紙の本
子供の頃の気持ち
2019/04/24 21:30
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃に一度は感じたことがあるような、懐かしい気持ちになるお話でした。
ドキドキした子供の頃の気持ちを思い出しました。
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怖い話!娘にはまだ難しい内容だけれど、何故だかミョーに気に入っていた。娘が将来こんなことしたらどうしようって、怖くなった。私だったら、娘と一緒に泣いてしまうような気がする。(2007-07-28L)
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内容が内容だけに、高学年向けの絵本です。
そして夏休み前に読んでみて下さい。
題材が『万引き』と言う、かなりインパクトのあるお話なので・・。
ついポケットの中に入れてしまった赤い消しゴム。
そのまま家に帰っても、罪悪感に押しつぶされそうになる男の子の様子が痛いほど伝わってきます。
不安になったり、イライラしたり、楽しいことが楽しいと思えなくなったり・・・そんな気持ちが、捕まえたセミの羽をちぎってしまうと言う非常な行為に出てしまい、周りを驚かせてしまう。
このまま自分は悪い人間になってしまうのだろうか・・誰にも言えない罪に決着をつけようと、盗んでしまったことをお母さんに話します。
その後も、ちゃんと親と謝りに行く姿が描かれていて、親だけでなく、自分も謝らなければいけないことを示しているようです。
読んだ後、聞き手の子供達の気持ちが複雑になってしまうかもしれませんが、開放感のある夏休み前だからこそ読んで欲しいと思う絵本です。
万引きはゲームではありません、ちゃんとした罪なのです。
そう大人が言葉で訴えるよりも、うんと効き目のあるお話だと思います。
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消しゴムをお店から持ってきてしまった子どもを、いきなりしからないで、まず抱きしめた母の姿にぐっとくるものがありました。
5歳の息子にはまだ、早すぎたようですが、もう少し大きくなったら分かるかな。
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2018年度 6年生 6分
もともと静かに聴いてくれる学年なので、『あかいセミ』もしーん。
でも、消しゴムを盗ってしまった場面では・・・
「それはあかん!」と思わず声が出ました。
罪悪感で押しつぶされそうな主人公に、「あかんやろ~」と思いながらも「ちょっと可哀そう」と同情しているような表情が見て取れました。
2018年度 3年生 6分
題名だけで子供達は「あ~、セミの話か~。」
と、思いきや・・・いきなり
「”はしもと”で消しゴムを盗ってしまった。」
とたんに子供は、「え?とった?」とあちこちで息をのむのが聞こえました。
その後、罪悪感で押しつぶされ、苦しんでいる男の子を思い、眉間のしわがどんどん深くなっていきます。
最後にお母さんに正直に打ち明け、ぎゅうっと抱きしめられて表情が緩み、”はしもと”のおばちゃんに謝る場面でホッと肩の力が抜けました。
「消しゴムを盗ったのは悪かったけど、ちゃんと謝ったところが良かったと思います。」と、しっかり感想も述べてくれました。
2014年度 4年生 6分
夏休み直前のお話会に、『あかいセミ』という
ちょっとだけ教訓めいた絵本を読んでみました。
せっかくのウキウキ気分のところ水をさすようではありますが、たま~にイケナイことをやらかしてしまう子がいるようで・・・
「本当にこんなに苦しい気持ちになるんだよ。」って伝えたくて。
後日、先生から「子供達に良いお話を読んでくださいました。」とのお言葉をいただきました。
2009年度 5年生 7月
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「ぼく」はノートを買いに行った「はしもと」で、消しゴムを盗んでしまった。
その後は、何をしても楽しくないし、イライラして、セミの羽もむしりとってしまった。
自分がどんどん悪い人間になっていく恐怖が伝わってく
る。
お母さんに正直に話すと、ぎゅっとだきしめてくれる。
そして、おかあさんと「はしもと」にあやまりにいくと、もう盗んだりしない約束をして、指切りげんまんしてゆるしてもらえた。
子供の心に残る本であり、母として「ぼく」の母の姿にぐっとくる。
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道徳のようなお話、だけど説教くささがない。
万引きをしてしまった重い気分や苦しみが、ヒシヒシと伝わってくる。
「後ろめたい」という気持ちを理解するのに、とても良い絵本だと思う。
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終わらせていない夏休みの宿題
盗んでしまった赤い消しゴム
腹いせで羽をもいだセミ
色んな要因が少年を追い詰めて
自分がやった悪態と内省する絵本
言い出す勇気を持った強い心を感じた。
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こころがキューっとくる。
小学校低学年くらいに読み聞かせるのにいいかも。
お母さんの行動にハッとした。
謝りに行けてよかった。
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たった一つ悪いことをしたら、それが心に引っかかってどんどん悪いことばかりしてしまう。
最初はほんの出来心でもやっちゃいけないって伝わったかな。