紙の本
悪魔軍団と人間たちの壮絶な戦い
2007/06/01 22:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:喜八 - この投稿者のレビュー一覧を見る
若き天才ホラー小説家ダレン・シャンによる「デモナータ(The Demonata)」シリーズ第3作『デモナータ 3 スローター(Slawter)』の翻訳です(橋本恵訳)。
作家ダレン・シャンといえば、自分と同名の少年ヴァンパイアを主人公とした「ダレン・シャン・サーガ(全12巻)」で世界的大ヒットを飛ばした後も、その創作意欲は衰えることがなく「デモナータ」も快調に出版され続けています。
子供向けに書かれた「ダレン・シャン」のことはまったく知らなかったのですが、知人に勧められて第1巻『奇怪なサーカス』を読んでみたら、「なかなかイケル」。それで2巻目以降も読み進めると、巻を追うごとに面白さが増してゆく。「これはかなりの才能だ!」と驚かされました。全12巻を読み終わったときは非常な満足感を覚えたのです。
そして「デモナータ」シリーズ。こちらも「ダレン・シャン」をさらにパワーアップしたような面白さです。これはもう「子供向けホラー」とは言えないかもしれません。
現在「デモナータ」シリーズは原作・翻訳ともに第4巻まで出版されています。そして第5巻「Blood Beast」は2007年の06月06日に出版される予定です。シリーズの奇数巻、つまり1・3・5巻の主人公は現代に生きる少年グルービッチ・グレイディ。第2巻の主人公はやはり現代の少年コーネリアス・フレック。第4巻は5世紀のアイルランドに住む少女ベックという、ちょっと凝った構成になっています。
主人公たちの共通の「敵」は強大な力を持つ悪魔のロード・ロス。人間を激しく憎んでいて、人間を残虐にいたぶって殺すのが何よりの楽しみだという「魔将」です。そして、ロード・ロスとその配下の悪魔どもが暮らしているのが魔界「デモナータ」なのです。
悪魔たちは基本的に人間界に来ることが難しいのですが、人間の中に協力者を得ることで「デモナータ」と人間界のあいだに「まど」を開くことができます。そうやって到来した悪魔の目的はもちろん人間を虐殺することです。「デモナータ」シリーズの主人公たちは、本人がまったく望んでいないにもかかわらず、悪魔たちと戦わざるを得ない運命に陥ってしまいます。
この第3作『デモナータ 3 スローター』では、主人公のグラブス少年と叔父のダービッシュ、異母弟のビルE・スプリーンの3人が、、ホラー映画『スローター』のロケ現場に赴きます。当初は普通の撮影現場だと思ったところ、グラブスは徐々に怪しい点に気づいていき・・・というストーリーです。そして物語のクライマックスでは悪魔軍団と人間たちの壮絶な戦いが繰り広げられます。
ホラー・ファンの私としては「う〜ん、満足だ」という出来栄えでした。ただし、残虐描写などは前シリーズより更に過激になっています。そのためスプラッタが苦手な方には到底お勧めできない一冊でもあります。ちなみに『スローター』とは「大虐殺」という意味です・・・。
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タイトルになっている「スローター」という映画が舞台です。
1巻目の主人公グラブスが、悪魔に両親を殺された傷がまだ癒えていないのに、再度、ロード・ロスと戦うはめに・・・!
恐怖で立ちすくみながらも、懸命に戦うグラブス。
デモナータから帰って来たダービッシュおじさんも復活し、新しい登場人物と絡みながら、「スローター」という映画の中で、お話が展開するのが面白い!
ダレン・シャンの作品は、一気に読めてしまうパワーが毎回あるのですが、今回は、ほんっとおもしろくて、ぐいぐい読んでしまいました。
星は3個半くらいです。
4巻目はさらに新たな主人公登場と言う事で楽しみです。
・・・にしても、グラブス達が気を失った後の展開は読めなかったな〜!!
