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「図書館内乱」に登場する同名の書籍を実物化したもの。聴覚障害者と健聴者の恋愛譚。こういうストレートなラブストーリーは上手くない。
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『図書館戦争』シリーズから派生した作品。
メールで知り合った男女。一度会いたいと申し出る彼だったが、彼女は会うことを拒む。彼女には会うことをためらう理由があった。それは聴覚に障害があるということ…。
図書館内乱での小牧教官の境遇と近い設定の小説。
彼女を知ろうとする伸と、聴覚障害になり劣等感を抱きつつ彼のその感情を上手く受け入れられない彼女の恋愛100%小説。
なかなかベタベタな恋愛小説だけど、彼の感情の揺れ動きがめちゃくちゃ共感できる。そういう細かいリアリティにギュンギュンきました。いいわ〜。この小説。韓流のようにベタでいいわ〜。
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『図書館内乱』との関連本。
内乱を先に読みどんな話なのか立ち読み(爆)
ベタだけどいい!!
内乱を先に読むよりコチラが先のほうが小牧とまりえちゃんのシーンが劇的でいいと思う。
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レインツリーとはアメリカネムノキ
〜関西出身の伸行は高校時代に読んだ本の結末に納得がいかなくてネットで検索を掛けたら感性の近いサイトに行き当たった。思い切ってメールを送り返信があると無性に遭いたくなる。相手は同年代の女性。でも彼女は聴覚障害を抱えていた。低音域に残存聴覚が残っている感音声性難聴。高校時代のハイキング滑落事故で低い音だけはかろうじて聞こえる程度に聴覚が減退した。隔たりを埋めるように近づいていく。〜図書館戦争がシリーズ化されることになり,図書館内乱の表紙にもなる架空の本だったが,自分でそれを書くことになって新潮社が引き受けた。障害のこと,健聴者による障害者差別のこと,障害者の悩み,同じカテゴリーに括られる障害者間の差別,憤り。テーマは重く,つんぼという言葉だけでも揉めそう。もどかしいコミュニケーション。
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とある本をきっかけにネット上で知り合った男女の率直で純粋な恋物語
意気投合した二人は頻繁にメールで素直な気持ちをさらけ出せる仲に
ある日、会いたいと言い出す彼に、自分も同じ気持ちでありながら頑なに会うのを拒む彼女。
ネット上では流暢な会話をし合える二人だったのだが、実は彼女は聴覚障害者で…。
障害で辛い思いを経験し心を閉ざす彼女が唯一障害を気にせず自由に振舞うことの出来た場所、それがネット。
実際の自分は旨くコミュニケーションが取れないことで彼に嫌われたくなかった。
しかしそんな彼女の心を開かせてくれる彼の存在。いつも直球で紡がれる関西弁の温かい言葉、真正面から障害と向き合い受け入れてくれる器の広い彼にどんどん惹かれて行く彼女だったが、同時に健聴者であるからこその強みだ、と妬ましくもあった。
何度もぶつかり合いながら確実に惹かれあう二人。
喧嘩はいがみ合う為のものじゃなく仲直りする為にある―――。
貴方も大切な人と喧嘩、してますか?
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有川さんという作家を知らずにジャケ借りした1冊でしたが、とってもよかったです。
健聴者と聴覚障害者という2人の恋愛小説だけど、そういう条件一切ナシにしても、恋愛の難しさとか人との関わりとかが率直でリアルに書かれているので面白い。
いろいろ考えさせてもらえる恋愛小説でした。
伸が2通目のメールを1日「寝かせて」送信するあたり、そういう計算しちゃうとこが妙に共感できたのも、一気に読み進められちゃった要因かも。
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きっかけは「忘れられない本」そこから始まったメールの交換。あなたを想う。心が揺れる。でも、会うことはできません。ごめんなさい。かたくなに会うのを拒む彼女には、ある理由があった―。青春恋愛小説に、新スタンダード。
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『図書館内乱』の中に出てきた架空の小説が実際のものに。
先に内乱を読むと、オチが読めてしまうので要注意
有川氏の、武器が標準オプションじゃない話は初めてかも。
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今まであまり、意識した事のなかった聴覚障害。それを、とても強い意志で支えてくれた“伸”に切なくなった。分かり合う為、思い切りケンカしよう。そんな優しい言葉に読んでいる自分が嬉しくなった。出合ったのが、“伸”で、本当に良かった。実際には、ずっと繋がっている事は難しいであろうとは思う。このまま、時が止まってほしいとさえ感じた。ネットで出会った2人というのが現代らしくていい。
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「俺は確かに無知であることで君を傷つけた、でも君は傷つけるために俺を傷つけた――」
久々に「よかった」と思える恋愛小説を読みました。
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自分の常識が相手の常識で無いことを改めて思いました。感動するところが多いのですが、いつも通りあとがきで笑いのつぼに…
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『図書館内乱』に出てくる本。
ドンパチじゃない、普通の恋愛ものを書ける有川さんがスゴイ!!
そして、ただの恋愛小説じゃなくて、痛いとこをグサッっと刺される感じもあります。涙が出た本です。痛みと優しさが詰まった本だと思います!!!
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「図書館内乱」を借りに図書館へ行った。案の定貸し出し中だった。この作者のほかの作品でも読むか〜と軽い気持ちで借りて帰った。どうやら「図書館内乱」に関係ある作品らしいと気付いて「自分ナイス!」と読み始めたら…。ページを捲る手が止まらないって、コレ。色々と考えさせられた。こういう作品に出会うから「読書はやめられん」。
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言葉が多い本。なのにすごいさらーって読めてしまう。。風景というより感情。そういうのあまり好きじゃないんだけど、おもしろかった。
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「図書館内乱」に登場した作品。ふたりのやりとりにハッとさせられました。
どうか幸せになって欲しいと切に願います。