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久しぶりに本棚から引っ張り出して読みました。
毎回読み終わるたびに違った印象を受けます。
大人になってから読んだのはこれが初めてで、読んでいる中で「あぁ、自分も”大人”寄りの思考になってしまったな...」と思いました。
王子様は子供っぽい印象があるけれど、時折大人(良い意味で)のような、一種の悟りを開いているような片鱗を伺わせているように感じられました。
狐の「肝心なことは目に見えない」という言葉が心に残りました。
子供の頃に読んだときは「絶対にバオバブだけは育てない!」という感想を持っていたのを覚えているのですが、大人になってから読むと一文一文考えさせられる内容だと思いました。(それでもやっぱりバオバブは育てたくない気持ちは残っている...(笑)
あとがきにある訳者の方のこの作品全体や結末に対する考え方も大変興味深かったです。
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正直、自分には向かなかったみたいだ。
どうゆうことを伝えようとしているのか、それはわかってるんだが、どうしても苛ついしてしまう。何故苛つくのかわからないが、本でこんなふうになったのは初めてだ。
まあ、読む時期によって何か変わるだろうしいつか読み返そうとは思ってる。
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倉橋由美子訳。直球ストレートという感じ。
分かりやすい。
最後の「訳者あとがき」が、なかなか良くて、訳者の思いが良く理解できる。
例の「飼い慣らして」は、「仲良くして」と訳されているが、これについてもあとがきで解説されている。「飼い慣らして」が本来の訳で、その主旨についてもよく理解できた。
それを、訳者は「仲良くして」と曖昧に訳したと書いている。それで、星の王子さまは40過ぎの男が書いた大人のための小説と言い切っているのが、ちょっと面白い。
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内容がよくわからんかったのが
自分、もう、子どもの心が
どっかいったんかなって思って
悲しい。
それは置いといて、
星の王子さまってタイトルは
ずっと知っとって、
皆にも勧められとって、
タイトル的に絶対ほわーん
平和〜って感じなお話と
思いよったんよ。
そしたら、深いし、
お花とのこととか、
最後の蛇のとことか、
哀しいこと多過ぎて
予想外やった。。泣いた
けど、この気持ち大切にしなきゃ、、
みたいなこの本から受け取らないかん
ことを受け取れてない気がする。
違う訳の人のも読んでみたい。
受け取りたい。
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コミックばかり読んでいるわけではない事を証明したかった、のではない・・・
そう「星の王子様」って題名ばかり有名で、いままで読んでなかったんだ。
シンガー友部正人さんが「サン・テグジュペリは、もういない」と歌っている、その歌声が良い。
いつか読まなきゃなぁと思っていたんだ。
8月に読んだかな、
こんど、映画も封切られるのかな、
この倉橋由美子さんの訳の本で、良かったと思う。
挿絵も、そのまま掲載されているしね。
☆
「サン・テグジュペリは、もういない」
「小さなプリンスには会えるけど」
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「大人って、とても変だ」そう思いながら王子様は旅を続けた。“かつて子供だった”人のために書かれた永遠の名作。その「謎」を解く最も大胆な倉橋訳、待望の文庫化。
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2005年に岩波書店の版権が切れた際、数社の版元が競うように新訳を出した『星の王子さま』。まさかあの『パルタイ』の倉橋由美子さんが翻訳していたとは知らず、思わず手に取った。
初めて『星の王子さま』を読んだのは高校に上がるくらいだったと記憶している。なんだか筋立てがおセンチに感じられ、ピンと来なかった。その後も『星の王子さま』関連の企画にはまるで食指が動かずにきた。なぜ、多くの人がこの本を好きなのか、よくわからなかったのだ。
今回、作者のサン=テグジュペリが本書を書いた時と同年代になって読み返して、意外なほどにすんなり入り込めた自分がいた。もちろん、これは倉橋訳が文章として非常に読みやすいことも理由のひとつだと思う。
とはいえ、やはりおセンチだし、そのうえ少し説教くさいななんて思って本書を読み終え、倉橋さんの解説を読んで、ガーン! 自分の読みの浅さに反省した。倉橋さんの「謎解き」に沿って読み返すと、おセンチなんてとんでもない。シビアでビターな大人のための物語じゃないですか!深く読むことの本質を教わった気がする。
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箱根の星の王子様ミュージアムにも行ってきました。(アイコンの写真)
色々な言語に翻訳されてると思うから、その音読を聞いてみたい。
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読むたびに感じるものが違う。
結末は知っているのに何度読んでも泣いてしまう。
なぜ泣いてしまうのか、自分でもうまく言語化できないけど、、、。
読み進める中で、小さくて繊細で今にも壊れそうな、でも大切な事を知っている王子様をパイロット同様失うのが怖かったのかも。
私も気づけば大人と言われる年齢になったけれど、王子様が教えてくれた大切なことを日々思い出して大事に生きたい。