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紙の本
ミステリで迫る“魔都”上海
2006/04/04 10:43
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投稿者:せらび書房 - この投稿者のレビュー一覧を見る
オールド上海、そこは東洋と西洋の合わさった巨大国際都市。賭博、娼婦、麻薬といった悪習がはびこり、秘密結社や秘密機関が跋扈する危険な街……。忘れられた〈外地〉を舞台とするミステリ・アンソロジー、満洲篇に続く第二弾が登場。オールド上海を舞台にした九編の探偵小説に加え、巻頭にガイドとして編者・執筆、グレゴリ青山・イラストによる「探偵小説的上海案内」を置く。日本の探偵小説がとらえた“魔都”の正体とは!?
《上海篇 内容》
[収録作]
松本 泰…………………「詐欺師」
米田 華舟工……………「掠奪結婚者の死」
白須賀六郎…………………「九人目の殺人」
木村 荘十…………………「国際小説 上海」
竹村 猛児…………………「盲腸炎の患者」
冬村 温…………………「赤靴をはいたリル」
戸板 康二…………………「ヘレン・テレスの家」
南條 範夫…………………「変貌」
生島 治郎…………………「鉄の棺(ひつぎ)」
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