紙の本
現実にある出来事
2020/10/16 11:49
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白く読ませていただきました。ひとつひとつは短いのですが、身に迫るものがあります。そんじょそこらの刑事ドラマとか、推理小説より断然面白いです。
人の住んでいる部屋は、その人の身体一部であり、脳内データの一端が展開されているわけで、部屋の中も、頭の中も、きれいにしておくのは大事なことだと思わずにはいられません。物質的な面だけでなく、親族とか、大家さんとか社会的な関係は死後も影響を持っているんですね。
凄惨なお部屋や、険悪な人間関係に日々遭遇していらっしゃるにも関わらず、というか、日々遭遇しているせいなのか、常にどこか一つでいいからいいところを探そう、建設的な面に目を向けようという姿勢に好感を持ちました。よい死に方をしたかったら、よく生きること!そんなメッセージを感じました。
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「あっ! これが死臭なのか……!!」
日本初の「遺品整理のプロ」の心に深く刻まれた46の壮絶な現場。少子高齢化、遺産相続争い、恋愛のもつれ、遺族の不仲、人に知られたくない性癖……。そこには、人の営みの光と影のすべてが凝縮されていました。
これまでにない新しい視点と独特の語り口で、圧倒的な読後感!
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内容紹介には、日本初の「遺品整理」の専門業者として、さまざまな壮絶な現場を経験してきた著者が記した46の「現実にある出来事」・・・と記してある。自殺したときの現場の後始末は、警察が行うものだと思っていた。孤独死や自殺など、さまざまな人生模様が語られている。腐敗して、人間が液状になったのを処理するというリアルな記述を読むと、ほんとにすごい仕事をしている人がいるものだと思う。
自分の好きなように生きればいい,
ただ、同時に最後(死ぬ時)は人に迷惑のかからないようにしないといけないなと感じた。
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遺品整理の専門業者による現場からのリポート。家政婦は見た的なものを想像していた私としてはヘビーな内容でした。図書館予約数は98(07/01/10現在)です。
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実際にある会社の社長のエッセイ?HPも見てみた。主に変死体などの処理の話、経緯などの説明はなく、たんたんと状況だけが書かれている。思っていたのとは全然違って、怖い・・・
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遺品整理を生業とする人がいたというのは知らなかったし、死者と隣り合わせの仕事を淡々とこなす様は尊敬に値する。ただ、1章1章が短く、ちょっと物足りない感もあるのも事実。Webを本にするのではなく、本職ライターによる追加取材があった方がさらに良い内容になったのでは・・・・
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気持ち悪く感じる人にはムリだけど、わたしはオッケーです。面白くて、ブログもお気に入りに入れています。
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死ぬ事は誰でも訪れる。そして一人では片付けられない。
一寸先は闇。自分でどうしたいか、キチンと道筋位は立てておかないと…と考えさせられる本。
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生きることについて考えさせられました
いろんな去り方があるけど
家族は大切にしないといけないです
なにより1人暮らしのわたしたちは
うかうか死んでられないです
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この本はWebの照会から探したのですが、以前TVでも見た事があります
人の嫌がる部分を肩代わりしてくれる素晴らしい仕組みです。
それだけに、この本に出てくる事例にはショックを受けます、明日はわが身
ビジネスとして大変ですが書いてある通り感謝されるお仕事だと思います。
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内容紹介
孤独死、自殺、殺人…ひとごとのように感じられるかもしれませんが、それらはあなたの隣で起こっていてもおかしくありません。本書は、日本初の「遺品整理」の専門業者として、さまざまな壮絶な現場を経験してきた著者が記した46の「現実にある出来事」。あまりの凄まじさに「覗き見」の興味本位で読み進めていっても、そこからは現代社会が抱えている痛みや狂気が汲み取れます。圧倒的な読後感!
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孤独死、自殺……死んだ人達の「後片付け」をする人の話。
話というより体験談であり、遺族の話や作業員の話等、1話1話は長いものではありませんがとても深く考えさせられるものばかりです。
孤独死は誰にでもありえるものです。
その為に、元気なうちに何が出来るか。今こうしている間にも1分1秒、その時は迫っているのだと何かが訴えて来る作品です。
Blogで書かれているものが書籍化したもので、興味がある方は「遺品整理屋 ブログ」で検索すると辿り着けるかと思います。
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「孤独死」「自殺」「殺人」‥‥
遺品整理専門業者の社長さんが見た、現場の数々。
1現場4ページ程度でも、
それが集まると、
日本が今抱える問題の縮図という感じ。
特に、急増する孤独死の深刻さを感じました。
そして、さまざまな人生があるんだなあということもわかる。
壮絶な現場の表現に気持ち悪くなり、
やるせない死に方に切なくなるけど、
「どんな仕事であっても、この世の中にそれを必要とする人がいる以上、そこにやりがいと充実感を感じることはできる」
という思いのもと、プライドを持って働く筆者の姿に救いがある。
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自分の老後を考えて、身につまされる思いが……。有終の美がいかに難しいか、改めて考えた。
年をとるごとに少しずつ、身の回りを整理して生きるようにしたいと思う。
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遺品整理というよりは、孤独死、自殺した現場をきれいにする仕事があるんだなあと。
たしかに、死後数カ月経過した現場や、血糊が飛び散ってる現場を掃除するのは想像するだけで大変だ。
独居老人の孤独死の問題はこれから増加するのでしょう。
個人的には、1ルームの賃貸住宅投資だけは絶対したくないと思った。