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仏教も面白い。考え方と言うか、人間の考えの基本を教えている。確かに「怒る」事は総じてよく無い。怒る人ほど頭が悪い。自分の心にある「怒り」に気づく事。など今まで知らなかった自分エゴに気づかされる。もう一度読んでも良い本。
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感情起伏の大きすぎる自分を戒めるために。
精神論だけど、心がけることで大きな変化が見込めそう。
いかに怒ることが馬鹿馬鹿しく、情けないかを感じれます。
ためになるので後でまたまとめレビューします。
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そりゃあ、ぷりぷりしながら生きたくないさ。と思って手にとったけど、私には無理である。怒り、嫉妬、後悔・・・など感じないようにするなんてすごく不自然。感じないように心をシャットアウトしてしまうなんて出来ないししたくもない。感じたうえで、気持ちをうまく切り替えるということなら納得できそうだが。
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感情は流れさせなければいけない。怒りを抑圧してはいけないと学んだので「怒らないこと」というタイトルに疑問を持って、たまたま書店でみかけたときにパラパラと立ち読み。その後また別の本を探していたときに見つけてしまったので、きちんと読むことにした。すると
・怒りを「抑える」「我慢する」は大間違い
という章があり、次の
・怒りを観られた瞬間、怒りは消える
で、同じことが書かれていることがわかった。要するに「自分は今怒っている」と気づくことなのだ。怒りを爆発させるのではなく、怒っていると感じること。ただ、いきなり怒らない人間を目指すより、怒りを感じながら適切な表現方法を探すことの方が簡単なのではないかという気がする。
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仏教法話とは言え、難しいことは書いていないので、スラスラと読めます。
怒ることは自分のエゴがあるからで、自分が正しいと思うからこそ怒る。怒ることが如何に体に悪く、そして周囲にも悪いということが身に染みる。
僕は、どちらかと言えば怒りやすいタイプだ。子供の頃は怒らなっかけれど、自我が育つに連れて、怒るようになった。僕が会社に入った頃は、「少しくらい怒れる方が良い」という風潮もあり、またそういう指導もあった。
時には、感情を抑えつつもポーズとして怒ることができたが、それは怒るというより叱る感覚だっただろう。しかし、ほとんどの場合は、感情と言動が一致していたように思う。
自分に厳しいこと災いし、他人にも厳しくなった結果、「自分は正しい」という尺度で怒ったことも多かったと思う。一応、後でフォローは入れるのだが、怒っている瞬間に人に与える不快感や恐怖感は拭えないだろう。本当に悪いことをしたと思う。
この本は、懺悔をするのが目的というより、まずは怒ることの悪さ、悲しさを頭で理解し、次に怒ってしまった自分を瞬間的に認識することにより、怒ることを減らしていこうと提唱する。ヴィバッサナー瞑想法である。
この本を読み終えた直後、車を運転する場面があった。車を運転している時って、イライラしてつい怒ることって、ある。別に誰かが危険な運転をしているとか、無謀な自転車(最近多いですよね~)がいる訳でもない。急いでいるのに、道路が混んでいたりとか、路駐が多くて車線がふさがれていたりとか、そんな状況に怒っている。
車内は僕一人なので迷惑はかけていない。明らかに怒っていることで自分の心がざわついている。
「ん~、今怒っているな~」と自己認識を入れた。しかし、平日昼間、都内の一般道は結構車が多いんですよね。すぐにイラっとする自分に出会う。人間相手よりも難しいかも…、なんて思った瞬間でした。人生修行ですね。
僕のブログより:http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20091014
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「怒り」とは何か。なぜ怒ってはいけないのかを論理的、明快に書いてて心があらわれた。
例えばゴキブリを醜いと思うのも「怒り」だそう。嫉妬もそう。
怒ると何も見えなくなる。だからダメなのだ。
最近「怒り」が出てきたから読み返したい。
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「怒った方が負け」という考え方は自分が前から思ってたがもう一歩踏み込んだ事が書かれておりよかった。
書かれている事を全て実践できるとは思わないし、全て正しいとも思わないが、今後の自分の考え方の一部として有意義な本だと思う。
また、優しく語りかける感じもいい。
一年後また読みたい
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・怒るということは自分を不幸にすることだ
・私は正しいと思うから怒る
・「面子」は醜い
・怒ったら自分は負け犬と言い聞かせる
