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これですよこれ。呪われた館ホラー! いわく付きで怪現象起こりまくって、トッピングがスプラッタ。こういうの非常に好きですねえ。わりかし海外ホラー的なノリかも。
連作形式になっていて、短編の中では「幽霊屋敷」が好きかなあ。まだ真相がまるで見えていない、その状況での恐怖がたまらない。「異邦人の街」のあのラストも、印象深かった~。
だけどこの作品一番の真髄ってのは、全体を通して変貌してくるあの人の様なんじゃないかな。まさかまさか、そういうことになりますか。
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この著者、嫌いではないのだが近作ではどうも―定評があるはずの残虐描写にどうも迫力やグロテスクさを感じられないのか。考えてみると、登場人物が痛めつけられる描写でも「苦痛」が伝わってこない。その理由を「ショックで痛みが希薄」という風に書いてはいるものの、やはりモノ扱いなのだ。それ故に、単に血しぶきが飛び肉や臓物がこぼれる描写に慣れてしまった自分には、以前のようにわくわくできなくなってしまった。
(この感想自体数年前のものですがw)
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曰くのある屋敷についての短編連作集。
ホラー4割、スプラッター6割の印象で相変わらずのグロ描写てんこ盛り。
どの短編も1本調子でやや飽きてくる。
なんらかの解決なり決着が欲しかった。
最終話のぼやきに繋がる一連は面白かった。
解説が熱くてちょい感動。