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愛と勇気と元気を与えてくれる本。どんな状況におかれてもとても前向きでユーモア溢れる主人公。正義は勝つ!って感じの気持ちのいい話。運は自分でつかむものって分かっているから! という最後の言葉。カッコ良かった!
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一気読みできます。面白いです。貧しいウェイターがクイズ番組(ミリオネアのようなもの)で10億ルピー(1ルピーは約2.6円)を稼いでしまいました!でも、学校にも行ったことのない孤児がこんなに難しい問題の答を知っていることはずがない、いかさまだ!と彼は警察に逮捕されてしまいます。そこに現れた謎の弁護士がどうして彼が問題に答えられたのか、その秘密を聞き出していきます…
現代インドの抱える政治腐敗、経済格差、幼児・女性虐待、宗教対立などを背景に、物語は進むのですが…ITで先端を行くインドがクローズアップされている中、どこまでがフィクションか?と。インドの実態を知りたくなった次第です。
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おもしろい、という言葉はふさわしくないかな?ぐいぐい引き込まれて、一気に読んでしまいました!今のインドの現状…なんでしょうか。あまりにも残酷で重い現実が次々に出てきます。が、それに押しつぶされず、前向きに、自分の最大限でぶつかって乗り越えていく主人公が素敵です。運は自分でつかむもの!
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ラム・ムハンマド・トーマスはムンバイに暮らす18歳のウェイター。
彼は、史上最高額賞金を獲得した翌日逮捕された。理由はイカサマをした疑いがあるから!!
この作品は、主人公の生い立ちを振り返るかたちで描かれている。サクセスストーリーと言ってしまうと聞こえは良いが、そこに辿り着くまでには政治、経済、宗教、暴力などの社会問題が大きな壁となって立ちはだかる。
しかし、ラムはそんな逆境もものともしない強い心と優しさと前に進む力、そして一枚の幸運のコインを持っていた。
この作品を読んだら踏み出せないでいる一歩が踏み出せるんではないでしょうか。
また良い物語に出会えました。
ヴィカス・スワラップに感謝です。
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なんだか嫌われ松子みたい。最後はハッピーエンドでそこが違うけど♪って、インドの実情と、どうなんでしょう・・・
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面白い!
「世界16ヶ国語に翻訳された奇跡の物語」「映画化決定!」と帯に謳われていたけど、さもありなんと思います。
こんなにおもしろい本をどうして映画化するのでしょう。もう私は本で十分です。
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インドの作者の本は初めて読んだが、インドの多様性、宗教、貧困問題など色んな事を含めて初めて知るきっかけとなった本だった。ストーリーもすごく面白いし、展開も真新しいので比較的はやく読み終わりました。
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なぜ学歴もないウエイターの少年がクイズで10億ルピーを獲得できたのはなぜか!?
その謎をインドの宗教・貧困などのテーマを盛り込みながら書かれていて、グイグイと引き込んでいく。
映画化も決まっているらしいが、歌って踊ってのインド映画なのだろうか?
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この世界には、一日を生きることに必死な人達がたくさんいるんだ、と実感。
本当に「賢い」ってこういうことだと思う。
児童文学っぽいですが、結構ヘヴィーな描写も多いです。
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外交官が自分の国の現実をフィクションを通して描いている。インドで実際問題になっていることばかり。こんなん書いちゃって良いんでしょか?
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僕の罪は、孤児ごときが、他人の問題を自分の問題として受け止めてしまったことだ。
(P.89)
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ミリオネアのようなクイズ番組。優勝したのは、きちんとした教育を受けていない貧しい青年。教養は勉強ではなく経験なのだ!
おもしろかった!最後がどうなるのか知ってるのに先を読みたくなる。インドの階級差もよく知らないし。いくつか突っ込みたいところもあるけど、出会えて良かった本。
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ページが止まらない!面白い。
ただ、ラストが微妙。そこまで突っ走っていいのかな。映画化されるみたいだけど、映画としてはいいかも。
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インドのお話。外国の話は苦手なはずなのにひきこまれてしまった。率直に感じたのが「記憶力はんぱない!!」ってこと笑。
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映画化されました。
貧困の中でたくましく生きるインドの少年の物語。
インドの現実が描かれていて、考えさせられます。