・他人に負けたくないというエゴを捨てる
・自分がすべきことを精一杯すればよい
・小さな成功をつなげて人生をつくる
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[ 内容 ]
昨今では、怒って当たり前、ややもすると怒らないと不甲斐ないとでも言わんばかりです。
ブッダは、これに真っ向から反対します。
怒ってよい理由などない。
怒りは理不尽だ。
怒る人は弱者だ。
怒らない人にこそ智慧がある。
怒らない人は幸せを得る。
人類史上もっとも賢明な人は、なぜ怒りを全面否定したのでしょうか。
最初期の仏教であるテーラワーダ仏教の長老が、その真意を平明に解き明かします。
[ 目次 ]
第1章 「怒り」とは何?(「怒り」について誰も知らない;誰も彼もが「怒りたい」 ほか)
第2章 怒りが幸福を壊す(拒絶のエネルギーが強烈になると…;怒るのは仕方がないこと? ほか)
第3章 怒らない人(いちばん強烈な罰、それは無視;本当の「無視」は難しい ほか)
第4章 怒りの治め方(自分の心にある「怒り」に気づくこと;怒りを「抑える」「我慢する」は大間違い ほか)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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最初の数ページからむかつきながらながら読んだ。
怒りがこみ上げなくなるまで何回か読まないとだめだ。
筆者の考えるような考え方は今まで思ったことがないので参考にはなった。
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ほんとうに、怒ることが無駄であり、無意味であり、愚かであることに気づく。
やや、言い回しがくどい文面でもあるが、それも作者の意図であると最後に付け加えていることで、理解できる。
文体の質では賛否あるかもしれないが、書いてあることの真意は、かなり深い。
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怒ったら負け。
なんで?と思ってた私に、こんこんと説明してくれました。
今までのイライラを振り返って反省。けど怒らず生きるのって難しいなぁ。気を抜くと怒ってしまう。。何度か読み返したいと思います。
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読書会にて紹介されたこの「怒らないこと」。以前から気になっていたものの購入には至らなかったのだけど、これを機に購入したのです。
すごい本だ。すべての言葉が心に響く。
確かにすべての事例はあまり現実的ではないというか、単純な例にしか言及されていないものの、考え方自体は大変参考になる。中から4つをピックアップしてみた。
①怒っている自分には、理解力も合理性も客観性も何もないのだ。
確かに怒っている自分は物事を冷静に見ることができなくなっている。相手を思い、可哀そうだと思うことは一見高いところから見下しているようにも受け取れるので態度を表面に出すのには注意が必要だ。
②一番大事なことは「自分を観る」、ただそれだけです。
自分を観て、怒っていないかチェックをする。これをするだけでも少しは冷静になれそうな気がする。
③何があろうとも拒絶せず、状況を受け入れて楽しむことです。
怒ってしまっては「負け犬」。モノの見方を変えて自分が楽しめるよう考え方を変えてみる。これは決して逃げではないのだ。
④小さな「成功」をつなげて人生をつくる。
小さなことからコツコツと。これには大いに共感できる。ゴールは大きく設定しても、そのための目標は常に具体的にしたい。
日頃から怒りっぽく、小さな事にもすぐイライラしてしまう自分。少しでも実践して、幸せな生活を送りたいものです。
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難しい...この境地に行くには一層の修行が必要です…怒ったら自分を観ること、自分なりの地球や空やガンジス川を心に持たなければ。
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「私は正しい」と思うから怒る
「私は間違いだらけ」だとわかると怒らない
努力はしても、結果は求めない
自分は完全ではないし、他人にも決して完全な結果を求めない
エゴが妄想概念をつくる
気にすべきなのはその行動が正しいか、正しくないか
正しい怒りなど仏教では成り立たない。どんな怒りでも正当化することはできない
「怒る人ほど頭が悪い」という真理
怒り続けると怒りそのものになる
自分の心を、ひびがひとつ入った鐘にしてみる
もっと頑張らなくては、怒らない人間にならなくては、嘘を言わない人間にならなくては、というのは本心ではなくて、本当の気持ちは「私は正しいのだ」ということ
まずは「何をされても怒らない」ということを自分に課してみる
怒りではなく「問題」をとらえる
相手の怒りに智慧で勝つ
水晶玉のように自分をイメージする。汚れたら拭き取ればいい。スポンジのようにたっぷりと吸い取ってしまったら負け
相手に鏡を見せるという法則で言い返す
ちょっとしたunderstandingも怒りをなくす一つの方法