投稿元:
レビューを見る
俳句講座ではないですね。
ほんとにほのぼのとした物語です。
投稿元:
レビューを見る
思ったより全然うまい。北村薫のシリーズに似ている設定・雰囲気とはいえ、そこが嫌じゃなかった。宗匠が若い美男子じゃないほうが俺は好きだが。俳句の知識というか雑学というか俳人たちの話とかおもしろくて興味もてた!
投稿元:
レビューを見る
1年をかけて3つのミステリーがとかれていく物語。小諸が舞台になっているだけあって地名が随所に出てくる。小諸市民にとってはたまらない青春ミステリー。知らず知らずに俳句の真髄を教えられました。
投稿元:
レビューを見る
自然描写や言葉遣いはすごくきれい。
でも、人物描写がうすっぺらいというか、日常の謎という人の感情が重要な鍵に綯ってくるジャンルを取り扱ってるわりに、あまりリアルじゃない。
いまどき、俳句の師匠相手だって、完璧に敬語を使う女子高生は居ないでしょう…。
俳句の薀蓄を減らして、もうちょっと人物の書き込みをしてほしかったなぁ。
そういう意味では最後のひな祭りの話が一番好きかも。
投稿元:
レビューを見る
作者は覆面作家だそうで。北村薫氏の円紫さんと私シリーズを彷彿とさせる、小諸市民にはたまらない連作。3本収録。日常の「謎」も「俳句」もいいが、色んなうんちくが面白い。あととても面白い表現するなと思った。「くるくる笑う」とか「こんこんと水色を湛えた晴天」とか。ちょっとキャラが弱い感があるが今後に期待。続編が出たら読みたい。
投稿元:
レビューを見る
ヒロインと作者の名前が同一。
恋愛が絡む話でそう設定するのって、結構勇気がいると思うのですが・・・、それって私だけかしらね?
中身は小諸の女子高生・水原さとみ(俳号は佐保)が、若き俳人・綾小路花鳥の句に出会い、門下生となって日常の様々な謎を解いていくというさわやか俳句ミステリ。
北村薫さんの<円紫さんと私>シリーズが出てきた後、こういった師弟ものの日常ミステリ(人が死なない)が増えたなぁ。
今回はカンニング事件に巻き込まれた「桜」、謎の郵便物が届く「菫」、姉が連れてきたソムリエ修行中の男性の秘密「雛祭」の3編。
俳句に関しての蘊蓄がちょっと多いかな・・・。
俳句は桜餅だ、ブラックの珈琲だ、挨拶だ、りんごだ、とたとえがすごすぎ。
じゃあなんでもかんでも俳句と結びつけられるんじゃないの?と穿った見方をしちゃいますですよ。
でも文体はさわやか&おだやかで、それは小諸という土地にとても合っていて良いですね。
すごく好き、という話ではなかったけれど、
「残る花 空に余白をあましけり」
という句は好みでした。
投稿元:
レビューを見る
俳句好きの高校生水原さとみのまわりで起こる不思議な出来事を
師匠の花鳥先生が解き明かす3篇。
(桜)
水原は学校の中間テストで答案がどういうわけか隣のクラスの優等生とほとんど同じだった。
もともとばらばらの作品を並べただけなのか,時間的に前後したり,
毎回描写が重複してくどかったりする。
俳句については,まあそういうものかな,という程度。
投稿元:
レビューを見る
静かに知的好奇心を満たしてくれる。登場人物の弟子たちには違和感があるけれど、女子高生も いまどきの青春ぽくはないけれど、まあ いいんでないかなー。
投稿元:
レビューを見る
たしか姉が誕生日プレゼントとしてもらった本で、表紙が気になったので読んでみました。風景の描写がとても綺麗で大好きです。花鳥先生すてき。
投稿元:
レビューを見る
大きな物語には、まだなっていない。
このままでは終わらない感じはするが。
次の桜は、はたして咲くのか。
投稿元:
レビューを見る
文化的な、それも日本の文化的な背景があってとても良い/ が、少し物足りない/ 日常の謎として成立はしているのだろうけど、1話目のカンニングのくだりもばれるだろうと思う/ そして落ちとして用意されていた主人公への憧憬が動機というのも納得できるものではない/ 親友が荷担していたこともさらりと流して良いものだろうか/ 続刊が出ていれば読んでみたくもあるが、残念ながら無いのである/