紙の本
古典的名作
2019/05/18 18:21
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投稿者:モフモフモフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
名作と聞きながら読んでいなかったので。
古い作品だが、時代を超越したおもしろさ。楽しい読書時間がすごせた。このタイトルも秀逸だ。
他の神津恭介シリーズも読んでみよう。
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親が生まれた世代の本。けども読みやすい。本格探偵推理ムードを味わいたいならどうぞ。短編集も良かった。コテコテに作れたらキャラ設定がなければ星5つ。
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こちらも大好きな本。超有名となったトリックですね。
人形、童謡。今なら出せないかもしれない登場人物。すべてにおいて、実に素敵。
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『人形はなぜ殺される』
神津恭介シリーズ
中谷譲次が開催したマジックショーの控室から消えた人形の首。ギロチンマジックを披露する予定だった水谷良平と京野百合子。首のおさめられた箱の中に残された鬘の秘密。その首を添えられた首のない百合子の死体。沢村医師の精神病院に入院している百合子の姉・滋子。百合子と滋子の父・綾小路家の別荘から盗まれた人形。京都に向かう神津が乗る列車「月光」にひかれた人形。「月光」に乗り合わせた沢村医師。人形を発見した松下研三を襲った犯人。殺害された水谷の婚約者で百合子の妹・佳子。殺される獅子の人形。皮肉屋の詩人・杉浦の死。犯人に翻弄される神津恭介。精神病院での滋子の死。沢村医師と綾小路典子の結婚式で明かされた真実。
『罪なき罪人』
神津恭介シリーズ
喧嘩し家を飛び出し戻ってみたら妻の遺体を発見した青山。アリバイに謎の女と共に過ごしたと申し立てるが・・・。青山の妻の浮気相手・佐野の失踪。謎の女として名乗り出た京子に隠された秘密。
『蛇の環』
神津恭介シリーズ
ラジオで共演した恭介と早川博士。博士の恐れる互いの尻尾を食い合う蛇のシンボル。連れ込み宿で殺害された小宮みどり。みどりの夫・小宮隆夫も青酸カリにより殺害された。みどりの夫と関係していたゆかり。みどり、ゆかり、隆夫の三角関係の結末は?
2009年3月8日再読
2011年12月19日再読
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かなり昔の本なので、時代設定が古いのは仕方がないですが、メイントリックの面白さはあせていないですね。
それが、そのままタイトルの「人形はなぜ殺される」タイトルにこのタイトルに集約されています。
また、古典ミステリ定番の読者への挑戦状の語りが第三者的ではなく、当事者であるかのように書かれているところも好きです。
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手品の会場から、タネの一つであった作り物の首が盗まれる。数日後に発見された女性の首なし屍体の傍らには、その作り物の首が落ちていた……。とまあ、雰囲気たっぷりのミステリです。しかもこれが序章に過ぎない。真骨頂は魔術倶楽部の会員が集まった別荘での惨劇。そして「いよっ、名探偵!」と声を掛けたくなる外連味たっぷりの解決篇に雪崩れ込む。
ミステリの面白さの一つは演出にあります。その点、これは本当に素晴らしい。次々に繰り出されるシチュエーションに昂奮して読んでいると、解決の直前で、これまでの疑問点を列挙した「さあ犯人を当ててみなさい」と言わんばかりの挑戦状が挟まれるのです。ミステリは複雑化しました。しかしその楽しみの根本はこういうところにあるのだと教えてくれるような一冊です。
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人形の殺害と犯人のトリックとの間に密接な必然性があることと、生首の隠し場所が素晴らしい。たとえ人形でも、列車に轢かせるのは心が痛みます。
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ある人の途中での言動と行動であれ?この人犯人?とは思ったんで、第2幕第3幕の殺人のトリックは其れほど驚かなかったけど、第1幕と第4幕はびっくり。なるほどね。面白かったー。
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人形はなぜ殺される。
タイトル通り人形が殺されてしまうわけですが、作者からの出題がある本格ミステリなので解くのが好きな人にはオススメですね。
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まあまあ面白かったです。こんなに読者に推理を求めてくる小説は初めてかもしれません。もうそれは驚くほどに問いかけてきます。
個人的にはそこまで読まさせられた感じはないので評価は星3つです。
本格ミステリを好む方にはお薦めできると思います。
あと余談ですが作者の話の盛り上げ方がすごいですね・・・。「こんなに大きな表現をしてしまって大丈夫か・・?」と心配してしまうほどの表現をします。「冷酷無情な悪魔の行った、実に悪魔的な大犯罪」とか。
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人形劇での殺人予告と、それに付随して起こる怪奇事件へ、名探偵・神津恭介が挑むミステリー。
端正な名探偵だの、奇術愛好会だの、せむしの詩人だのと、妙に心をくすぐる要素が多く飽きなかった。
終わり方は結構呆気なかったが、読み返してみると、犯人の突き抜けた行動力にぞっとする。
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読者への挑戦がついている古典的ミステリー。犯人自体は、その書きっぷりから割と早い段階で分かるが、どうやって殺したのかやその動機、そしてトリックになると分からない。
70年近く前の作品なので古さは否めない。
道具立ては派手で引き込まれるが、現代では人権への配慮上書き得ない作品で、もしかしたらそこに嫌悪感を持つ人もいるかもしれない。
やはり横溝正史や大乱歩の方が少し上かな。
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犯人は何となく分かるのですが、どうやってこんな連続殺人を犯すことができたのか。そして、どうして人形は殺されなくてはいけなかったのか、それがラストになって一瞬で繋がる瞬間は圧巻です。 ケレン味溢れる、古典ミステリの代表作です。
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神津恭介シリーズ(^O^)長編『人形はなぜ殺される』短編『罪なき罪人』『蛇の環』収録。このトリックにはよほど自信があったんだろう(^_^;)けっこうヒントがバシバシ出ていて簡単に犯人とトリックが読めてしまう。純粋に読めれば楽しめるかな?犯人がわかってしまうと単純なため神津に対してツッコミ所が満載でややがっかり( ̄▽ ̄;)助手の松下の方が仕事してたくらい(笑)とにかく長かった。
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初挑戦、名探偵・神津恭介にご対面(*´▽`*)
最初に序詩があります。2,3Pくらい。
読んでて良かった!と、声を大にして云いたくなります(笑)