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シリーズ第6弾。面白かったです。堪能できました。なかなかすごい展開でした。鳴沢の心は壊れないのか?あまりにハードすぎるような気が・・・次はほんとにアメリカが舞台になるようです。楽しみ^^
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久々の鳴沢了第6弾。
前作の「帰郷」はインターバル的な感じで、ちょっとがっかりだったけど、
今作で折り返しなのか、キレとスピードが戻ってきた感じ。
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連続少女殺人事件の容疑者・間島が逮捕される。
刑事・鳴沢了は車の爆破事件に巻き込まれる。
本庁一課の石井敦夫、萩尾聡子らと捜査にあたる。
爆破予告、犯人の目的。
間島は嫌悪を抱くキャラ。
聡子のキャラが印象うすい。
石井はむき出しの憎悪。
アメリカにいる優美・勇樹・七海もTEL登場。
今回の鳴沢了はとても疲れている。
靴も磨かないし、筋トレをする暇もなく辛そうだった。
支えの優美はアメリカだし。
2008/7/5
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「爆破事件の犯人が連続少女誘拐殺人事件の犯人の釈放要求!」という、どっちもどっちというトンデモない犯人との攻防戦。動機が見えてくると、何とも重いテーマだったんだなぁと。
今回の相方はふっくらママさん刑事で、これもいい味を出していました。
(2009/1/16)
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刑事−鳴沢了シリーズ6作目。
今回の舞台は東多摩署。
連続少女誘拐殺人事件の容疑者・間島重が逮捕された。
その最後の裏付け捜査を終えた鳴沢と萩尾が乗る車の目の前で、一台の車が爆破する。
署に届いた脅迫状と電話。その内容は『間島を釈放しろ。さもないと爆発は続く』−。
事件としては面白い。
ただ石井敦夫の、あの憎悪にも似た異常な間島に対する執着心のそれは「何かがあるな」と思ってしまうし、爆破事件と間島釈放の要求に、この石井が一枚咬んでいるであろう事は容易に予見出来てしまう。石井の「娘を殺された過去」を提示してしまった時、それはもう線は一本に繋がってその後の展開も粗方読めてしまい、物語の大筋を掴めてしまう。
ヤクザの榎本と石井が繋がってたオチも、線が繋がって読めてしまったらば…弱い。
まぁ結局のところ、所詮ヤクザも最後は人の子で人の親なんだなぁ。
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シリーズ6作目。
多摩署での新たな了。ミステリータッチで展開される
ストーリーは正直微妙か。
どう考えても犯人は殺害された少女の親である事は...ねぇ。
アメリカの親友の妹とその連れ子との展開など
了の刑事像の変化が見て取れる。
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先がよめすぎちゃったなぁ。
鳴沢了シリーズは先が読める割に楽しめるってのがいいんだけれど…
これはちょっと。。
さっそく、次に行かせてもらいます。
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やっと捜査一課に戻れた鳴沢。けれども東多摩署と前の青山からは田舎へ。
やっぱりなのか爆破事件に巻き込まれ二転三転。
精神的に大丈夫か鳴沢。
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刑事 鳴沢了シリーズ第6弾
どこの部署にいてもなにをしていても深い事件に踏み入れてしまう。切ない。
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刑事鳴沢了シリーズ第6弾。
青山署から、東多摩署に異動している鳴沢は、
連続殺人の事件解明に取り組んでいた。
そんな鳴沢が爆破事件に巻き込まれる。
いつも、心身共に大きな傷を作る鳴沢であったが、
今回も大きな怪我をしてしまう。
それも爆弾絡みのこれまでで一番大がかりな事件で
あったことに起因している。
復讐を是とするか非とするかという
大きな投げかけを読者に対してしている作品であり、
法律の限界と、被害者遺族への配慮という問題点を
読者に考えてもらう契機ともなっている。
このシリーズの良さは、前作までの登場人物が、
鳴沢と協力ないし、鳴沢を助けていく点にあると
感じているが、今作はそれがあまりない。
最終作10作目に向けての新たな登場人物作りという
位置づけであろうか・・・この点が少し残念。
とは言え、ミステリー性もこれまでの作品より強く、
アクションもありで、エンターテイメント性も高い。
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刑事・鳴沢了シリーズ 第6弾。
世間を騒がせた連続少女誘拐殺人事件の犯人・間島が逮捕され、
捜査本部の解散が目前に迫っていた。
鳴沢は同僚の萩尾聡子刑事と裏付け捜査から署に帰る途中で
高速道路で車の爆破事件に巻き込まれる。
怪我を押して署に戻ると、犯行声明が届いた。
『間島を釈放しろ。さもないと、爆発は続く』
さらに、「高橋」と名乗る男から、同様の電話が入る。
「高橋」の正体は?