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映画ロケ地という舞台設定と登場人物が敵か味方かわからないという展開が面白い。
ダークな内容は健在だけどあまり戦いは白熱しないのでちょっとばかり評価低め。
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う〜ん。
過去の二作品に比べて、ちょっと物足りない。
あと、悪魔が見せる夢を現実と思ってたら、実は夢・・・って部分が解かりにくかった。
まぁ、読みが浅いせいだけど。
1・2で怖さに慣れたのかしら?
想像力が足りなかったのかも・・・
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ダレンさんのお話にはいつも驚かされっぱなしです。主人公の心情なんかがとてもよくかけていると思います。でも、デモナータの前巻やダレン・シャン等の作品と比べてちょっと物足りないなーとも思ってしまいました。もっとしっかり読んでみようと思います。
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1幕の事件の4ヵ月後の話。映画撮影を舞台にグラビスが魔術の覚醒し展開もスリリングに。
今回の作品はグラビスが魔術を自由に扱えるようになりちょっと大人ぽくなった印象がある。最後まで誰が黒幕なのか分からなくて楽しめた。
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1と同じメンバーだから仕方ないとはいえ、またもや少年+年上男性の組み合わせ。
違いといえば、今回は少年の方が力をつけてきたところ、かなぁ・・・
巻を重ねてダービッシュおじさんが死んだら嫌だな。
なんか死にそうなポジションだから心配。
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ようやく読むことができました…っ。
デモナータ第3幕、グラブスが魔術を駆使して大活躍!そしてまさかのロード・ロス再登場。
新キャラや1幕とのつながりや…いろんな枝葉が満ち満ちています。しかし一番気になるつぼは、グラブスの魔力の目覚めと襲い来る恐怖…!
またしても続きがきになります。
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主人公のグラブスは、デモナータというところから帰ってきたダービッシュの変な行動に悩んでいてとき、彼らとビルEという友達は、ダビーダ・ヘイムと人に出会う。
その人は映画プロデューサーで映画作成の協力を頼まれる。
撮影現場へ向かい、エメットという少年と知り合うがそこでエメットが突然、いなくなってしまう。
グラブスは不審に思い、調べたりするがなにもわからない。
そんなとき、子役俳優の双子のうち、1人がいなくなってしまい、そこで入ることを許されてはいないはずのD工房へ入っていくという話。
今回のデモナータでもハラハラドキドキの連続で楽しかったです。
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グラブスが出てきましたー!グラブス好きなので嬉しいです。魔術を使って戦うところなんか本当にドキドキしてページをめくる手が止まりません!ダレン・シャン特有の怖さも面白さの1つなので、その点から言うとこの巻は結構な面白さが期待できると思います・・・。次巻は3人目の主人公が登場するみたいです。楽しみ!映画化してほしいです・・・!
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面白くて、3回は連続で読み直しましたね←
うん、正直グロイんですが、ストーリ展開が相変わらず読めないww面白すぎでしょ!?深夜…怖いながらもページをめくる手がとまりませんでしたよ
クラブス君かっこいいだろ(´∀`*)ウフフ
ぜひオススメしますよ
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ときどきとんでもないことを考える人間っているもんです。そういう人が引き起こしたことで、グラブスがひどい目にあってしまします。先日、夜中の3時までかかって一気読みしました。
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1幕主人公のグラブスが主人公。
私の想像力が無いだけかもしれませんが、どうなるかわからない展開が面白いと思う。
続きが気になります。
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グラブスちょー可哀想!な三巻。
この巻以降から所持。
一巻の続きの話になります。グラブス主人公。
映画撮影に参加することになったグラブスはビルEとおじさんと撮影現場に行きます。しかしそれは…ごにょごにょ。
あ、本格的に魔術使います。呪文を具体的に言わない描写がいいと思いました。
この巻のおじさんかなりうざい。
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1幕、グラブスが主人公の話の続き。少し展開が読めるのが残念。にしても、グロい!悪魔殺しすぎ!人間殺されすぎ!ハリポタの映画撮影を見学した時に参考にしたらしい、撮影の様子が興味深かった。