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表紙がライトノベルっぽくて、
穂瑞沙羅華という登場人物の名前もなんだかライトノベルっぽいですけど、
内容は難しい理系用語の連続。
でも、用語の意味は分からなくても問題がないんだとこの本を読んで知りました。
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第三回小松左京賞受賞作。
留年寸前の落ちこぼれの僕が担任の教師から命じられたのは不登校の天才女子学生のゼミへの参加という無理難題だった!!
あるきっかけで得られた究極の疑問「宇宙を作る事はできるのか?」
それを問いかけてみたところ…。
文句なしに面白い!!
物理の知識がある人は言うに及ばす、無い人でも存分に楽しめるw
果たして宇宙は作れるのか?
巻末まで楽しんで呼んでくださいw
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解説に議論ばっかりしてる小説って書いてあるけど、本当に議論ばっかりしてる小説。しかもそのテーマは「宇宙を作ることは出来るのか」という超難題。宇宙論の初歩から解説を交えながら物語を展開してゆく様には感心してしまう。確かに今の宇宙論は確かに下手なSF小説より断然に面白いし、この著者がその面白さを引き出すことに成功している、ってことなんだろう。SFというより科学系小説の一つの形として、とても面白かった。
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物理系の大学の天才少女と落ちこぼれ学生が禁断のテーマ「宇宙の作り方」を追う。物理って何ぞやというもろ文系の私でもどっぷりと物理の世界に浸った気分になれました。
宇宙は「無」からできたっていうけど、そもそも「無」ってなんなのさ?
誰もが抱くであろうそんな疑問まで考察してくれるのが嬉しい。にしても物理という学問は驚くほどに哲学的でもあるんですね。
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宇宙を作ることは出来るのかという大テーマに、学生達がゼミで挑む異色SF。テーマは非常に興味深いし、そのアプローチも楽しめる。しかし、専門用語が多くなるのは仕方ないにしても、所々話がすっ飛んでしまっているように感じる所も。あと一番の問題は、登場人物に誰一人可愛げがなく、感情移入出来ない所。
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自分が理系人間なので興味がそそられ手に取った。
でも物理やってない人間なので『ん??』とわからないとこだらけだったが、面白かった。
簡単に言うと難しい本である。私が文系人間だったら根をあげてそう。
話自体は嫌いじゃない。
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はっきりいってよくわかりません。
天才少女と落ちこぼれ大学生との交流。ストーリーで物理学の専門用語が出てきてチンプンカンプン。
高校生向きの本と知って読んだが、ほんとうにこれが高校生に理解できるのか?
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サイエンス・ミステリー(?)。
さらっと読める本、だけど、科学用語苦手な人は辛いかも。
読後感は良いと思う。ホームズとワトソン的なライトミステリー。
「人間に宇宙は作れるか?」っていう科学的なテーマが面白いと思った。
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読もう読もうと思っているうちに、先に映画を観てしまった。
映画と比べて読んでみてもいいけど、とりあえず積読。
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順列都市を読みやすくした感じ(違)。この宇宙は「彼」が「彼」のいる宇宙のサブセット版をシミュレートしてるだけかもしれんね。作中で穂瑞がやったのと同じような感じで。日本語wikipediaの「シミュレーテッドリアリティ」の項目が参考になるかもしれない。
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小松左京賞受賞作品。2008年映画化。将来へ見通しを持たない落ちこぼれ大学生の僕が、担当教授から与えられた課題は、飛び級をしてきた天才少女大学生を研究室に連れて来ること。僕は、手段も考えずに彼女の元を訪れるが、何気なく発した「宇宙は作れるのか」という質問に彼女は興味を示す。
確かに「ビッグバン理論」によると、宇宙は無から出来て、今も膨張を続けていると言うことになっている。「無」はどこにでも存在しているから、今日突然にできてもおかしくない。コロンブスの卵的な発想。興味を持って読んでしまったが、原子物理学とか相対性理論とかが正しく展開されているのかどうかよくわからなかった。解説には、科学的な知識がなくても楽しめると書いてあったが、そんな人が「宇宙は作れるのか」なんていうキャッチに惹かれるとも思えない。
青春小説としては、出会いから勘違いがあって別れて行くパターンだけど、ドキドキする所もないし、イマイチ。主人公が卒業のために、米作りをするところがあるが、ここがオリジナルの読みどころだった。
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「宇宙ば無゙から生まれた」と、彼は言った。「すると人間にも作れるんですか?無なら、そこら中にある―」
「ハイテク普及の原動力は、戦争とエッチ情報なのは疑う余地もない。」
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D.K氏の絵と、小松左京賞と、映画化の帯と、角川春樹プロヂュースwに釣られて。
『本当は樹木を探している犬が、ストレスを抱えながら電柱にオシッコするようなもの。』
『物理で考えてみたら、いくら自分を砕いてみても、モノと力しか出てこない。』←
これはちょうど半年前の僕だw。日記見直したら「還元論で心の中を覗いたら、存在意義なんて何処にも残らないだろ…。」とか書いてるしw。
「そのことを僕は創造行為だとさえ思い込んでいた」らしいですぜw。
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2002小松左京賞&もうすぐ映画公開らしいので読んでみました。……いやぁ、あたしガチガチの文系なんですけど。何とか理論とか言われたって、わかりません。どこまでがノンフィクで、どこまでが作者の創作かも区別がつきません。が、それが反対に良かったのかもしれなくて、素直に物語を受け入れることができて、上手く騙されちゃったのかもしれません。「難しいことは良くわからないけど、宇宙って作れちゃうんだ!」くらいに。でも、やっぱり、難しかったなぁ。「宇宙は無から生まれた」ってことも初耳な私だもん。そうだけど、「宇宙を作ること」=「自分を知ること」と言い換えてくれたおかげで、私もちょっとは考えることができた。自慢じゃないけど、物語の結論部分は理解できたつもり。だから、なんたら理論とかわからなくてもどうでもよくなっちゃったんだよな(笑。★お気に入りセリフ★「しかし慎重にしないと。ボルツマンの二の舞にはなりたくないからね。」絶対、口癖にはできないと思うが、かっこいいと思う。
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単行本と、文庫本と出てるとき、どっちを買えばいいか迷うと思います。
同じ作者は同じ版で揃えたいけど、出る時期が全然違う・・・そして値段も。