そして犯人の目的は?
見えない動機を追う鳴沢・・・
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またまた鳴沢了の世界に引き込まれました
ついこの間、テレビでドラマ化されていましたね
この本が原作とは知らず、読後に録画していたのを観て
びっくり!!
まあ、でも原作のほうが2倍も3倍もおもしろかったです
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鳴沢了シリーズ。
連続少女誘拐事件の犯人を開放しろ。さもないと爆発は続くとの犯行声明がとどく。
首都が混乱する。
犯人に少し同情も感じつつ・・・。
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最初の爆発に巻き込まれたのは偶然なのか、狙ったのか?
主人公が巻き込まれたことで、一気に加速。
映像化を狙った?と、うがった見方をしてしまう。(事実、春に坂口憲二で2時間ドラマ化された)
この人の話はどうも、近くにいる人が犯人のことが多い。このシリーズは特に。。。あぁ、またかとの予感もあり。犯人の気持ちもわからないではないけど、関係ない人を巻き込んじゃだめだろうに。。。
文句を言いつつ、続編も読む!
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<刑事・鳴沢了シリーズ>第6弾。書き下ろし。高速道路で爆破事件に巻き込まれた鳴沢了。なんとか署に戻ると、連続少女誘拐殺人事件の犯人を釈放しろ、という手紙が舞い込んできた。シリーズを通して読んできたために愛着を感じている。しかし、今回はいただけない。法の矛盾を問うテーマは悪くないが、ストーリーのあちこちに粗さが目立つ。たとえば、爆弾事件の捜査。了をはじめ、同僚刑事たちは疲れを強調するばかりで、ほとんど捜査らしい捜査はしていない。鑑識からの報告もおざなりに感じた。ちょうどこの作品の前に読んだ、ジェフリー・ディーヴァーの<リンカーン・ライム・シリーズ>が秀逸だったために、現場検証および聞き込み等の捜査描写の貧弱さが余計に強く感じられたようだ。もうひとつ首を傾げたところ。この手の作品では、「小道具の選択」は重要だ。著者の思いが反映するところなのだが、ここに引っかかるところがあった。主人公の了が衝動買いした靴が英国の「エドワード・グリーン」という最高級紳士靴なのだ。了の性格や行動からするとこの選択は非常に不自然。革底は滑りやすく、減りやすい。長距離を歩く刑事には不向き。そして何より高すぎる。1足10万円以上するはず。それを2足。ヒラの刑事なのに? 現にラストの犯人追跡の際には滑って尻餅をついている。緊張感あふれる場面でも、ダメになった靴に一瞬であれ気を取られたりした。理性的で合理的な思考傾向の強い了が、この靴を選んだというのはどうしても腑に落ちない。読んでいるあいだ中、気になって仕方なかった。このシリーズ通してのテーマはひと言でいえば、主人公・鳴沢了の人間的な成長にあると思う。だからといって、ストーリーやディテールがおざなりにされてはファンとしては困る。とはいっても、シリーズはすでに終了してしまっている。お楽しみも残り数作。期待できるのは、恋の行方だけというのでは寂しい。軌道修正されていることを願う。