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浅暮三文の器用さには舌を巻くばかり。手堅い作りの短編を作者お得意の遊び心でラッピング。全体の試みに目が奪われがちですが、短編ひとつひとつの水準も高い。読み終わってからワンクッションおいて驚きが伝わってくるようなそんな作品。この「あっ!」って感覚は簡単には味わえないデスヨ。
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(収録作品)それは駅前のベンチで/ポケットは犯罪のために/そして駅前のベンチで/J・サーバーを読んでいた男/さらに駅前のベンチで/フライヤーを追え/続いて駅前のベンチで/薔薇一輪/ずっと駅前のベンチで/函に入ったサルトル/やがて駅前のベンチで/五つのR/最後に駅前のベンチで
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>借りてからめっちゃ時間経ってたり;
なんか表紙が微妙すぎてなかなか手を出す勇気が;
でも面白かったです。短編集だった。色んな短編が入ってるけど一つのストーリーになっていてその策略が面白い。
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この作品にあるのは「びっくりさせたれ」精神だそうです。……はい、びっくりしました。もちろんネタバレになるので、多くは語れません。くれぐれも、しっかりきっちり最後まで読みましょう。
個々の短編としては小粒な感じがしますが。どこまでが(物語中においての)虚構なの? というメタな展開。でもってさらにラストで……やってくれますねえ。