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表紙の松尾たいこさんの絵と、タイトルにひかれて買いました○
突然失踪した彼女を探しに、周はキーウエストに向かう。
周はルルの足跡を探るうちに、彼女の秘密をしってしまう。
周からの視点と、アツエからの視点で描かれています。
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表紙が可愛くて衝動買い。
恋愛小説となっていたので、苦手分野かと思ってましたが、とても面白かったです。
キューバに行ったことはありませんが、ルルと同じようにその地に立ってその匂いに触れたいと、そんな気持ちになりました。
アツエの章が好きです。
アツエの章は綺麗なだけではありませんが、それでも好きだなぁと思います。
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前半のルルの物語
後半のアツエの物語
ルルの話を通してアツエの物語に関してはすべて知ってしまっているのに、
飽きることはない。
すべてを知ったルルと真実をしらないアツエ。
読んでいると時々「どん」と突き上げるような
苦しみを感じる。
じんわりと涙するというよりも、
突き上げる一瞬の衝撃。
だから目は曇っても涙は流れなかった。
海上鉄道のハリケーンで吹き飛ばされた橋と
キーウエストの緑や青やそれからカラフルと
色褪せたカラフルが全部目の前に浮かんでくる。
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はじまりから中盤までは、手探り状態でもどかしさが続く。
でも、最後の「アツエ」の章を読んですべてが明らかになり感じる切なさは、感情が切り刻まれたように痛い。
全く繋がっていなかったように思えた、アツエと周。しかし、彼女にとっての最期の救いとなる人物は彼だった。誰もがどこかで誰かを支えて繋がっているんだと思わせるラスト。
やはり、ハッピーエンディングでした。
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すごくテンポが良い感じです。
スチームドラムが聴こえてきそうなほど、
想像力をかき立てられます。
私は、好きです。