投稿元:
レビューを見る
古典文学異例のベストセラーっていうのに惹かれて、よし!読んでみるか!と意気込んで読み始めた本。哲学者ウィトゲンシュタインが最低でも50回は精読したと言うのも納得。1回読んだだけではコメントできない程、深く、深く考えさせられるものでした。 何度も何度も読んでみたいと思わされる本でした。
投稿元:
レビューを見る
新訳いいねえ 読みやすい。
そして、こいつは読み始めたら徹夜しちゃうので、通勤のときだけと決めた。
投稿元:
レビューを見る
訳が良くないかもしれない。
確かに現代に生きている言葉で登場人物が会話をしてくれるが、
そのままつるつると小説の世界を滑っていってしまう印象。
物語の世界観が掴みにくい。
キリスト教の予備知識があるともっと良かった。
大審問官の辺りは面白かったけれど、最後の裁判はすきじゃないなあ。
投稿元:
レビューを見る
最初はなかなか進まんかったけど、
中盤からは一気に読みました。
いや、読まないといけない衝動が!!
'08.1.9読了
投稿元:
レビューを見る
ロシア正教会の考え方に関して、主人公達が論議する場が多く、キリスト教的考えを知る事が出来、おもしろかった。聖書をかじっとくと、面白さも倍増。
ドストエフスキーの著作の中で最も有名で、もっとも完結されなかったことを惜しまれる作品。しかし、この第一の小説だけでもその完成度は高く、一読の価値有り。
兄弟達に関しては、イワンは知的でクール。ミーチャは感情的で情熱に溢れ、主人公のアリョーシャは献身的で万人に愛されタイプ。
この巻で特にお気に入りの場面は、ミーチャの婚約者であるカテリーナと、妖艶な女グルーシェニカのやり取り。
ミステリーでもあり、恋愛小説でもあり、思想小説でもあり、時代小説でもあるこの作品は文学作品のなかで最も優れたものの部類に入る。
投稿元:
レビューを見る
夏の課題図書!読み始めました。感想は「思ったよりも面白い」。きっと新訳になったからじゃないかしら。ぐいぐいとカラマーゾフの世界に連れ込まれる。アリョーシャはホントに可愛らしくって。まずこの1では登場人物一人一人がどんな人物なのかを理解。まだ話は緩やかに進展して行くのみ。でもとってもワクワクした。なんとなく話の流れは知っている物の詳細にふんふんとうなずいている。とにかく、思った以上に面白そう!!
投稿元:
レビューを見る
なかなか面白い。個人的にはミーチャが好きだ。友達の勧めだったが、確かに面白い。多分、訳がいいんだろうな〜とか思いつつ読みふけりました。続きは図書館で借りる予定。
投稿元:
レビューを見る
うーん、消化しきっていないのでなんとも。後半がデスノートみたいだ(って順番逆か)。5巻の解説読んで、やっと読み方知る感じ。しかし勢いよく読めてしまうところはさすが。ドストエフスキーの力か訳者の力かわからんが。
投稿元:
レビューを見る
なんとか全巻読破。
かなり面白かったんですが、面白いと言えるレベルまでちゃんと読めてるのかな……丁寧に読んだつもりなんだけど絶対に読めてないんだろうな。勉強しなおしてリベンジ
投稿元:
レビューを見る
やっぱり洋書は人物なんかがカタカナばかりで苦手かも。1巻目で挫折中…
とはいえ名作として名高いだけに、いつか時間的余裕があるときに気合い入れて読みたいとは思う。
投稿元:
レビューを見る
文学の歴史上、最高傑作との呼び声も高い名作。読書が趣味だと言うのなら避けては通れないが、非常に読みづらく、おそらく歴史上で最も途中で挫折した人の多い作品。俺は基本的に小説は最後まで読むようにしている。2,3ページ読めば、その小説が分かるなんて偉そうに言っているヤツがいるが、そんな分けがない。小説は文章の上手さだけで成り立っているわけではない。全て読んでこそ、評価出来るモノだと思う。
そんな俺が唯一途中で挫折してしまった小説。それがこのカラマーゾフの兄弟だった。そして今回、再チャレンジをしてみることにした。
素晴らしい。何が素晴らしいって訳者の方が素晴らしい。何から何まで読みやすいように工夫されている。こんなに読みやすい小説だったのかと思ってしまうほどだった。最後の解説がまた素晴らしい。感心することしかりである。訳者の方に対して問答無用で星5つを付けたい。
で、内容の方だが、読みやすくなったとは言え、やはり長い。読み終わって分かった事だが、1巻や2巻は最後のための振りである。
その最後の盛り上がりは、時代を感じさせない、まさに名作と呼ぶに相応しい盛り上がりだった。「上巻を読むのに3ヶ月、中巻・下巻を読むのに3日」と言う売り文句があったが、まさにそんな感じだった。
しかし、やはり長い。現代の読み物として考えるなら幾らでも削れる部分がある。「あの登場人物出す意味あったのか?」「あのセリフいらんやろ」
そう思った所が結構あった。しかし、しかしである。これは未完だったのである。読み終わるまで知らなんだ。作者は2部を執筆する予定だった。そもそも最後の最後は完全に2部への振りである。そして、この1部の内容にも2部への布石がちりばめられていると来たもんだ。そんな事言われたら、いらないと思われたセリフも、登場人物も、2部のためのモノと言われたら、批判の仕様も無くなるではないか。ある意味この小説は、未完だからこそ完成してしまった様に思う。
この小説を読み終わったあとの、いの一番の感想は「2部が読みたい」であった。こんだけ引っ張っといて、未完かい!と思わずにはいられない。
1部だけの感想としては星4つ。でも訳者の方の努力で星5つと言った所である。
投稿元:
レビューを見る
ご存知、話題の訳本です。
各巻末にある読書案内が親切で便利です。
「カラマーゾフってどんな本?」「ドストエフスキーってどんな人?」「亀山先生ってどんな人?」
と少しでも興味がある人は一度読んでみてはいかがでしょうか。
個人的には、よりパーソナルな世界を追求した「罪と罰」の方が好きです。
亀山訳がそのうち出ると思いますが、楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
自覚の有無を問わず、無心論者が多い日本において
この小説を読む意義は何なのか、とか考えちゃったりする自分がいるのです
第1部は特に宗教の話多いしね
投稿元:
レビューを見る
亀山郁夫さん訳、評判に違わず、目茶苦茶読みやすいです
何でこんなに読みやすいのか不思議。
「難しい顔をして読むのが名作だ」という概念をぶちやぶってくれますね〜(笑)
投稿元:
レビューを見る
長い、長い、とにかく長い。それが第一の感想。
多くの登場人物、その一人一人が個性的。その個性と宗教や事件がコラボすることで一つの作品ができあがっている。
多くの登場人物の過去・現在に触れるので、時間軸が一定してない。そのためストーリーについていくのが大変と感じることがしばしば。けどそれは筆者の人物一人一人を大切にする姿勢に違いない!!!
正直、何回も読まないと理解できない…
逆に言えば読むごとに発見がある!!!そんな大作だと僕は思う!!!