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どちらかというと下巻の方が好きかもしれない。
雀の過去が少しだけ出てきますが一体どんな生活をしてたんだ・・・気になる。
そして鬼火の旦那、すきだなぁ・・・。
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自分と同じ様に落ちてきた女の子の話だった上巻とは違い
今回は彼が落ちてきた時の話。
一体どうしてここにいるのか。
なぜ戻らなかったのか。
上巻で抱いた謎を解決してくれます。
周囲がかなり『大人』です。
こちらの言いたい事をきちんと酌んでくれて
ちゃんと見守ってくれます。
それをこちらも分かっている。
こんな世界、そうないですが、相手が妖怪だと
この設定も何だか納得できます。
多分、相手が長い長い時間を生きているからかと。
そんな前半と打って変わった後半の話。
最後の落ちに、ちょっと笑ってしまいましたw
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『大江戸妖怪かわら版 異界から落ち来る者あり 下』作:香月日輪
初版発行:060600
発行所 :理論社
登場人物:鬼火の旦那
魔人。雀の名付け親にして保護者。
キュー太
かわら版屋の絵で書いているのっぺらぼう。
百雷
侍の狼男。岡っ引き。
蘭秋
日吉座の売れっ子美人役者。白狐。
あらすじ:魔都・大江戸に迷い込んだ傷付いた子供が異界を観光しながら、少しづつ癒されて、新しい一歩を歩みだす。
目次 :子ども、異界を歩く
異界にて生まれ変わる
遠きにありて思う
雀、かわら版屋になる
芍薬、牡丹、百合、蘭秋
雀、芝居を見物す
でんつくに付ける薬なし
季節移りて木の芽吹く
オススメ:いやーこの人、人情もの上手いですよねぇ。斜に構えた見方しか出来なかった子の成長して、過去を肯定する。それを手助けする周りの人たち。児童書としていいできですよね。メッセージとして大切な事を持っていると思います。
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白助・・想像出来たし
セリフが口から印刷されてくるのかなぁー不思議w
どうなってんの・・ww
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「大江戸」はぼくらの知っている江戸ではなく、妖怪たちが住まう土地。
唯一の「人間」である「雀」と呼ばれる少年がかわら版屋で働いてなじんでいる。
こんな世界で起こるいろいろな楽しい事件が描かれる。
妙に「江戸」の雰囲気が出ていて、ついここで暮らしていきたくなります。
雰囲気を形作っているのは、登場人物たちの「おそれ入谷の鬼子母神」とか「あたり前田のクラッカー」ふうの調子いいセリフかもしれません。
最初はなんだか他愛ないなあ、と思っていたのですが、読んでいるうちにだんだん、ずっとこの世界と付き合っていたいなあ、と思うようになったのでした。(2007年04月20日読了)
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魔人は格好いいな。雀の現代のあり様がなんとも言えないけど、これは続きも楽しみかも。
旦那みたいな大人が近くにいて、自分をいつくしんでくれる幸運はそうそうないような気もしたり。
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小中学生の頃に読むと、はまるだろうなあ。
江戸っ子の言葉の言い回しは、読むと、
言いづらく無いのかな?って思えてしまうが。
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図書館から借りました
ファンタジー。 ホラーと呼ぶほどおどおどろしくない。
主人公は雀という名の男の子。唯一の人間。
魔神の桜丸、猫のポーらと仲良しで、大首のやっているかわら版屋に勤めている。
炎蛇が出たといっちゃ、出かけてゆき、カッパのなわばり争いがあるとあっちゃあ駆けつけ、事件をおっかけ、あっちこっちに。
彼はこちらの江戸から落ちてきたのではなく、ゲームや「たまごっち」が存在する現代からあちらにたどりついていた。
すさんでいた子は、帰ることもできるのに、こちらの世界で生きることにした。
あちらに居たら、両親を憎むだけで恋しく思ったり出来ないだろうから、と。
周囲の妖怪はみんな優しくて、まさに児童書。
絢爛な水天のお嫁入り描写。
江戸らしい描写もあちこちに。
っていうか、キャフェーとかソーダって、この時代からもうあったのですか??
ま、、そのへんは妖怪だからかな♪
さらりと読めます。
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「俺は……誰にでも胸をはって、俺ですって言えるようになりたいんだ、そしたらみんなが、そうか、お前かって、笑って返してくれるようになりたいんだ。その時に初めて、俺の居場所ができた気がするんだ」
内容紹介です。
かわら版屋の記者・雀は、面白話を求めて妖怪都市・大江戸の町を東奔西走。狼男の同心・百雷が、当代一の役者の困りごとの相談にのっているのを知り、興味を持つ。しかし、事は同じ一座の役者の死という意外な方向へ…。
雀が「雀」になった時のお話が前半。
後半は上巻でちょっと出てきた役者蘭秋のストーカー(と言ってよいのか)
事件のお話。
うん、前の巻から繋げる理由がないよね。
一巻完結でよかったよね。
ついでに、上下逆の方が分かりやすかったと思う。
上巻でもちょこちょこ雀が「大江戸」に来た時の様子が書いてあったけど、あっちゃこっちゃ行って分かりづらいんですよね。
時間軸を飛ばせていいのは、ある程度の筆力がある作家のみ、だと思います。
香月さんレヴェルではちょっと…。
そういや、雀っていくつぐらいの設定何でしょう?
高校生にしては幼すぎると思うんですが、夕士のことを考えるとそのくらいなのかなぁ?
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雀の奔放さがかわいいです!
皆に愛されて良かったね。
百雷と蘭秋がどうなることやら...
香月先生の作品は
どことなーくBLっぽい感じが随所に見られるのですが
今回は、直接的でしたね。
その辺を抜きにしても楽しめました。
さらっと読みたい時に香月作品はオススメ。
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下巻の前半で雀の過去が語られる。
後半は上巻の続き。
この本の対象は何歳くらいなんだろう?ティーンむけ?
これでもか!と繰り返し主題らしき言葉が出てきて、ここまで書かれるとちょっとゲンナリしてしまう。
読みての入る余地がないというか。
それもあり、後半のほうが楽しめた。江戸の芝居見物イイねー。
水天宮の嫁入りもよかった。
ありがちなんだけど、野暮で鈍感、気が優しくて力持ち(なにかの歌みたい?)百雷の旦那がなんとも良い味出してる。
これで終わりなのかな。雀の恋バナも読んでみたいな。
それにしても、この人の本は親子関係が複雑だな。ティーンむけでちょうど読者が親から離れて行く年頃だからかな。
「俺は・・・誰にでも胸をはって、俺ですって言えるようになりたいんだ。そしたらみんなが、そうか、お前かって、笑って返してくれるようになりたいんだ。その時に初めて、俺の居場所ができた気がするんだ」
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下巻です!香月さん作品にハマってしまいました!
上巻にでている主人公くんのお話。”異界”から落っこちた・ってのはこのことだったんですね~。
面白い!次も読みたい!!
2013/00/00
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雀が大江戸に来て残った経緯がわかった。
猫のポーと魔人の桜丸等、個性的な妖怪達に囲まれて雀は生き生きと生活している。
アニメになったらいいのに。
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そこが妖怪たちの世界だったとしても、雀がイキイキと生きていける居場所が出来て、よかった。人である雀を優しく受け入れてくれる町のみんなのおかげだなぁ。続きも楽しみです。
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「雀」が妖怪世界の大江戸に落ちてきた時の話。彼が居場所を見つけて活き活きと暮らしている姿が微笑ましい。人情味溢れる妖怪達のキャラクターがとても良い。