紙の本
ノートの持ち主が彼でなければ、もう少し面白くなったかも
2008/04/13 21:56
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:栗太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この漫画、実はかなり変則的な読み方をした。10→11→12、7→8→9、そして1~6という順番で読んだのだ。
そのせいか、10巻以後3冊の印象が強く、「前半派」と「後半派」で言えば、断じて後半派だ。前半とは、言うまでもなく某主要登場人物の死までであり、後半は彼の死後である。
私にこの漫画を勧めてくれた人は完全な前半派で、「後半は蛇足だ」とまで言っていたけれど、私は「前半はプロローグに過ぎないのでは?」と思った。少数意見だとは思うが。
「このノートに名前を書かれた者は死ぬ」所謂デスノートを手に入れた青年が、やや視野狭窄的に独裁帝国を築く過程が前半で、その帝国が崩壊していく過程が後半、のこの作品は、「人が人を裁く」という重いテーマを扱っているが、少年誌での連載ということもあってか、登場人物たちの葛藤は深くない。
それだけに、Aの気持ちもわかる、だがBの気持ちもわかる。どちらにも共感してしまい困る、という気分にならず、彼らの痛みが伝わってこなかった。
それなら人間はおいておいて、主役であるデスノートはどうかと言うと、人の命を奪い、心を狂わせる恐ろしさが充分には感じられない。こいつ、本当はもっと魅力的な存在の筈だが。
12冊という長さも適当で、面白く読んだけれど、もう少し対象年齢を上げた作風にして、例えば浦沢直樹氏の「MONSTER」のような切り口で見せれば、もっと読み応えのある話になったと思うと残念だ。少なくとも「MONSTER」のヨハンなら、対決者から「ただの人殺し」呼ばわりはされなかっただろうなと。
やはりあのノート、子どもに持たせるものではなかったというのが、結論だ。
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とうとう最終巻。キラこと月とLの後継者ニアたちとの最終決戦!!だらだら続かずすぱっと終わったのは潔し?
コミックスは若干修正が入っているので週刊派にもぜひオススメです。
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真っ白な表紙でインパクトありましたね。1巻の表紙が真っ黒で死神。最終巻は天使みたいです。
月が死んだ後、真っ黒な2ページ。無の世界。
ファンタジーの話のようで現実的な最後でした。
This story of the “DEATH NOTE” is end(デスノートのこの物語は終わり)
らしいのですが、メディアでの「DEATHNOTE」は続くんですよね。心理戦のゲームとか。楽しみですね。
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すげー面白かったのに
締めで駄作になりました!
なぜならジャンプで連載だったから!
他のマンガじゃ大義名分で
バカバカ人殺してるのに
「大量殺人は悪」って
ジャンプ編集部大丈夫か!?
ちなみに1巻〜12巻の前半は7つ星です。
※勧善懲悪モノに対するネガティブ評価でなく
このマンガにこのオチを付けた、と言う事に対する評価です。
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サスペンスコミック最終巻。
なんとなくこうなるんだと予測をつけていたら本当に最後はこういう風になった感じ……。
でもどの巻より迫力というか人間ドラマがありました。月がガタガタになる顔なんてこの巻しか拝めない……。
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これまで主人公/夜神月が見た目も美しく描かれていたのは、ひとえにこの最後の醜悪さを際立たせることにあったのではないのか、と思わせる程素晴らしかった最終巻。そして、これは L という希有の名探偵への美しい鎮魂歌であった。誰もがLを追い求め、目指し、超えようとし、そして自らや相手を今はもう亡きLと常に比較することで、Lを永遠に愛する物語である。最後にリュ−クと松田が面目躍如、それも良かった。排他的な考え、選民思想、思い上がり、そういうものは誰の心の中にも
少なからずある。しかし自分にとって自らの思想を「言っても解らない」と分類した相手を有無をいわさず「殺して」しまうのか、それともそれをそういうものとして寛容し極力理解しようと努めるのか、それによってその人間の度量の広さが問われる。「殺す」は「無視」や「黙殺」と置き換えることが可能である、さあ、あなたはどちらなのだろうか?自分の考えを押し付け、受け入れない人間を排除するのか、それとも?。。。。そういう漫画だったんだな、と今は思う。
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ついに最終巻。
人気のある少年漫画って、永遠に連載が続きそうな予感がしましたが、これはあっさりと終わるのですね。
そりゃ、50巻まで続いたら地球の人口は半分以下になりそうだ。
という事で、月(ライト)とニアの最終決戦。おおおー、こうなるかーと思っていたら終わった。
まぁ、ちょっと性急ではあったが、すんなりと終わっていたと思います。
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ここ最近一番楽しみにしていた作品もついに終わってしまったよ。
ちなみにわたしは初代L派でしたが、月の悪い顔はたまりませんでした。
終わり方がなんとも…なんともでした。二部とかやってほしい。
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ニアあっぱれ。最期のライトの姿が無様だったな。そこが残念。いろんな議論が飛び交っているが、最後に出てきた女性はやっぱミサなのかしら。
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終わった。まず、それが一番の衝撃。正直、この巻で最終巻という予備知識もなしに読み始めたものだから、終わったことに驚いた。とにかく、無事に物語が完結したことについて感動した。一方で、終わり方そのものはさほど意外性のない展開だった。まあ、この物語の結末としてはアレしかないのかも知れないけど。とにかく、無意味にダラダラと続かなかったことで、作品として価値は守られた。拍手。
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そこは天国か地獄か…。遂に対峙する事になった月とニアは最終決着の日を迎える!二人がそれぞれ講じた策とは一体、如何なるものなのか。今、DEATH NOTEを巡りし戦いに、最後の審判が下される!!
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読み終わって、「おぉー、すげぇ」の一言でした。
基本路線としては予想していた通りの結末でしたので、なんの驚きもありません。が、月とニアがお互い、どんな戦略を描いていたのか、そこがこの巻の最大の魅力になるハズだと思っていたので、それが充実していたことにすごい満足しています。
それから、最終話で松田が提出している通り、実はさらに裏があった可能性も残されていて、サスペンス好きとしては、最高の読後感でした。
リュークの背信については、賛否両論あがりそうですね。が、私はこういう展開、好きです。物語の始まりでのリュークの「おもしろそうだから」にきちんと回帰しています。そういう構成力も最高。
個人的には、最期までミサが一番好きなキャラでした。最後のコマ、ミサは月の死を知っているのでしょうか。知っていてもいなくても、どちらにしても最後まで月を慕い続けているミサが美しいと思うし、女として共感もできる。こうしたキャラの魅力にも支えられた作品だったと思います。
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とうとう終わってしまった。月対ニア・メロになってからは勢いが落ちたが、それでも面白い作品だった。掲載誌がWJだったことが展開の幅を狭めていたとすれば残念だけど、原作者としては予定通りなのかな。
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mu
推理もせず呑気に読んでいた私が、唯一なんだろうと思っていたところが、意外でありさみしすぎた。まんが(不可能がありえる)ということを利用したんじゃないのか。
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【完結】
死神が人間界に落とした「DEATH NOTE」をめぐり、「夜神月」と「L」の戦いが始まる!頭脳戦と駆け引きが魅力です。