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背中ぞぞっの短編がいろいろ。表題作『押入れのちよ』は、ぞぞっより哀しい物語。「ユタと不思議な仲間たち」を思い出させる一編だった。しばらく
ジャーキーとカルピスとちよを思い出しそう。。
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2006/06/28 萩原浩の初の短編集かな?表題作は面白かったけど、これ以外はそこそこ。長編で話しを作りこんでいく作家なのだと実感。
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短編集。怖い・・切ない・・気持ち悪い。いろんなストーリーが詰まってます。途中・・(私の)集中力が持たず、退屈してしまいました。一話ずつゆっくりと読めば良かったと後悔;;
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ちよちゃんのお話が詰まってるのかと思いきや、関連のない短編集でした。ちよちゃん話で、一冊読みたいな〜。
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ホラー短編集。主人公の恵太がお金に困って引っ越した先は、家賃の安いお得物件。 けど安いのにはそれなりの理由が… その部屋には余計なものがついてきた。それは「ちよ」という14歳の女の子の幽霊。幽霊とサラリーマンの奇妙な同居を描いた「押入れのちよ」や、その他にも、ユーモラスな話、本当に怖い話など、様々ホラー作品です。夏の夜に、ぞくりと切ない9話の物語はいかがですか?
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いろんなホラー(?)スタイルが集まった短編集。本のタイトルにもなっている「押入れのちよ」と「介護の鬼」は☆4。他は☆2〜3といった感じ。
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短編集。読みやすい。ものすごく面白い、という訳ではないけれど、案外面白い。ひねりが効いていて結構好きです。
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新聞チラシで見て、『ぼくたちの戦争』がおもしろくて、借りた本。短編集。表題作はいいけど、他が。。。ちょっと期待はずれ。表題作は続編が読みたい。
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短編集。王様のブランチに影響され呼んでみたが、「老猫」と「介護の鬼」は受け付けなかったが、「コール」と「押入れのちよ」は面白かった。
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・お母さまのロシアのスープ
・コール
・押入れのちよ
・老猫
・殺意のレシピ
・介護の鬼
・予期せぬ訪問者
・木下闇
・しんちゃんの自転車
の9つの話が収録された短編集です。
ミステリー系のものと、ファンタジー系のものとありましたが、私が好きなのは、「コール」と「押入れのちよ」と「しんちゃんの自転車」です。
「コール」は、話のカラクリが分かったページを読んでから理解するのに最初から読み直しました。こういうトリックが好きです。
「押入れのちよ」は表題作だけあってお勧めですね。ちよがかわいい。
「しんちゃんの自転車」もお勧め。せつない話でした。
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短編集だと思わなかった。読後感があまり良くないのが多い、かな。「押入れのちよ」と「コール」は良かった。
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「お母さまのロシアのスープ」
スープについては薄々感づいてはいたのですが、双子についての真相には驚きました。悲しい物語です。しかし、やっぱり母は強し、ですね。
「コール」
じんわりと心に沁みました。悲しくて、美しくて、切ない物語。最後の一行で、胸をギュッと鷲掴みにされた感じです。でも、すごく好きです。
「押入れのちよ」
怖いけれど、ほんのりとした温かさもあります。ちよがとっても可愛い!こんな幽霊なら私も怖くないかも…いや、やっぱりちょっと怖いか(笑)
「老猫」
怖いと言うより不気味。何で猫ってこんなイメージ?愛猫家の私にとっては受け入れ難い物語でした…。
「殺意のレシピ」
シュールな笑いですね。夫と妻、それぞれの視点から見た相手の姿が面白かったです。その後、この二人はどうなったのかしら…。
「介護の鬼」
…これはえげつないです。善三も怖かったけど、苑子が怖い。怖過ぎます。本当に鬼以外の何者でもありません。
「予期せぬ訪問者」
どことなくコミカルで笑えました。「ダスクリーン」が何者なのかは途中で分かってしまったんですが、それでも面白かったです。
「木下闇」
ゾワゾワとする怖さでした。どこかで読んだことのあるような感じの物語でしたが、楽しめました。ただ、この一冊の中でのインパクトは少々、薄めです。
「しんちゃんの自転車」
しんちゃんの言葉が悲しさを誘います。夢物語のように儚い物語。でもしんちゃんはきっと、主人公にとっていつまでも大切な存在なんだろうな、と思います。
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最初から最後まで、ワクワク、ドキドキ、時に、ほんわかした気持ちになったり、恐ろしさに鳥肌が立ったりと、短編集で、こんなにも、気持ちを揺さぶられるのは、久しぶりの事でした。“しんちゃんの自転車”のしんちゃんや、“押入れのちよ”のちよに、切ない気持ちでいっぱいになった。“介護の鬼”では、自分の今の心の中とだぶって、少しだけれども、やましい気持ちが芽生えてしまった。恐ろしい話でした。
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初めて読む作家さんでしたが、全体を通してとても楽しめました。こういう、「ちょっと不思議なホラーミステリー」というカテゴリ、けっこう好きなんですよね。わたしが気に入ったのは、「コール」「押入れのちよ」「木下闇」です。「おかあさまの〜」「介護の鬼」は怖かった。「おかあさま」は展開は途中で読めたけど、童話風の雰囲気が不気味で……。「介護」は初めはコメディかと思ってたら、だんだんすさまじい展開になっていき、最後はあれ。怖すぎます。「殺意のレシピ」「予期せぬ訪問者」はかなり笑いました。ちょっとこういう作風の人と思っていなかったので、驚きました。かなり好みかも。他の本にも手を出してみようかな。
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怖いのに、切ない。笑えるけど、哀しい。心を震わせる荻原印の傑作短編集。
今ならこの物件、かわいい女の子(14歳・明治生まれ)がついてきます…。幽霊とサラリーマンの奇妙な同居を描いた表題作ほか、「木下闇」「殺意のレシピ」「介護の鬼」など全9話を収録した、ぞくりと切ない傑作短編集。