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タイトルのとおり、「風」の流れを感じる一編。いいよなあ、同級生のライバル。これくらいの年齢の時って、恋とかいってるよりも、汗臭く同級生とつるんでる方が楽しかったなあ、と昔を思い返してみました。
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主人公の努力する姿がいいと思う。
私は、天才でもないのに努力もしないから、いつも中途半端なんだよな。
本当に主人公みたいな努力する努力(笑)をしなければ!!
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あっという間に読んでしまいました・・・。弟にスパイクを買ってあげる健ちゃんは優しいなぁって思う。「走りたい」って強く思う新二の成長がすっごく楽しみ。めちゃめちゃいい話。「最高だ」・・・連との相性が抜群だよねvv
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2007.04. 後半が衝撃的すぎて…。事故、故障はこの2巻あたりでくるだろうとは思っていたけれどすごくショックを受けた。兄弟だから、兄弟以上に想っているから辛い。どうすればいいのか…。やっぱり、走るしかないんだと思う。すごく気になる展開なのに、続いて3巻が読めないのはとても残念。どうなるんだ。
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堂々の1位に驚き。2巻も買って読んだ。相変わらず内容は予想通りで読み応えがない。今から言っとくけど「映画化」なんて考えないでね〜
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【少しずつ陸上経験値を上げる新二と連。才能の残酷さ、勝負の厳しさに出会いながらも強烈に感じる、走ることの楽しさ。意味なんかない。でも走ることが、単純に、尊いのだ】
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1巻で癇に障ったこの文体も、2巻目になると気にならなくなってきた。
しかし、ふと我に返ったときにやはりこの文体が気になってしまう。
第二部は、成長の巻であった。
新二のスプリンターとしての成長と、連の陸上への向き合い方、連の精神面の成長だ。
そして、引退と故障の巻だ。
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新二の成長が凄いなぁと思った。
いろんな事もあったけどやっぱアスリートだなぁと。
でも、健ちゃんがぁっ!
私もちょっぴり胸が痛かったです。
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青春色満載の熱血&爽快高校陸上(短距離)物語・第二部。
文体や口調はほとんど変わっていないのに、何だか変わったような。先輩特有の落ち着きを帯び始めたのか、少し大人びたような、そんな感じが伝わります。
第二部での大きな特徴は二つ。一つは、陸上競技場の、試合の臨場感。もう一つは他者への意識。
人に誇れるほどの大した記録を保持しているわけではありませんが、それでも、本の内容を追いつつ、眼を閉じると、見えてくる。あの時、僕が高校時代に味わった臨場感。
僕が走る側でも、僕が応援する側でも、同じ空気が伝わってくる。
短距離は、いや、短距離に限らず陸上のトラック競技は、速さが全てだから、あっという間に終わってしまう。ショート・スプリントだと特に。瞬く間に、一瞬に。その一瞬の間に生まれるドラマ。数々の想い。何だか懐かしくて、思わず笑みを浮かべてしまいました。
とにかく、本当に一瞬一瞬の想いのはじけ方が凄い。陸上をやっていたから、同じ空気を知っている者だから、その熱い想いが嫌と言うほど伝わってくる。僕は比較的冷めた、遠い視点から物事を見るタチですが、時々、こういう熱に当てられると割と嬉しくなります。
もう一つの、他者への意識。
自分のライバルに向けての想い。「あいつには敵わないよ」とつい昨日まで思っていたのに、一歩、また一歩とタイムを縮めていって、次第にそのライバルも、自分を意識し始めて。恐れ多いと思う反面、「もしかしたら…」という想いも生まれ始める。
更に、淡い恋。はじめはそんな気持ちではなかったけれど、次第に気にはじめる。少し、ほんの少しだけど、距離が縮み始める。高校生特有の、ヤキモキする空気。何だかこそばゆい(笑)
そして、突然のアクシデント。その時、今までに無く他者を心配、いや、意識する自分がいる。色んな意味で。メンタル面でも、フィジカル面でも。
才気溢れる高校生の青春。まだまだ子供のようでも、その内に秘める『想い』の強さは強い。いや、強く成長している。成長しようとしている。
色んなイベントが詰まっていますが、そのイベントを経るたびに、登場人物の色んな『想い』が込められている、そんなふうに思います。
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相変わらず走るシーンの描写はそっけないが、面白かった。
実際こんなものなのかもしれない。
怪我のエピソードでぐっとくる。
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書名 [一瞬の風になれ] ?〜?巻
著者 [佐藤多佳子]
出版社 [講談社]
定価 [??1470円 ?1575円]
コメント・・・
「速くなる」
ただそれだけを目指して走る。
白い広い何もない、虚空に向かって…………。
春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した2人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に2人を変え、そして、部を変える。「おまえらがマジで競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。
久しぶりに小説読みました。
3巻ありますが、ぐいぐい読めます。会話文も多いし、空白も多い。まだ続きがあってもいいくらいです。
主人公含め、チームメイトの成長が読むスピードを速めてくれます。
いわゆる「少年ジャンプ」の方程式=「友情+勝利+正義」がこの作品にもあてはまりますね、ど真ん中が気持ちいい。
試合の記述より、練習のやりとりが多く割かれていて、周りを気遣ったり、自分との戦いだったり、努力、色々な悔しさ、失敗、恋愛禁止の部活内での恋バナだったりが、泣き笑えます、ほほえましい、うらやましい。
「青春とは人生のある時期というのではなく、心のあり方をいうのだ」
と誰かが言ってますが、、、
やはり高校生活にしかない青春はいいですね。
顧問の先生もいいこといいます。
-「コンプレックスってやつは、使い方次第ですげえ武器になるな」-
-「一ノ瀬のそばにいるのが幸運なのか不運なのか、それはおまえの考え方一つで変わってくるぞ」-とか。
単行本で3冊買うのはちょっとね高いね・・・(庶民のオレには)。
図書館か、友達から借りるとか、文庫になるのを待つとかでもいいかも。
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本気で走りたいと思う。読んでる最中ずっとドキドキしてた。陸上やってるからわかる、気持ちがいっぱいつまってる。走りたいって純粋に思える。だいすき。
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電車の中で一気読み その一。挫折や失敗をする度なんだか悔しくなる。すっかり物語りに飲み込まれる…というか、一緒に走っている気持ち。
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沢山取材したというだけあってとてもリアルなお話です。試合の様子や主人公の心情などがより本の中へ読者を引き込んでくれると思います。
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うーんこうきたかという展開。
マイペース天才少年、連が女にふられて、足故障して、最悪の状況の中で先輩のために4継を走るという感情が芽生えた変化が2巻の面白さかなと思っていたけれど、後半でガクンときた。主人公の試練が。こんな試練があろうともやっぱり真っ直ぐに受け止めて乗り越えようとする。本当に真っ当な青春小説だと思う。この小説を読み終えるといつも目の前がきらきらするのですが、これはきっと若者の眩しさに違いない。あーいいなー。