く。
それでも、黒崎は、そんな思いを振り切り、
〈仕事〉を遂行しようとする。
〈仕事〉は、135度違う二人であるが、
プロ意識に関しては、相通じるものがある。
10 件中 1 件~ 10 件を表示 |
紙の本
人の良心につけこむのは…
2006/08/16 22:53
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GKO - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までの詐欺は自分とは遠いところで起こっているようなものが多かったが、この巻の募金詐欺は誰の身の回りにも起こりうることだと思った。一人一人の被害金額は募金ゆえに訴えを起こすとは思えない額だから余計に悪質だと思った。
それから、このシリーズはいろいろと詐欺の手口を紹介しているけれど、引っかからないようにしようという警告の意味ではよいけれど、真似しようという悪い人が出たらどうするんだろうと思った。
紙の本
格好いい詐欺師に御用心!
2006/04/09 02:36
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルビナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この春、TVドラマが開始予定のホットな話題になりつつある本作。
主演がNEWS(ジャニーズ事務所)の山下智史ということで、全国の中・高校生の興味を湧かせることに期待したい。多種類・多目的な詐欺に対する予防法を知っておくことで、生活の知恵となるし、自己責任の代償を若いうちから知っておくことも大切だろう。
例えば、9巻目の本作でも話題にあがる「個人情報」について。
企業間では「個人情報保護」はまさしく死活問題で、大分敏感になってきているが、一方でネットにつながった携帯電話で不特定多数の友達とメルアド交換をする学生がいる。社会人でさえ、自分に実害がない限り法律の現実的な必要性が理解できないタイプの人間もいる。
クロサギは、そういう「今は実害がない」学生や社会人の社会科参考書として読むといい。毎巻、時事問題を扱っているので一層馴染みやすいだろう。
同時に人間関係にも注目。黒崎とつららの関係がこう着状態の中、発展しないのでヤキモキしているのだが、ドラマが開始することで進展はあるのだろうか。神志名警部補との因縁もますます深くなってゆき、漫画でもドラマでも活躍しつづけてほしい作品だ。
紙の本
二人のプロ意識
2007/01/14 16:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダブルディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題作の〈粉飾決算詐欺〉において、
御馴染みの神志名(かしな)警部補登場。
だが、今回は、“クロサギ”黒崎とのやり取りは、
あまりなく、黒崎と詐欺の被害者・神志名と
詐欺の被害者のやり取りが、読ませる。
その詐欺の被害者というのが、大手銀行の
支店長であり、神志名と同じ大学の同じゼミの
先輩。
ということで、今回の詐欺とは直接関係の
無い銀行の暗部が、描かれているのであるが、
その描き方が、さりげなくであるが、
だからこそ生々しい。
その銀行の支店長から、極秘で捜査するように
頼まれていた神志名であるが、正式捜査に
切り替えてしまう。
刑事としては、私情を挟まず、当然のことを
したのであるが、キャリアとしては、
どうかということをさせることによって、
神志名の人一倍詐欺を憎む心情を上手く
描いている。
一方、黒崎は、彼自身が“クロサギ”となる
きっかけとなった父親が被害に遭った詐欺を
通して、銀行の本性というものをよく見ている。
だから、その銀行員からの直接の依頼である
今回の仕事に対して、複雑な心境を抱く。
それでも、黒崎は、そんな思いを振り切り、
〈仕事〉を遂行しようとする。
〈仕事〉は、135度違う二人であるが、
プロ意識に関しては、相通じるものがある。
10 件中 1 件~ 10 件を表示 |