紙の本
自分自身に問いかけてみてください。
2006/06/16 15:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Roko - この投稿者のレビュー一覧を見る
人は、忙しい心の隙間を埋める為にものを買います。もので空間は埋まるけど、心の隙間は埋まりません。買い物はついついエスカレートして、より高いものが欲しくなってきます。高いものを買うためには、より多くのお金が必要となり、そのお金を稼ぐ為に、更に働かなければならなくなります。
結局ものを買うために働くことになってませんか?まるで中村うさぎの世界ですねぇ。なんて笑ってばかりもいられません。
あなたは、そんなものを買うために頑張っているわけじゃないでしょ。あなたにはやりたいことがあって、それに向かって進んでいたはずなのに、いつの間にか「そのうちにやろう」と棚に上げてしまってない?本当に欲しいものを求めずに、違うもので埋めようとしているから、いつまで経っても満足できないんじゃないの?
「好きなことをやるために働かなくちゃ」だったはずなのに、いつの間にかそれが逆転しちゃって、「働くのに忙しくて、好きなことができない」と思い込んでない? そうなんです。まさに、そのとおりなんです。
なぜ、わたしはここにいるの ?
何のためにわたしは生きているの ?
自分自身に問いかけてみてください。大事なことを想い出すために。
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社会にでて、いろいろ悩んだときにもう一度読みたい本。
自分にとって一番やりたい仕事につけるように、がんばろうとおもった
しかしファンタジー的な本かと思ったらちょっと自己啓発本よりだったのには拍子抜け 笑
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これからのことを考えてたタイミングで、この本を読むことになって、びっくりした。タイミングの話も、腑に落ちることとなる。自分の価値観をもち、自分で決めて、まっすぐ進むということをいろいろな言い方で、伝えてくる。他人にコントロールされないことの大事さ。ファンタジーだと思って、構えないで読みはじめたため、あれあれ?って感じで、一気に読んでしまいました。
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なぜ、私たちは今すぐやりたいことをやらないで、やりたいことができるようになるまでの準備ばかりに時間を使っているのか?
あなたは死を恐れている?
PFEの質問を自分自身にしていない人、自分のやりたいことでPFEを満たそうとする第一歩を踏み出していない人、そんな人が死を恐れるのよ
仕事をする理由はお金を稼ぐため。モノの支払をするためにお金が必要になる。僕の買ったモノの多くは、ほんのつかの間自分を逃避させるようなものや、ストレスをほぐしてくれて周りと少しでも折り合いがついているように感じさせてくれるものばかり。
逃避する必要も、ストレスをほぐす必要もないとしたら、いったいどれほどのものを欲しがるだろうか
何か問題に直面して、どうしていいかわからなくなると、彼は自分自身に言い聞かせる。ゴルフボールを動かせ。
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PFE(Purpose For Existing) = “存在のための目的”を考える
人生という寄る辺のない砂漠で迷ってしまったとき、オアシスのごとく姿を現す不思議なカフェがあったなら。そんな素敵な世界がジョン・ストレルキーの小説にありました。そのメニューに書いてあるのは料理の名前ではなく、お客の心へ問いかけるいくつかのクエスチョン。
メニュー1「なぜ、あなたはここにいるの?」
文字通りの意味だけではなく、今住んでいる場所・勤めている会社・通っている学校などなど。たとえ望んだものではなくとも、そこへ行くことを決めた瞬間の自分というのが必ずいるはず。己の“存在のための目的”を考えるのは、これからの生き方を考えることに繋がるかもしれません。
メニュー2「あなたは死を恐れている?」
イエスでもノーでも構いませんが、それはなぜなのか。恐れながら生きるからこそ見えてくる物事もあるような気がします。こんな質問をされても胸を張って答えられるようになりたいもの。
メニュー3「あなたは満たされている?」
本当に自分のやりたいことをやって、なおかつそれを暮らしの糧とすることができているような眩しい生き方をしている人が誰しも周りにいると思います。では何故自分もそうではいけないのか?生まれた環境かもしれないしこれまでの努力かもしれない。でももしかしたらそれはある種の簡単な”気付き”によって傾きだす可能性もある、ということを知りました。
ついさっき何の気なしに読みとばした一文が、聞き流した一言が、もしかしたら自分の人生観を180度変えたのかもしれない。いろいろなことに迷っている方は是非。また、迷っていることに気付いていない方にもオススメしたい一冊。
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"Purpose for Existing"(PFE)をテーマに話が進む。
「なぜ、あなたはここにいるの?」という問い。
その答えを見つけることは難しいが、方向性としては大事だと思う。
PFEを見つけるには努力が必要。いろいろやってみることが大事ということなんだろう。
自分は違った経路で同じ問いをし、自分なりの答えは得ているけど、だからといって毎日が楽しくて幸せかというと、そうでもない。