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このコミックを読むと、つくづく恋がしたくなる。それだけで世界が終わり、始まる、溺れるような、もう戻れないような――。全面を通して描かれる、志乃ちゃんのあの茫漠とした不安感は、「不幸の準備をしてしまう」自分への異常なコンプレックスは、あまりに共感できて、せつな過ぎて胸がざわつく。すべてを塞いで平穏を願いながら、こんなふうに溺れる日を私はきっと待っている。
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ついに店長に想いが通じた志乃。仕事も恋愛も絶好調!?恋愛の不安や危うさを描かせたら、ジョージ朝倉はうまいなぁ。
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今日は 天気が良かったです あまりに青空なので 今日は帰ったら 梅宮さんと沢山キスしたろ と 思って そう思うと それはもう子供の様にワクワクしてしまい ―あかりの事とかで 確かにヘコんでたはずが そんな事より梅宮さんとこれから キスしたり笑いあったり そういう事をしていくのかなぁ と そう思うワクワクの方が強くて それを伝えなくてはと それから ・・・・・・ キスしようかと 〜 ・・・・・・京ちゃん 好きだよ うん 俺も好き 今の私達に これ以上の「話すべき話」は ない (抜粋)
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「さみしくなったら来ていいですよ」友達にはバカにされたけど、それでも自分に近づいてくれるのならかまわない。でもさらに欲張りになるものです…
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ヒゲ店最高。
でも個人的には、同じビデオ屋の店員の、イケメンだけど性格悪そうな男子に惹かれます。
切ない恋、イイ!
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絵がすごい好きです。
大人の世界というか気怠さというか。
「溺れるナイフ」とはまた一味違った世界を楽しめます
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うまいことくっついて、このまま幸せにいって、終わりになってくれりゃあいいといえばいいのだけど、そうは行かないところがこれまたいいといえばいいのです。みっともないんだけど、うらやましいですね。恋ってやつはやっぱり。ちなみに、バイトの子が気づいたのだけど、ジョージ朝倉って名前はガッチャマンから取ってるんですね。Wikiで確認したら、見事当たってた。さすがだ、ちえぞう。。。(06/7/9)
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ジョージ朝倉さんの漫画は面白い!今ハマってる漫画です。作中に出てくるキャラクターたちのセリフが面白い。「ジーク!」「ジオン!」・・・果たして若い少女たちにこのネタがわかるのか!?
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ジャンルで分けるならコじゃれた女子漫画なのですが、この人の書く思い悩む巡る思考の表現が好きです。他の大人女子漫画みたいな湿度が無くて。感傷的にはなるけれども、そういう状況を変に盛り上げずに描いていて、「かわいそうなわたし」を祭り上げたりしない。だからこそ変に感情移入してしまう。この人の文章はなんだか自分のアタマの呆とした部分で抱えている不安だとか憤りだとかを見てしまったようでドキリとする。単行本の区切れ方がほんとにいいトコで終わる。心をかき乱すところで切れてこれからくるイヤなことを想起させてコレがまた。ピースオブケイク=摂るに足らないこと、すらままならないです。
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んん−−−めたんこ気になる!!!
あかりサンの影は?!?!
気にしちゃうよ元カノとかさぁ。。
あたしだけを見て欲しくて、
ただそれだけなのに、
もっと望んでいってしまうの・・・
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感情の描写がものすごくリアルに伝わってきて、ほかの巻と同様に、読んでいたら恋したくなってしまった。続きも気になる!!(2007.11.2)
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幸せだと 好きだと感じるほど
恐くて
恐くて 恐くて
不幸の準備をしてしまう
+++++
店長の彼女が家出して、
晴れて両想いな二人。
でもどこかで不安が拭えない志乃ちゃん。
切ないです。痛いです。
なんでジョージ朝倉の言葉は
こうも人の心の奥の方を
ぎゅうっと鷲掴みにしてしまうんだろう。
+++++
さっさと結論が見たいんだろ?
本当はさ
だから口先から
毒が漏れるんだよ
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幸せなはずがそれだけじゃない何かがある。
そこへあかりの存在がまた・・・。
2012.6.19読了
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ついに!志乃と京志郎のキスがなんかすごくエロく見えた。そもそも京志郎の色気すごくないかな。個人的には志乃の気持ちが重すぎる気がするんだけど、25歳じゃそんなものかな。京志郎もっと好きになるって言われて引いたのかと思ったから意外だった。2人のラブラブっぷりがいい。京志郎の溺愛っぷりが好きなんだけど、あかりの話を全然しないのも不自然なのか。不安にはなるよね。ただ何を言っても信じきれなかったり自信がないってのは京志郎もストレスじゃないのかなぁと思う。あかり19才だったってこと?
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遂に志乃の気持ちが報われるものの、正に『幸せ過ぎて怖い』巻。
二人で楽しそうにしていて、電気がついている部屋。
その隣は真っ暗、という対比が苦しい。
合鍵を貰えるのは嬉しいけれど、あかりさんが使っていた鍵だと思うと自分なら複雑になりそうだ。
折角の旅行なのに連絡がつかなくて、
慌てて家へ帰ってしまって、電話がきたのに
あかりさん帰ってきてますよ、とウソをついてしまうのは
まずい手だとは思うが、気持ちは分かる。
焦っている店長の言葉を聞くのもやるせない。
あかりが帰ってきても志乃ちゃんといたい
と言ってくれるのは本当に嬉しいはずなのに
どこか信用しきれなくて、「これ以上何て言えばいい?」
と言われれば、確かに店長からしたらそれ以上の言葉もない訳で。
不幸の準備をしてしまって、片思いの時の方がマシ
というのが哀しい。
”本当はさっさと結論が見たいから口先から毒が漏れる”
に納得してしまった。
髪をカットしにいって「可愛くしてください」
から始まる志乃ちゃんがなんだか可愛かった。
変わろうと思ってはいるのに、変われない。
どうせあかりさんが帰ってくるなら早く帰って来て欲しい気持ちはよくわかる。
今ならまだ、やっぱりそうかと引き下がれる気がする。
いない奴の亡霊を自分たちで作り上げて脅かされるのも、本当に変な話なのだ。
劇団付きの衣装さんにチャレンジする志乃ちゃん、とても素敵だと思う。
多少なら無理をしている気持ちよさ というの、すごく共感した。