投稿元:
レビューを見る
生き別れになった姉弟が24年ぶりに再会し、恋に落ちる物語。姉は不倫していたり、生き別れになった原因が誘拐だったりするので、全体的にトーンが暗く、盛り上がる場面も少ない。しかもラストが救いがない。というか突然何故弟がその行動なのか、描かれていない為意味不明。納得がいきませんでした。ただ、文章は読みやすく、好きな文章だったので星2つです。2006/8/15
投稿元:
レビューを見る
最後の悲惨な結末に唖然とした。なんだか映画的な小説を読んだ気がした。ラストシーンの映像が頭から離れない…。私はハッピーエンドが好きなんですが。
投稿元:
レビューを見る
目に付く表紙は手に取る病。小池さんの文章はフォーク持つのも服脱ぐのも同じぐらいエロティックで優雅で美しいな〜。
投稿元:
レビューを見る
私は小池真里子先生が嫌いなわけではありませんが、どうしてもナナメに読んでしまう。
軽井沢の匂いがプンプンするところとか、随所に出てくる容姿表現や料理の数々。憧れるんだけど逆に妬けるからだろうか。
本作に関係ないですが。
これは最後、こうなるしかないのか、と思いつつ、悲恋というのは、やはり悲しく、キレイに見えるものです。
投稿元:
レビューを見る
24年ぶりに再会した姉弟の禁断の愛、と書いてしまうとドロドロしていそうですが、美しく描かれております。ラストは他の作品でも見たぞという感じです。
投稿元:
レビューを見る
展開が、『そんな安っぽい感情じゃない』みたいな演じるのは嫌だとか言ってる割には、やってることは演技はいってる気がする。。牟田を拒絶した時点で、もうお金ももらわないし情事の相手も辞めたってことにならないの?読み方が浅いんですかね…?いやでも、とにかく後味悪いし、あんまり……いいとは言わない。
投稿元:
レビューを見る
何か、結末が消化不良という感じ。
赤ちゃんの時に誘拐されたままの弟がある日、突然目の前にあらわれたら?
自分を溺愛してくれた父の面影にひかれていく澪。
しかし、2人は姉弟の関係より親密になっていくのが破滅に繋がる。
投稿元:
レビューを見る
24年の歳月を経て、
生き別れた姉弟が再会し、
血の繋がりを認識しながらも惹かれ合う。
精神的な近親相姦の話しである。
ラストは切ないというより悲しかった。
投稿元:
レビューを見る
お互いに好きになってはいけないと知りながらも、止められない気持ち。触れたいのに、触れられない。こんなにそばにいるのに・・・。
もどかしいこの感じたまらない。やっぱり好きだね、姉弟もの。
美男な弟私も是非欲しいものだわ。
ラストは無理やり終息させたようなところがあるのが、気になる。
中盤すごく切なくて良かったのにな。特に澪の手に昭吾がキスする場面が、良い。
最後ああするなら、相手側の同意求めてから実行に移そうよ(現実的)。
投稿元:
レビューを見る
この本のタグに「もどかしい」ってつけた人はすごいと思う。
たしかにもどかしいなあ。。。
もっと進展あるかとおもったけど、ああ、こういう感じなのね。
残りのページ数でなんとなく分かっちゃったのがざんねん。
投稿元:
レビューを見る
図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
生後間もなく誘拐され、行方不明になっていた弟が、見つかった。24年ぶりに再会した弟は、亡き父の端整な面影を受け継いでいた。気ままに生きる美しい姉と、アルバイトで生活費を稼ぎながら大学に通う弟。互いに恋に落ちてはいけないと理解しながら、二人は、なす術もなく惹かれ合っていく…。禁断の恋をテーマに、純粋な愛の行方を描く、美しい物語。
この人の書く男の人の清潔感とか、体温の低さはびっくりするくらい、現実味があって空恐ろしい。でも大好きなんですが。
話の展開的にラストは初めから想像しながら読んだとおりでしたが不思議とがっかり感はない。
残されたもののその後のほうが気になるエンディングでした。
投稿元:
レビューを見る
嫌だ、こんなラスト。
「今こそ生きよう、生きてみたい」って澪は、運命を受け入れようとしてたんじゃん。出会うまでも、出会ってからも、二人の精神は対照的なままだったの…?
恋愛小説じゃなくて、恋愛文学ってことなんでしょうか。他の方のレビューにもあった通り、もどかしい…切ない…これ書くのに、感情的な自分を抑えられなかったです。
投稿元:
レビューを見る
何かがぷつんと切れてしまったかのようなラストに唖然。切れたのは主人公達ではなく、作者だ(笑)小池氏らしくない、投げやり、あっけないラストにちょっとガッカリ。
投稿元:
レビューを見る
単行本も文庫も同じ黄色の表紙。
レモンだから他に選択肢がなかったのかもしれない。
難解で表紙以外に感想が書けない。
なかなか読み進まず,1ヶ月かかって完読予定。
図書館に帰さないといけないのに,最後まで結局読み進まないので,旅行用にBOOK OFFで文庫版を105円で購入しました。
文学理解の修業だと思って。
投稿元:
レビューを見る
表紙とタイトル、あらすじを見て購入。
ある意味期待を裏切られた作品。二人の関係性が生々しく書かれてなかったところが逆にドキドキハラハラさせらました!
結末に関しては賛否が分かれるけど、私は嫌いじゃなかったな…読み終えて大分経つけどインパクトがあったせいか未だに場面場面を結構覚えてる☆