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家庭の抱える問題を描いたストーリーリアリティがあって怖かった自分がいつ同じ立場になってもおかしくないと思った。
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デビューから60冊目、直木賞受賞後第1作。しかも、構想6年の後に書きあげられた書き下ろし長編小説ということだけ知っていて読みました。テーマは「家族」と言うことも知っていたかな。とにかくほとんど何も知らない状態で読めたので一気に話の中に飛び込めて、あっと言う間に読めました。さすがに一筋縄では終わらない話は、東野圭吾さんの真骨頂です。
詳しくは、書かないでおきたいです。まずは、未読の方は読んでみてから・・・と言うことで。
でも、それじゃブログに書く意味がないので、少しだけ、
突っ込みはあるけど、全体的にはエンターティメントとして、とてもよく出来ています。
今の時代にはどこにでもありそうな話だけに、より恐い内容になっています。まだまだ恐さや煽ることもできたような内容でした。少子化で子供をもっと生めといわれても、ちゃんと全うに育つのかどうか、そう思うと何人も産むのはすごくリスクのある時代になった・・って変なところに結び付けてしまいました(^^;
将棋の話はよかったなあ。こういうのは弱いんです(^^;
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こんな馬鹿家族いないだろって思って読んだけど、実際こういう家族ってたくさんいるんでしょうねえ。恐ろしや。
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ある日ひとり息子が幼女を自宅で殺害してしまい親が息子をかばい痴呆症の祖母の責任にしようとする。
なんともショッキングな数日を綴られていた
読みやすくスラスラとページは進み読み終えた。
最後に深い意味を残していた。
愚かな母の子への思い…愚かな父の姿。核家族になっていく現在社会にありがちな家族なのかもしれない…
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家庭を顧みない夫、子どもを溺愛する妻、責任感のかけらもない子ども、そして認知症の祖母。日本のどこにでもあるような家族に起こった非日常的なできごと。いや〜な連鎖が続きます。東野圭吾独自の静かなタッチで描かれる2日間。
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直木賞作家となった、東野圭吾さんの最新作。私的には、前回の受賞作より10倍面白かった。加賀恭一郎が主人公のシリーズ。相変わらず、クールで冷静な加賀の推理が冴える。様々な形での親子関係を問う人間ドラマをご賞味あれ。
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まぁまぁかな。今どの家族にも身内が犯罪者になるというリスクがあります。その時、家族はどうするのかみたいな話しです。家族のあり方とか絆みたいなものが、根底にはあると想うんですけど、ちょっと中途半端な印象が否めないなぁ。サスペンスに振るのか、家族問題をえぐるのか、どっちかに振ってもらえるとよかったかと思っています。
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昨今ニュースの中心になることの多い少年犯罪をモチーフにした、加賀刑事シリーズの一つ。家庭持ちには読むのがつらかろう話だが、さすが東野するするとページをめくらせる文体は好み。ただテーマは深く掘り下げることはなく、ミステリー?のプロットとして存在しているような感じでもあるので、それを期待していると違うかも。東野好きにはよいでしょう。
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面白かった〜!さくさくっと読める。ひどい話。どうしよもない家族。けど、加賀刑事は相変わらずいいです。2006.8読了。
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引きこもり、認知証、少女の死・・・現代社会の問題が山積みなこの本。家族が殺人を犯してしまったとき、自分ならどうするだろう。反省のは、の字もない殺人者の息子に愚かすぎる愛情を捧げる母親。その愛情を義母に少しでも向けていたなら起こらなかった事件なのかも、と考えた。私も嫁姑の仲が良いとは言えないのでちょっと心が痛む。物語はそう難しくもなく、わかりやすかったのでさらっと読めた。
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う〜〜む、と思わずうなる…
東野作品はエッセイをのぞいて全部読んでいるつもりだが、もしかするとこれがベストかもしれない。『手紙』、『殺人の門』、『幻夜』、『さまよう刃』と読後感最悪が続いた後の直木賞を受賞作品『容疑者Xの献身』も傑作だったけど、この『赤い指』はまさに会心の作では無かろうか?
一つだけ難を言えば、このタイトルは…
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まさかお祖母さんがって思った。相変わらず加賀の存在感には圧倒される。あの洞察力と犯罪への接し方には感服する。ただ、独りの世界に入るために呆けた演技をするのかなって思った。孫の犯罪を知った時点で演技をしていられなくなると思うのだけど。
2006.10.07 読了
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私の中で東野圭吾は「代表作を決められない作家」No.1なんだけど、この作品は! ミステリとドラマのバランスが絶妙。『眠りの森』など、加賀恭一郎の人間味が感じられる話が好きな人には特にオススメ。
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直木賞受賞後第一作。容疑者Xと比べるとやや物足りない気もするが、最後のどんでん返しは東野圭吾の真骨頂。ちょっと現代社会の問題点を詰め込みすぎな気もするが…。
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『嘘をもうひとつだけ』の加賀刑事が再び登場。前半は個人的には嫌いな感じなので「ん?」と思ったけど、後半のあっと驚くどんでん返しで家族愛に胸を打たれます。